ダム破壊めぐり非難の応酬 国連安保理、ウクライナ問題で緊急会合
ロシア軍占領下のウクライナ南部ヘルソン州ノバカホウカでダムが破壊されたことを受け、米ニューヨークの国連本部では6日、関係国の激しい応酬が繰り広げられた。ウクライナとロシアは互いに相手側の責任によるものだと主張した。民間人にも大きな被害をもたらしているだけに、今後の国際世論の動向は戦争の展開にも影響を与えうる。
国連のグテーレス事務総長は6日午前、急きょ記者会見を開いた。破壊の原因そのものはわからないとしながらも、「はっきりしているのは、これもロシアのウクライナ侵攻による壊滅的な結果だ」と指摘した。ダムの水が欧州最大規模のザポリージャ原発の冷却にも使われていることから、原発への影響も懸念した。
午後4時からはウクライナとロシアの要請を受け、国連安全保障理事会の緊急会合が開かれた。会合では、家を失って支援を必要としている人が少なくとも1万6千人に上る、との報告があった。安全な飲み水の確保といった急を要する課題に加え、農作物への悪影響、地雷や爆発物が水に流された危険性などについても懸念が示された。
■ウクライナ「外から爆破は物…
- 【視点】
真相解明の責任は、一義的には昨年来ダムを不法に占拠し続けているロシア側にあります。根拠を示さずに「ウクライナの仕業だ」と非難する姿勢は無責任でしょう。ウクライナのミサイルによる破壊だと言うのであれば、ミサイルの部品を示すといった証拠を示
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