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    • 2月20日は一斉消毒の日です
    •  明日は、一斉消毒の日です。
       
       高病原性鳥インフルエンザについては、今年10月に、北海道内の家きん飼養農場において過去最も早い時期での発生が確認されて以降、14道県51事例の発生が確認されています(令和7年2月19日現在)。さらに、県内においても、昨年12月及び本年1月に肉用鶏農場で発生が確認されました。すでに渡り鳥によって本病ウイルスが広く拡散されており、依然として県内各地でカモ類が留まっていることから、今後も県内全ての農場において発生リスクが極めて高い状況にあります。

       家きん飼養者の皆さまにおかれましては、常在危機の意識を改めて確認いただき、『これまで以上の警戒』をお願いするとともに、次の4項目について『隙なく』『例外なく』対策の徹底をお願いします。
       ① 鶏舎専用の長靴等の使用、鶏舎入り口での手指の消毒
       ② 鶏舎周辺への消石灰散布、草払い等の環境整備
       ③ 鶏舎の破損や防鳥ネットの破れのチェック及び補修
       ④ 飼養鶏についての毎日の健康観察及び特定症状(顔面、肉冠および脚部の浮腫、チアノーゼ、神経症状、まとまって死亡等)が認められた場合の家畜保健衛生所への早期通報。

      また、豚熱については、昨年6月、佐賀県内において、九州では初となる野生いのししでの豚熱の感染が確認され、現在までに佐賀県で54事例、長崎県で1事例が報告されています(令和7年2月19日現在)。本州からの導入豚によるウイルスの侵入リスクに加え、佐賀県内の野生いのししの状況から、県内の養豚農場での発生リスクが極めて高い状況にあります。本州及び四国では、ワクチン接種農場での発生が確認されていることから、農場周囲の防護柵に破損がないか再度点検していただくなど、より一層、農場の防疫レベルを強化していきましょう。

       さらに、アフリカ豚熱については、韓国において継続的に発生していることから、地理的に近い本県へのウイルスの侵入リスクが極めて高い状況にあると考えられます。
      また、口蹄疫についても、アジアの広い範囲で継続的に発生が確認され、県内へのウイルスの侵入リスクが引き続き高い状況にあります。特に、過去本県で口蹄疫が発生した前に韓国での発生が確認されていることから、より一層の警戒が必要です。
      今般のインバウンド需要の高まりを受けて、宮崎空港を発着するソウルとの定期便が昨年12月から週7便に増便され、加えて、台北との定期便が4年ぶりに再開するなど、国外からの航空便やフェリーでの入国者がさらに増加しており、海外からの伝染病侵入リスクがより一層高まっています。防疫の意識を高く持ち、いま一度、畜舎周辺の消毒を徹底するなど、日頃からの発生防止対策の取組を強化していきましょう。


        農家の皆様方におかれましては、飼養衛生管理基準を遵守し、
       不要な人の農場立入の制限、農場及び畜舎専用服・靴への交換、
       消毒の徹底(踏込消毒槽の適切な使用及び消毒薬の適宜交換など)、
       鶏舎の破損や防鳥ネットの破れなどの点検等、
       発生防止対策の取組の一層の強化をお願いします。
        また、口蹄疫の特定症状(泡状のよだれや水ぶくれなど)や豚熱・アフリカ豚熱の特定症状(紫斑、異常豚や流死産の増加、死亡豚の増加等)、不審な野生いのししの死体を発見した場合は、直ちに管轄の家畜保健衛生所へ通報してください。

       家畜伝染病から家畜の命を守るのはあなた自身です。周りの方にも呼びかけ、日本一安全・安心な畜産県を目指しましょう。
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    • 報告日時
    • 2025年02月19日 09:19

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出典:宮崎県「宮崎県メールサービス」