馬英九氏を笑顔で迎えた習近平氏、「一つの中国」強調 民進党は反発
中国の習近平(シーチンピン)国家主席は10日、訪中している台湾の馬英九(マーインチウ)前総統と北京で会談した。国営新華社通信によると、両氏は中台が「一つの中国」に属するという原則を堅持することを確認。中国が「独立派」として警戒する民進党の頼清徳(ライチントー)新総統の5月の就任前に、牽制(けんせい)を強める狙いがある。一方、台湾の民進党政権は強く反発した。
人民大会堂の会場に先に入った習氏は馬氏を迎え入れ、約15秒にわたって笑顔で握手を交わした。習氏は馬氏に「お変わりないですね」と語りかけるなど終始笑顔をたたえ、和やかな雰囲気を演出した。
習氏は会談で、「両岸(中台)の同胞はともに中国人だ」と述べ、中台の平和統一を推し進める考えを示した。その上で「鍵は『一つの中国』原則に基づく『92年コンセンサス』の堅持で、核心は中台が一つの国、同じ民族に属するという基本的事実の共通認識だ」と述べた。
一方、馬氏の事務所によると、馬氏も「中身はそれぞれ述べ合う」とする国民党側の前提に触れた上で、「92年コンセンサス」を堅持すべきだと訴えた。「近ごろの両岸情勢の緊張が、台湾の民衆の不安を引き起こしている」と指摘した上で、「両岸の中国人は争いを平和裏に処理する知恵を持っている」と呼びかけた。
なぜこのタイミングで?
両氏の会談は、2015年1…






































































