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タバコガ類(タバコガ・オオタバコガ)

生態・特徴

トマトの果実を食害するタバコガ類(体長約40mm)
トマトの果実を食害するタバコガ類(体長約40mm)
ピーマンの葉を食害するタバコガ類(体長約40mm)
ピーマンの葉を食害するタバコガ類(体長約40mm)

食害性害虫

タバコガやオオタバコガ等の蛾(ガ)の幼虫は、野菜の葉や新芽、果菜類の果実を食害する。終齢幼虫の体長はいずれも35~40mmで大きさに違いはほぼなく、見分けることは困難。タバコガの成虫は体長15mm以内で、オオタバコガの成虫はひとまわり大きく体長15~20mm程度。成虫の体色はいずれも黄褐色で雌はやや赤みを帯び、オオタバコガは赤色が強めにでる。
1個ずつ産卵し、1匹あたりの産卵数はタバコガで500~600個、オオタバコガの場合は1,000個以上に及ぶため大量発生しやすい。

発生しやすい時期

春から秋にかけて2~3回発生(4~11月)。高温・乾燥が続くと発生しやすくなり、8~10月に被害が増える傾向になる。

発生しやすい植物

ナス、トマト、ピーマン、トウガラシ等のナス科の植物を中心に、オクラ、キュウリ、カボチャ、イチゴ、レタス、キャベツ、ニンジン等の幅広い植物に発生。花き類の芽や蕾も食害。

病害虫図鑑

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