看護師のお仕事

看護師とは、医師の指示の下に患者さんの診断・治療を補助し、看護を行う職種のことをいいます。
看護師は、患者さんと接する時間が最も多いといわれています。それだけに、患者さんが退院される時、ご本人・ご家族に感謝された時、頼りにされている時など、やりがいを感じられる場面が数多くあります。
仕事を通して家族の絆や人生について多くを学べるお仕事です。

歯科衛生士・歯科助手のお仕事

歯科衛生士は、患者さんに対して歯科予防処置・保健指導・診療補助などの歯科医療行為のお仕事がメインになります。
歯科助手は、歯科医のアシスタントとして、治療の準備や受付業務など主にサポート業務を任されます。資格がなくても働くことができ、未経験OKの求人も数多くあります。

薬剤師のお仕事

薬剤師のお仕事は、医師の処方箋に基づいて薬を調剤する調剤業務のほか、患者さんに対する服薬指導や薬歴管理などがメインになります。国家資格を必要とする専門性の高いお仕事ですが、病院、調剤薬局、ドラッグストア、製薬会社、大学など、様々な職場からの求人があります。

介護職員・ヘルパーのお仕事

高齢者や障がい者、病気療養者を介護したり、福祉施設で働いたりと、多岐にわたる福祉のお仕事です。
主な仕事内容は、食事・入浴・排泄などの身の回りのお世話が中心で、資格なしでもできる仕事がたくさんあります。
勤務する施設は、老人ホームや介護施設、デイケア施設が多いようですが、要介護者の自宅を訪問する場合もあります。
高齢化が進む中、介護の仕事の需要は高まり続けています。

医療事務のお仕事

医療事務のアルバイト・パートのメインのお仕事は｢診療報酬明細書｣｢窓口受付｣、｢病棟クラーク業務｣、｢会計業務｣、「オペレーター処理」、｢医療秘書業務｣、｢カルテ管理｣です。
業務範囲はとても広く多岐に渡ります。大きな病院では、担当が分かれていて担当業務のみを受け持つところもありますが、個人医院などでは多くの業務をこなすことが多いようです。
全国どこの病院や診療所、クリニックなどでも経験を活かして働ける、景気に左右されにくいなどの理由から人気を集めるお仕事です。

Yさん/38歳/女性/訪問介護（無資格）
感謝の言葉がうれしい仕事です。

ヘルパー 無資格（訪問介護）の仕事を選んだ理由は？

昔からボランティア活動等をしてきて、何か人の役に立つ仕事がしたいと思い、無資格のヘルパーとして働ける訪問介護の仕事を選びました。仕事は担当するお客様のお宅で買い物や掃除、料理等の訪問介護の仕事をします。主婦でも働きやすい仕事の内容で、難しい事もあまりないです。今はホームヘルパー2級の資格取得に向けて勉強中です。

仕事を通じて身についたスキルは？

限られた時間の中で、訪問介護の仕事をこなさなければならないので、時短の家事のテクニックやスキルが身に付いたと思います。無資格でもできるヘルパーの仕事ですが、やはりそれなりの知識も必要なので、色々と勉強して専門用語やスキルが身に付きました。お宅を訪問するので、自然とコミュニケーション能力や訪問マナーも身に付いてきたような気がします。

やりがいはズバリ！

資格が無くてもヘルパーとして働ける訪問介護の仕事では、直接お客様の役に立つ事ができるので、お客様から感謝の言葉を頂いた時等は、本当にこの仕事を選んで良かったとやりがいを感じます。訪問介護の仕事は、将来的に役に立つ仕事であると思うので、介護福祉士を目指して働き続ける方法もあります。ステップアップしながらやりがいを感じて長く働ける仕事です。

Sさん/30歳/女性/ヘルパー（有資格）
大変な面もありますが、その分やりがいもあります！

ヘルパー 有資格（訪問介護）の仕事を選んだ理由は？

祖母を介護しているときに、とても悩んでいることがありました。それは、衣服の着替えです。お風呂上りにパジャマの袖を通そうとするととても嫌がり、肩や腕が痛いと訴えてきました。介護する側、される側ともに無理の無い方法はないのかと思っていたときでした。新聞の折り込みチラシに載っていたホームヘルパーの養成講座が目にとまり申し込んだ、という出来事がこの仕事を始めるきっかけでした。

仕事を通じて身についたスキルは？

実務的なこととして、要介護者の負担の少ない着替え方や、車いすの使い方、お風呂の入れ方などがあります。メンタルな部分では、体の自由がきかない方の気持ちになって要望を傾聴するおおらかな気持ちを持つことや、たくさんの方と触れ合うので、ある程度のコミュニケーション能力は身につきました。とにかく自分自身が健全でなければ人の介護をすることは難しいのではないかと思います。

やりがいはズバリ！

ありがとうと直接言ってもらえることです。どんな仕事でも、誰かの役にたっているはずです。ヘルパーの仕事は、直接そんな感謝の気持ちを感じることができます。体力的にはきついと感じることがあっても、やはり「ありがとう、またきてね。」の一言がうれしくてたまりません。

Aさん/37歳/女性/介護職 有資格（施設介護）
患者さんからの感謝の言葉でやりがいを感じます。

介護職 有資格（施設介護）の仕事を選んだ理由は？

学生時代から想い描いていた夢の職業だったからです。職場体験で、偶然近所にあったデイサービスに体験学習に行ったのですが、そこで高齢者の方々と関わったときに感じたあたたかい気持ちが忘れられず、介護の仕事をしてみたいとずっと思っていました。そのために社会福祉士の資格も取得し、念願叶って介護職に就けたときは感慨深かったですね。

仕事を通じて身についたスキルは？

介護技術はもちろん、社会福祉士の資格を生かして生活相談員の業務も兼任していたので、高齢者介護に関する知識も身につきました。ご家族の方とのコミュニケーションの取り方、ご利用者様からの悩み相談、ケアマネジャーさんとの連携など、とにかく人と人とのつながりを大切にする仕事なので、それぞれの人に合わせた対応方法も学べたと思います。

やりがいはズバリ！

この仕事の最大の魅力は、利用者様やご家族様からいただく感謝の言葉です。自分が勤務する介護施設に通うようになってから、ご自宅での表情が明るくなったり、ここに通うのが楽しみで仕方ない等という声を直接聞いたときは、本当にこの仕事をやっていて良かったと感じました。こんな自分でも誰かの役に立てるということがありがたかったです。