Co-Design Challengeプログラムは、大阪・関西万博を契機に、様々な「これからの日本のくらし(まち)」 を改めて考え、多彩なプレイヤーとの共創により新たなモノを万博で実現するプロジェクトです。
万博という機会を活用いただき、物品やサービスを 新たに開発することを通じて、現在の社会課題の解決や万博が目指す未来社会の実現を目指します。
Co-Design Challengeプログラムは、当協会が設置したデザイン視点から大阪・関西万博で実装すべき未来社会の姿を検討する委員会「Expo Outcome Design Committee(以下、「EODC」)」監修のもと生まれたプログラムです。
EODCでの検討の結果はEODCレポートをご覧ください。
これからの日本のくらし(まち)をつくる
これからの〇〇をデザインする
社会課題
万博が目指す未来社会
本プログラムは、これまで2回、募集を行いました。
第1弾募集(Co-Design Challenge 2023)はモノの開発、第2弾募集(Co-Design Challenge 2024)は、モノの開発に加え、新たに「地域誘客」の観点でそれらのモノが作られた「日本全国それぞれの土地」の生産現場や工房を公開し、来訪者にものづくりを体感してもらう取組(オープンファクトリー)を募集。
これらの取組を通じて、万博が目指す未来社会の実現を目指します。
「Co-Design Challenge 2023」は、「大阪・関西万博を契機に、“これからの日本のくらし(まち)をつくる”」ことをコンセプトに、「①万博を機会として、新しい「何か」をつくること」「②共創の取組であること」「③デザイン視点で取り組むこと」「④大資本でなくても取り組めること」の4つの特徴を持つ運営参加の特別プログラムです。
「Co-Design Challenge 2023」には、12事業が選定され、アドバイザーや関係団体等と共創しながら、開発を進め、大阪・関西万博での実装を目指しています。
大阪・関西万博を契機に、
“これからの日本のくらし(まち)をつくる”
「Co-Design Challenge 2024」は、「大阪・関西万博を契機に、日本全国それぞれの土地で “これからの日本のくらし(まち)をつくる”」ことをコンセプトに、「①万博を機会として、新しい「何か」をつくること」、「②共創の取組であること」、「③デザイン視点で取り組むこと」、「④大資本でなくても取り組めること」、「⑤地域への誘客に取り組むこと」の5つの特徴を持つEXPO共創事業特別プログラムです。
「Co-Design Challenge 2024」には、11事業が選定され、アドバイザーや関係団体等と共創しながら、提供物品と体験企画商品の開発を進め、大阪・関西万博での実装を目指しています。
大阪・関西万博を契機に、
日本全国それぞれの土地で
“これからの日本のくらし(まち)をつくる”
この他、公益財団法人日本デザイン振興会にもご協力いただいています。
EODC代表。2025年大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター。パノラマティクス主宰。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からニューヨークで活動を開始。2006年(株)ライゾマティクス(現:(株)アブストラクトエンジン)を設立。社内アーキテクチャー部門『パノラマティクス』を率い、行政や企業などの企画、実装アドバイザーも数多く行う。2023年グッドデザイン賞審査委員長。
プロダクトデザイナー。エレクトロニクス商品から日用雑貨、医療機器、ホテルのトータルディレクションなど、国内外のメーカーとのプロジェクトを進行中。受賞歴は、iF金賞(ドイツ)、Gマーク金賞、アジアデザイン賞大賞・文化特別賞・金賞など。多摩美術大学教授。
JIN KURAMOTO STUDIO を主宰。家具、家電製品、アイウェアから自動車まで多彩なジャンルのデザイン開発に携わる。素材や材料を直に触りながら機能や構造の試行錯誤を繰り返す実践的な開発プロセスを重視。iF Design Award、Good Design賞、Red Dot Design Awardなど受賞多数。
graf 代表、クリエイティブディレクター、デザイナー。1993年から活動を始め、異業種が集まる環境と特性を生かした新たな活動領域を開拓している。プロジェクトからプログラムへ、ムーブメントからカルチャーへ育むデザインを目指している。grafでは代表を務めるほか、コンセプターとしてデザインやディレクションを行い、あらゆるデザイン領域の視点から社会を翻訳するようなアウトプットを行う。
早稲田大学で建築を学び、イタリア・フェラーラ大学院にてSustainable City Designを修め、ヨーロッパ・南米・東南アジアなどで地域計画プロジェクトに参画。株式会社リ・パブリックの創業に加わり、2020年より都市・地域のリサーチ・デザインスタジオYET/futuramaを並行して活動。リサーチ、ビジョン構築、組織開発、コミュニティデザイン等を通じて、市民・企業・行政府・大学らとともに持続可能な地域社会に向けたエコシステムの構築に携わる。
POOL INC. クリエイティブ・ディレクター/コピーライター。CM制作から、街づくりや国の戦略構築も行う。「伊右衛門」「PlayStation」「モノより思い出。」などヒットCM多数。多くの企業のCIなどブランディングも手掛ける。 2017年に経済産業省と共に「プレミアムフライデー」を発案。2019年に京都のホテル「GOOD NATURE STATION」、2020年立川「GREEN SPRINGS」などをプロデュース。グッドデザイン賞審査委員、ドバイ万博日本館のCREATIVE ADVISERを担当。
アーティスト/Yamaide Art Office株式会社 代表取締役/BEPPU PROJECTファウンダー。文化庁在外研修員としてパリに滞在(2002~04年)するなど、国内外でのアーティストとしてのキャリアを経て、2005年にBEPPU PROJECTを設立。以降、BEPPU PROJECTが企画し実現した1,000以上の取り組み全てに関わり、国内有数のアートNPOに育てる。2022年3月、BEPPU PROJECTの代表を退任し、Yamaide Art Office株式会社を設立。