
「夕食後、だるくてソファに横になってしまう」
「夕方イライラして集中力がなくなり、ついお菓子を食べてしまう」
「昼食後、眠くてだるくてたまらない」
これら1つでも当てはまれば「高血糖症(糖尿病予備軍)」になっている可能性があるという。
糖尿病専門医として40年以上延べ20万人を超える患者を診てきた、“血糖値のプロ”牧田善二医師は、「高血糖を放置することは命を削る」と指摘する。
著書『疲れの原因は糖が9割 健康診断ではみつからない不調の正体』(扶桑社)から「血糖値が高いとなぜダメなのか?」を一部抜粋・再編集して紹介する。
イラストレーターの実体験
本書は、このまんがパートを手がけたイラストレーター・原あいみさんと夫の体験談をベースに、「高血糖」について解説している。
原さんの夫は夕食後ソファで夜中まで寝落ちしてしまったり、毎日甘いコーヒー缶や栄養ドリンクを飲んでいたりするため、原さんが心配していた。
そこで血糖値の変動を持続的にモニタリングできる機器「リブレ」を使って夫婦の血糖値の変動を調査。すると、意外な結果が出る。
食べ物など生活習慣を変えるだけで、数カ月で正常値に戻すことができる「牧田メソッド」を夫婦で実践し、血糖値の改善に取り組むことになる。
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