長崎県内の高校生が地域の課題や地球規模の問題について調査・研究し、成果を発表するイベントが長崎大学で初めて開かれました。

「第1回グローカル探究カップ」には県内11の高校からおよそ100人が参加しました。

グローカルは地元＝ローカルと地球規模＝グローバルを組み合わせた造語です。

高校生たちは、およそ半年間、長崎大学の教授や地域住民などの協力を得ながら、地域や地球規模の課題について分析し、解決策を検討してきました。

上五島高校の発表
「特産品を使った新たな名物を作り、魅力を増進することで観光客や人口増加につなげ上五島に活気を出せないかと考えました」

テーマは「人口減少対策」や「ジェンダー」「空き家対策」など様々で、チームごとに探究の結果を発表しました。

上五島高校2年　永田涼華さん
「今回探究をしてみて、1個の商品を作り上げるためにたくさん試作を繰り返す必要があることを改めて知った」

佐世保西高校2年　椎葉太陽さん
「チームとして考えたり行動する難しさを知った」

県と長崎大学では、学校の垣根を超えた発表の場を設け、生徒の探究活動を活発化しようと今回初めて開催しました。

2026年、第2回の開催を計画しています。

テレビ長崎

長崎の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。