石破首相、杉田水脈氏の発言に「強烈な違和感」 参院予算委で答弁
石破茂首相は21日の参院予算委員会で、自民党の杉田水脈前衆院議員が過去に述べた「女性はいくらでもウソをつける」などの発言について、「強烈な違和感」があると語った。自民は杉田氏を今夏の参院選比例区で公認することを決めたが、首相は「候補者として言動にはきちんと責任を持ち、心がけてもらいたい」と述べた。
立憲民主党の杉尾秀哉氏に対する答弁。杉田氏は2016年、自身のブログに在日コリアンやアイヌ民族に対する差別的投稿をし、法務当局から人権侵犯を認定された。14年の衆院本会議で「男女平等は絶対に実現しえない、反道徳の妄想だ」と発言したほか、20年には自民党の会議で女性への性犯罪に絡み「女性はいくらでもウソをつける」などと発言した。
こうした言動を重ねてきた杉田氏を公認したことについて党総裁としての見解を問われた首相は、「審査を経て、党の選挙対策本部において決定した。公認するかどうかは、その人の主義信条、あるいは党の姿勢に対する理解、そういうものを総合的に判断して決める」と説明した。こうした党内のプロセスを経た上で「私が判断した」と語った。


































































