このレビューはネタバレを含みます▼ルヴェイがナンナがこんな表情で動くんだと原作を思い出しながら興奮して読みました。光バカいやカインリッツや皇太子オーウェン、ミルザさんもうわうわわと挿絵そうだったわと登場人物のビジュアルを見るたびになんだか感動さえ覚えてしまった。イザベラはこんな美人なんやと驚いたりやっぱり光バカは脳筋のもうちょい塩顔がいいんだけどなとかコミカライズの楽しみを堪能しました。
原作を読み込んでいる人ならばこんな風に楽しめると思いますがコミカライズから入ったならば少し分かりにくいかもです。私はストーリーも言葉選びも大好きな作品です。男性陣3人のわちゃわちゃも楽しいし脇役の人たちとの絡みも面白い。天才魔術師ルヴェイの苦悩、ナンナの包み込むような人柄に惹かれ成長していく様は素晴らしい。ただ少女マンガカテゴリーで大丈夫かなとは思います。治療から始まるラブコメですが治療がRシーンになる訳で。ラノベのRシーンはそんなに激しいものではなく2人の思いが感じられる素敵なものです。どちらかというと行為自体はあっさりでお互いを愛しむ感じで初々しく優しい表現で描かれています。ひょっとしたら単行本にRシーンふたりの初めて入ります!という感じになるのかなと思っています。私は無料分しか読んでいないのでなんとも言えないのですがそうならば評価が分かれるのかなと思います。原作全てをコミカライズは難しいし端折ってしまうのは仕方ないとは思いますが上手く仕上げて欲しいなと楽しみにしています。
待ちきれず単話に手をだすのを我慢しながらじっとり単行本まで待ちます。原作の書き下ろしや加筆などあれば狂喜乱舞します。是非考慮して頂けたら嬉しいです。