コロナ禍を経て4年越しで開催実現 大相撲とちぎ場所は大盛況

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根岸敦生
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高安(左から2人目)は子どもをだっこしての土俵入り=2023年12月24日午後1時43分、栃木県栃木市西方町本郷、根岸敦生撮影
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 大相撲とちぎ場所が24日、栃木県栃木市西方町本郷の関東ホーチキにしかた体育館で開かれ、約2200人の観衆が集まった。2020年4月に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の流行で延期され、4年越しの土俵となった。

 3日に始まった冬巡業最終日のこの日、取組前のけいこで熱の入った申し合いが続いた。高安や琴ノ若、宇良などの人気力士が気合の張ったところを見せた。貴景勝、霧島、豊昇龍の3大関は申し合いに参加しなかった。

 出し物も多く披露された。相撲の禁じ手をおもしろく見せる「初っ切り」では、春日野部屋の栃満、和歌桜のコンビが息のあった取組を演じた。髪結いの実演や櫓(やぐら)太鼓の打ち分け、相撲甚句なども観衆の拍手を集めた。

 土俵入りで力士が子どもと土…

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この記事を書いた人
根岸敦生
千葉総局|銚子・旭地区担当
専門・関心分野
大相撲、能狂言、地図