このレビューはネタバレを含みます▼運命の王子〜好きって言ったのお前だろうが、等、ちょっととぼけててでも強気なところが可愛い受けさん達の作品が大好きで。今作は、ひたすら受けさんがかわいそうでした…
最後まで読んで、ん〜???
と思っていたのですが、みなさん同じようなお気持ちでしたね💦
頼りない父、裏切った母、苦しい胸の内を明かせる相手が居ない紺くんがずーーっと痛々しくて悲しい辛い。
グラス割られてすごく悲しいのは、母への想い、先輩への想いが詰まったものだから。でもそれを同じ想いで見てくれない先輩に傷つく。先輩からすれば、また買えば良い、という単純な気持ちと、紺くんが気にしないようにのつもりだったんだけど、紺くんにはその想いは伝わらない。
少しずつ気持ちがすれ違う。
そして、母の弱さが本当に情けなくて憎いです。
ほんと、なんでお前だけが幸せになってるの?しれっと玉の輿かよ。
自分のせいだと苦しみ続けた紺くん、もっと母を罵っても良いし、大人たちはもうすでに和解して、紺くんだけ置いてきぼりで…ふざけんな💢てなりました。
あと、紺くんに絡み続けてたやつも、そんな、7年やそこら、最終話であっさり許せる?
あんな酷いことされたのに?
クライマックスは2話くらい欲しかったなぁ
再会できたからよかったけど、このまま会わないままだったら、紺くんは先輩に裏切られて傷ついたままだったんだよなぁ…しんどい。
やっとさらけ出せる相手に出会えたと思って、大切な気持ちを伝えたのに本当の先輩は…てなったらもう、本当ならすべてを憎んでしまうよ。
何がモヤモヤするのかあらためて考えると、罪に対しての罰が軽すぎるからなんですよね…
尾薬も、なんなん。もっと傷つけよ。痛い目みろよ。
梅田先生の作品大好きなんですけど、今作はモヤッとが残りました…😩