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【Amazon.co.jp限定】TVアニメ「どろろ」Blu-ray BOX 下巻 (全巻購入特典 描き下ろし四曲屏風(364mm×257mm)・古橋一浩監督絵コンテ メイキングBD・完全版1話・24話絵コンテデータディスク・上下巻収納BOX 引換シリアルコード付)

鈴木拡樹(出演),鈴木梨央(出演),古橋一浩(監督)&0 その他形式:Blu-ray

フォーマット
コントリビュータ鈴木拡樹, 古橋一浩, 鈴木梨央
言語日本語
ディスク枚数2
出版日2019/8/21

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  1. TVアニメ「どろろ」Blu-ray BOX 上巻
    鈴木拡樹
    Blu-ray
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    通常配送料無料
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  3. どろろ 全24話 完全版BOX ,ブルーレイ プレーヤーに 対応
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  4. どろろ Complete BOX [DVD]
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  6. TVアニメ「どろろ」音楽集-魂の鼓動- (2CD+BD) (初回生産限定盤)
    ヴァリアス
    CD
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    残り2点(入荷予定あり)

メーカーによる説明

dororo

【作品概要】

時は戦国。 醍醐の国の主である景光は、 ある寺のお堂で十二体の鬼神像に領土の繁栄を願い出た。 それと引き換えに生まれた景光の世継ぎは身体のあちこちが欠けており、 忌み子としてそのまま川に流され、捨てられてしまう。 時は流れ、鬼神は景光との約定を果たし、国には平安が訪れた。 そんなある日〝どろろ〟という幼い盗賊は、ある男に出会う。

それは、鬼か人か――

両腕に刀を仕込む全身作り物の男〝百鬼丸〟は、その見えない瞳で襲い来る化け物を見据えていた。

【キャスト】

百鬼丸:鈴木拡樹

どろろ:鈴木梨央琵琶丸:佐々木睦

醍醐景光:内田直哉

多宝丸:千葉翔也

寿海:大塚明夫 縫の方:中村千絵

ナレーション:麦人

【Amazon.co.jp限定】TVアニメ「どろろ」Blu-ray BOX 上巻
【Amazon.co.jp限定】TVアニメ「どろろ」Blu-ray BOX 下巻
TVアニメ「どろろ」Blu-ray BOX 上巻
TVアニメ「どろろ」Blu-ray BOX 下巻
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.356
5つ星のうち4.253
5つ星のうち4.356
5つ星のうち4.253
価格¥28,600no data¥16,946¥19,980
Amazon限定特典no datano data
Amazon限定特典内容 「全巻購入特典 描き下ろし四曲屏風(364mm×257mm)・古橋一浩監督絵コンテ メイキングBD・完全版1話・24話絵コンテデータディスク・上下巻収納BOX」引換シリアルコード 「全巻購入特典 描き下ろし四曲屏風(364mm×257mm)・古橋一浩監督絵コンテ メイキングBD・完全版1話・24話絵コンテデータディスク・上下巻収納BOX」引換シリアルコードno datano data
商品形態 Blu-ray Blu-ray Blu-ray Blu-ray
封入特典
封入特典内容 どろろスペシャルブックレット(絵コンテ入り),TVアニメ×舞台「どろろ」スペシャルイベント アニメ特別先行購入抽選券 どろろスペシャルブックレット(絵コンテ入り),TVアニメ×舞台「どろろ」スペシャルイベント アニメ特別先行購入抽選券 どろろスペシャルブックレット(絵コンテ入り),TVアニメ×舞台「どろろ」スペシャルイベント アニメ特別先行購入抽選券 どろろスペシャルブックレット(絵コンテ入り),TVアニメ×舞台「どろろ」スペシャルイベント アニメ特別先行購入抽選券

場面写真

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商品の説明

【Amazon.co.jp限定特典】
<全巻購入特典>
・描き下ろし四曲屏風
・古橋一浩監督絵コンテ メイキングBD
・完全版1話・24話絵コンテデータディスク
・上下巻収納BOX


【商品概要】

発売日:2019年8月21日(水)
品番:VPXY-71722(4988021717229) 価格:26,000円+税
仕様:2枚組(本編第13話~第24話+特典映像)/カラー/ステレオ/リニアPCM/片面2層/16:9<1080i High-Definition>

■パッケージ仕様
キャラクターデザイン・岩瀧智新規描き下ろしイラストジャケット

■映像特典
・スペシャルドキュメンタリー映像:後編
・百鬼丸役:鈴木拡樹インタビュー
・どろろ役:鈴木梨央インタビュー
・先行上映会イベント映像

■封入特典
・どろろスペシャルブックレット(絵コンテ入り)

※仕様・特典等は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。


【TVアニメ×舞台「どろろ」スペシャルイベント開催概要】
タイトル:TVアニメ×舞台「どろろ」スペシャルイベント
開催日:2019年7月27日(土) 114:30~ 217:00~
場所:都内近郊:和光市民文化センター サンアゼリア
出演者:鈴木拡樹、鈴木梨央、千葉翔也、赤塚篤紀、児島功一
※出演者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
チケット代:3,200円(税込)

<抽選スケジュール>
◎TVアニメ「どろろ」Blu-ray BOX 上巻初回生産分 抽選スケジュール
・受付期間:2019年5月22日(水)12:00 ~ 2019年6月9日(日)23:59
・抽選結果発表:2019年6月13日(木)
・入金期間:2019年6月13日(木)15:00 ~ 2019年6月16日(日)23:00
・発券期間:2019年7月19日(金)15:00 ~ イベント当日まで
※舞台「どろろ」Blu-ray&DVD初回生産分の抽選スケジュールとは異なります。

<イベントに関するお問い合わせ>
ツインエンジン どろろイベント担当
privacy_dororo_summer_event@twinengine.jp
※当落選に関するお問い合わせは一切お断りしております。ご了承下さい。

*TVアニメ「どろろ」Blu-ray BOX 上巻の初回生産分、
または舞台「どろろ」Blu-ray&DVD初回生産分をご購入の方のみご応募、またご参加できるイベントとなっております。
詳細につきましては今後随時、公式HP・Twitter(@dororo_anime)にて発表致します。


【作品概要】
時は戦国。
醍醐の国の主である景光は、
ある寺のお堂で十二体の鬼神像に領土の繁栄を願い出た。
それと引き換えに生まれた景光の世継ぎは身体のあちこちが欠けており、
忌み子としてそのまま川に流され、捨てられてしまう。
時は流れ、鬼神は景光との約定を果たし、国には平安が訪れた。
そんなある日〝どろろ〟という幼い盗賊は、ある男に出会う。

それは、鬼か人か――

両腕に刀を仕込む全身作り物の男〝百鬼丸〟は、その見えない瞳で襲い来る化け物を見据えていた。

【スタッフ】
原作:手塚治虫
監督:古橋一浩
シリーズ構成:小林靖子
キャラクター原案:浅田弘幸
キャラクターデザイン:岩瀧智
美術監督:藤野真里
色彩設計:三笠修
撮影監督:大山佳久
編集:武宮むつみ
音楽:池頼広
音響監督:小泉紀介
音響効果:倉橋静男
アニメーション制作:MAPPA/手塚プロダクション
製作:ツインエンジン

オープニング・テーマ:
「火炎」女王蜂
(ソニー・ミュージック アソシエイテッドレコーズ)

エンディング・テーマ:
「さよならごっこ」amazarashi
(ソニー・ミュージック アソシエイテッドレコーズ)

【キャスト】
百鬼丸:鈴木拡樹
どろろ:鈴木梨央
琵琶丸:佐々木睦
醍醐景光:内田直哉
多宝丸:千葉翔也
寿海:大塚明夫
縫の方:中村千絵
ナレーション:麦人

発売元:株式会社ツインエンジン・株式会社バップ
販売元:株式会社バップ

【コピーライト】
どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

【TVアニメ公式Twitter】
@dororo_anime

登録情報

  • 言語 ‏ : ‎日本語
  • 製品サイズ ‏ : ‎30 x 10 x 20 cm; 220 g
  • 監督 ‏ : ‎古橋一浩
  • メディア形式 ‏ : ‎
  • 発売日 ‏ : ‎2019/8/21
  • 出演 ‏ : ‎鈴木拡樹, 鈴木梨央
  • 販売元 ‏ : ‎バップ
  • ASIN ‏ : ‎B07P7K6M5B
  • ディスク枚数 ‏ : ‎2

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
53グローバルレーティング
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。

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5つ星のうち5.0

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イメージ付きのレビュー

原作ファンですが、MAPPAの描くリブートどろろとして楽しめました。
星5つ中5つ
原作ファンですが、MAPPAの描くリブートどろろとして楽しめました。
購入したのでレビューします。 まず、Blu-ray版では放映中おかしな作画や動きが気になるシーンに修正がきちんと入っていたのが個人的に嬉しかったです。 放送中は忙しなくバタバタしてたんでしょうね、お疲れさまです。 Amazonさんの全巻購入特典も満足です。 話としては視聴した方はわかると思いますが、全体的に全てを描ききらず視聴側がある程度想像や個人解釈して楽しむ余地を敢えて作ったような構成になってます。 なので、行間を読んだり想像するのが苦手な方、単純明解な話を好む方には向かない作品です。 この作品は各キャラやシーン毎に様々な想像や捉え方が出来るので、その手の楽しみ方が好きな人にとってはかなり楽しめる構成になってると思います。 リブート作品という事でもちろん原作とは随分話は違いますが、キャラデザインもとても綺麗でMAPPAスタッフによる独自解釈のどろろとして最後まで楽しむ事が出来ました。 決して万人向けではないですが、良い作品だと思います。 素敵な作品をありがとうございました。
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上位レビュー、対象国: 日本

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  • 2019年8月26日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    沢山出た手塚アニメで、良い物も悪い物も観てきた中では、この作品はハードな作りで良く出来たと感じた。
    全体的に暗い話ばかりになっているが、19話「天邪鬼の巻」は気分転換なギャグ回で、劇中でヒョウタンツギやスパイダーが一瞬出てくるのは久しぶりだ!と思いました。
    戦国時代は正に弱肉強食の最たる時代で、弱くなれば滅びるしかない無常な世界の中、領主の醍醐景光が最後の望みとして鬼神と約定を結んでしまう、その成り行きは仕方ない面がある。
    それは鬼神の企みで、国に災いや不幸を導き、領主を追い詰めて生け贄を授けさせるように仕組んだ。
    悪と約束を交わしたって、いつまでも幸せな繁栄は続かないことを物語っており、ヒーロー物のストーリーではよくある話。
    でも、過程に至ってはよく話を深くして、かなり真剣に観ることが出来た作品です。
    よく見ていかないと、途中で話の続きを繋げる一瞬のシーンとかあるので、漠然と見続けると何でこうなるの?と不可解になってしまう。
    一気に全部鑑賞すると疲れて内容を把握仕切れない可能性があると思います。
    ちょっとネタバレになると思いますが、この作品はきちんと完結していると思います。
    どろろが精神面や身体的に成長して更なる姉御肌を発揮し、百鬼丸も失った体を取り戻しながら、より人らしい成長を描いているし、どろろと百鬼丸の距離に一瞬ドキッとさせられるのも面白かった。
    琵琶丸の言葉には一つ一つ重みがあるし、もう出てこないかなと思っていた育ての親の寿海が再登場して、百鬼丸に最後の望みを託す。
    最後の鬼神はどこに居たか?も解明し、全てを失った醍醐景光は百鬼丸に人として生きる事を悟らされ、最後はどろろと百鬼丸は別れるけど、ミオから託された種籾で一面黄金の畑の中で数年後成長した二人は再会するんだなと思わせるシーンで締めくくりました。
    但し、何度観ても理解出来なかったのは後半OPのシーン。
    百鬼丸の体が虫に食われるのは?劇中でそれを思わせるシーンは無かったし、唐突に切り替わるシーンに違和感しか残らなかった。
    前半OPや前後半EDが良かったのに、ここだけはちょっと残念な気がした。
    14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2020年12月23日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    上下巻とも購入した者。
    上巻のレビューにも書いたが作画もストーリーも音楽も高品質。
    未完の作品だけあって、どうやって終わらせるのだろうと楽しみに見ていたが百鬼丸の"生まれ変わりの儀式"みたいな、自身が生まれた燃え盛る城から産みの親と育ての親の手助けにより脱出するシーンが良くできていたと思う。未来に希望が持てる納得できる最終回だった。
    戦闘シーンがとても格好いいし、百鬼丸が初めて自分の目を開いた時の美しさが胸を打った。
    上下巻とも購入して良かった。
    8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2019年6月21日に日本でレビュー済み
    どろろは原作の漫画からのファンでアニメの方も毎週欠かさず楽しみに見ています。
     原作の漫画を下敷きにしつつ原作の中で『口はなくてもテレパシー的なもので会話ができる』
    といったちょっとご都合的すぎる部分を排除し、喋れないからこそうまく伝わらない部分や
    身体障害者として描写されていて、失われた体を取り戻すたびに人間らしくなっていくものの
    逆に痛みを知ったりすることで弱点にもなっていく&鬼神を倒すたびに守られていた
    『かりそめの平和が無くなっていく』という部分がリアルでとてもわかりやすく
    良いアレンジだなと思いました。
     物語も後半に入りようやく百鬼丸も喋れるようになってきました。
    お話の方も救いのないようないろいろと考えさせられるお話があったり、逆にこれからの苦難の前の
    休憩回というか手塚チックでコミカルな原作好きでも納得のオリジナル回が入ったりと楽しいです。

    このレビューを描いてる時点でラスト1話放送直前で早く見たい気もするし、逆にこれ見終わったらおわっちゃうのか…
    という寂しさもありって感じです。

    原作は未完で最後はどろろを残して百鬼丸は旅立ってしまうのですが、今回のアニメ版はそうはならない希望のあるラストのフラグ(みおの残した種もみ&どろろ両親の埋蔵金)は立っているので同じ道は辿らないと期待してます!
    新規アニメ版どろろはどういうラストになるのか楽しみです。

    BOXの上巻を見られた方は安心して楽しめるクオリティになっています。

    追記

    Blu-ray BOX 上巻ですが
     アニメ放送時に公式サイトで公開していた『次回予告』映像が収録されていなかったので
    ※本放送時と同じく一枚絵のエンドカードのみ収録

    今更感はありますが下巻の追加の映像特典で次回予告映像集を入れてもらいたいです。
    わざわざ作ったものがあるのに お高いBlu-ray BOXの購入特典として入れない意味がわかりません
    9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2021年7月20日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    どろろが大好きな長女に、次女と私でお金を出し合ってプレゼント。すごく喜んでくれました。
  • 2019年7月8日に日本でレビュー済み
    2019年8月10日、レビュー内容を大幅修正させていただく。
    視聴2度目にして、ようやくこのアニメの本質を掴んだ気がする。最初のレビューで私は、あえて百鬼丸のテレパシー設定を無くすことで、圧倒的な命の輝きを描いた作品だと書いた。そして人間的にはまだ未熟な青年が、大切な少女の背中を追いかけ、未来へ走っていく物語だと。決して間違いではないと思うが、本質でも無かった。

    父親と鬼神との契約により、百鬼丸は身体の11箇所を奪われる。ストーリーが進むにつれ、鬼神の在り方が少しずつ露わになっていく。欲望、未来への不安、孤独、罪悪感…。心に隙のある者に鬼神は近づく。人の心の弱く柔らかい所につけ込み、人の命を捧げさせる。鬼神に魅入られた者たちは、理不尽で、どこか狂っているように見受けられる。
    百鬼丸も身体を奪われた怒りから、鬼神の炎を身の内に燃え立たせていくが、最終決戦で彼は気づいた。穢れなき魂を持つ弟の胸に、ぽっかりと空く穴。それは母の愛に飢えて空いたものだ。人の心には簡単に穴が空く。鬼神に魅入られた者もまた、ただ普通の「人」だと百鬼丸は知るのだ。

    もう1人の主人公であるどろろが言う。「アニキ(百鬼丸)のように、欲しいものは自分の手で掴むんだ」と。人としての尊厳を奪われたなら、取り戻さなくてはならない。たとえ暗闇を這いずり、涙を流し、その心が血まみれになったとしても。
    だが尊厳を取り戻すことと、復讐することは違う。全てを取り戻したなら許せと、このアニメは言う。理解せずとも良い、ただ許し、未来を与えよと。その相手は、心に弱さがあっただけの「人」なのだからと。

    アニメのラストで百鬼丸は1人旅立つが、その意味合いは原作とは全く異なる。彼はどろろと生きる人生を見据えている。そのためには、身の内に鬼神の炎を残してはならない。どうすれば良いか? 心の穴を無くせば良いのだ。
    百鬼丸はきっと、どろろと歩いた道をもう一度たどる。鬼火の燃える闇の道が、花咲く光の道に変わったと確かめるために。そして、怒りにかまけて見落としたものを手にするために。彼の人生は過酷だったが、人の愛情にあふれ、ささやかな喜びにも満ちていた。温かな記憶を拾い終えたとき、百鬼丸の心は満たされ、「人」としての実感を得るだろう。その先には、どろろと生きる明日がある。彼の手は種を撒き、新しい夢を形作れる。失ったはずの故郷で、彼は幸福に生きていける。
    このアニメにおいて、タイトルが『どろろ』である意味は明確だ。暗闇で見つけた少女こそ、百鬼丸が得た最上級のもの。悲しみや苦しみは無駄では無く、その中で得たものこそ最も尊いという意味だろう。

    必要最低限の描写と台詞回しで魅せるアニメのため、解釈は人によって変わるかもしれないが、私は上記のように捉えた。私には、(百鬼丸と比べれば軽いものだが)積み上げたものを理不尽な暴力で奪われた経験がある。このアニメのラストが腑に落ちたとき、声を上げて泣いた。暗闇に満ちた物語が、金色の稲穂に変わった。このアニメは希望だ。
    ありがとう、百鬼丸。彼のように、私も生きていこうと思う。
    108人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2019年7月3日に日本でレビュー済み
    胸がぎゅっと痛いほど切ない。けど清々しい希望と深い余韻が残る、完璧な終幕でした。
    終わってほしくない、まだまだこの先の物語が見たい、こんな気持ちになったアニメ作品は初めてです。
    原作では尻切れトンボだった身体を取り戻す事、事の発端である父親との決着、どろろの隠し財宝、鬼神の存在理由がしっかり回収されていて、改めて全編通して見ると無駄のない緻密な構成は流石と言わずにおれません。

    鬼神そのものの扱いは比較的あっさりしていて、それに関わる人間側により重点を置き掘り下げているのが良かった。
    漫画の終盤で突如、白土三平風味が加わった方向に行ってしまったのには疑問を感じた部類の人間なので、それを省いた点も良かったと思います。
    どろろは盗人と言うより菩薩の様な存在になっていますが、もし原作通りの悪ガキだったら今作の百鬼丸とはコンビが成立しなかったんじゃないかな。

    ほんっと良く出来てる。下巻が到着したら、また通しで見直して終わってしまった寂しさを紛らわしたいです。
    23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート