
玉造温泉のホテルで集団食中毒 43人が症状訴え飲食業務について営業停止処分(島根・松江市)
松江市の温泉宿泊施設で集団食中毒です。
この施設で会食した43人が下痢や嘔吐などの症状を訴えていたことが分かり、松江保健所はノロウイルスを原因とする食中毒だとして、この施設の飲食業務を5日間の営業停止にしました。
集団食中毒による飲食業務の営業停止処分を受けたのは、松江市の玉造温泉にある「ホテル玉泉」です。
松江保健所によると、3月14日に市内の事業所から「ホテル玉泉において58人で会食し、うち25人程度が嘔吐下痢の胃腸炎症状を呈している」と相談があり、調べた結果、3月12日にホテル玉泉を利用した6グループ43人に腹痛や下痢、嘔吐などの症状があることが分かりました。
患者に入院した人はおらず全員が快方に向かっているということです。
検査の結果、患者と従業員の便からノロウイルスが検出されたことなどからこの施設で提供された和食懐石料理を原因とする食中毒と判断し、3月15日から19日まで5日間の営業停止としました。
TSKの取材に対してホテル玉泉は「ご迷惑をお掛けして大変申し訳ない」としたうえで、この間の宿泊業務については対応を検討しているとコメントしています。
*15日午後6時半時点で検討中

TSKさんいん中央テレビ
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