予算の多くを占めていたテレビCMから、Web動画広告に出稿を寄せたチャレンジ CA西舘:すごくチャレンジ頂いたなと思うのが、Web動画の件です。
パーソルキャリアさんは、
“テレビCM” と “Web動画広告”、両方のプロモーションをされてますが、テレビCM の広告投下比率がほうが高かったのです。ところが、最近、テレビCM をやらずにWeb動画に寄せて頂いた月があって。 その結果として、anがWeb動画に絞った時期、
各競合企業さんの認知度は下がっており、anだけ認知度が上がるという効果が見られました。
広告投下しているテレビCMをWeb動画に寄せてみて頂く提案を、パーソルキャリアさん同様に若年層をターゲット層にもつ他のお客様にもするのですが、
テレビCMを無くすという判断をして頂けるお客様はいないんです。
―テレビCMを無くすというご英断がすごいですね、会社としての。 森田氏:当時、予算の多くを占めていたテレビCMを無くす判断ができたのも、それ以外の
Webプロモーションの獲得領域で改善が進んでいて、効率化できた分の余力があったからです。
なので今回この判断ができたのも、弊社内でのジャッジのみならず、それ以前のサイバーエージェントさんとの取り組みの成果があってのものかなとも思っています。
―嬉しいですね。こういった関係性が築けていた中、当社独自のビジネスインテリジェンスツール「CA Dashboard」のご提案をさせてもらったのが、昨秋のタイミングでしょうか。 CA青木:はい、リリースとともにご提案したところ、「すぐやりましょう」というご判断をいただきました。
―提案して、すぐに決断して下さる会社さんはそう多くないですよね。 CA喜屋武:はい、やはりすぐにご決断いただけるお客様は多くはないかと思います。お客様に合わせてレポートのデザインをしていることが多いため、今まで使用しているエクセルレポートのほうが扱いやすいなどご意見いただくこともあります。
一方で弊社としては、
テクノロジーを活かし、お客様へ新しいユーザー体験を提供していくことにどんどんチャレンジしていきたいと思っています。
今までですと、朝イチで前日実績レポートの確認ができるというのは、なかなか難しい状況でしたが、「CA Dashboard」を利用することで、朝イチで前日実績レポートを確認できるのはもちろんのこと、さらに、外部計測ツールの実績を紐づけた状態で提供でき、リッチなビューでレポートを閲覧いただけるという点が非常に強みです。
※CA Dashboardについて
サイト:https://www.cadashboard.jp/
プレスリリース:https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=21810 使用していたエクセルレポートと外部BIツールから、「CA Dashboard」に集約―社内でエクセルレポートだったものを、「CA Dashboard」に徐々に切り替えていかれたのですか?なお、外部のBIツールも含めて、併用されていたのでしょうか? 森田氏:全部です。元々は、エクセルレポートも外部のBIツールも使い、広告効果レポートを管理していました。それを今回、
エクセルレポート、外部のBIツールの両方を止めて、「CA Dashboard」の一本化をしていきました。
―導入してみて、どんな活用ができ、効いていると感じますか?森田氏:主に、社内の週次の進捗報告は「CA Dashboard」のレポートを使っています。他にも、各担当との日々の進捗確認や、過去・長期と比較し施策効果がどう出ているのか?といったところは「CA Dashboard」で共有し確認しています。
「CA Dashboard」にまとめてからは、複数のエクセルを開いて、くっつけて、自分でグラフを作ってみて、、というような当時の作業はなくなりましたね(笑)。