アズミ・ハルコは行方不明 [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 高畑充希, 加瀬亮, 蒼井優, 太賀, 松居大悟 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 40 分 |
ディスク枚数 | 1 |
商品の説明
平成27年5月11日午後9時過ぎ。安曇春子(28)、失踪。
主演・蒼井優。高畑充希ほか豪華キャスト共演!
笑いと毒、スリルと愛に溢れた最高にポップな最強の青春サスペンス!
◆蒼井優×高畑充希の超豪華キャスト、集結!
主演を務めたのは、数々の映画に出演し日本アカデミー賞ほか多数の映画賞受賞歴を誇り、
巨匠・山田洋次や岩井俊二を始め、クリエイターからも絶大な指示を受ける女優・蒼井優! !
今回は地方都市に暮らす独身アラサーOLという、等身大ながらも、ミステリアスな物語をリードするタイトルロールを熱演。
更に「とと姉ちゃん」『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の高畑充希が、 自身のイメージを一新するちょっとエッチなキャバ嬢役に挑戦!
◆原作・山内マリコ×監督・松居大悟の最強タッグ!
監督は『アフロ田中』でその実力を世に知らしめた若き鬼才・松居大悟。自ら映画化を熱望したのは
『十六歳はセックスの齢』でデビュー以降、 鮮烈な作品を発表し続ける人気作家・山内マリコの同名小説!
2つの若き才能が出会い誕生したのは、ミステリー映画であり青春映画であり、 リアルな恋愛映画でもある類まれなる快作!
◆第29回東京国際映画祭コンペティション部門 選出作品! !
【あらすじ】
地方都市の寂れた国道沿い。大型モール・洋服店・レンタルビデオショップ・中古車販売店・
ファミレスが並ぶ典型的な郊外の町で、ある日突然28歳のOL安曇春子が姿を消した。
ほどなくして彼女が消えた町には、捜索願のポスターをモチーフにしたグラフィティアートが拡散されてゆく。
時を同じくして出現した、男だけを無差別に暴行する女子高生集団。安曇春子の失踪をきっかけに、交差する2つの犯罪。
これは全て、アズミハルコの企みなのか?ハルコが消えた“本当"の理由とは?
【キャスト】
蒼井 優『家族はつらいよ』『百万円と苦虫女』
高畑充希「とと姉ちゃん」『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』
太賀『淵に立つ』「ゆとりですがなにか」
加瀬 亮『沈黙 -サイレンス-』「SPEC」シリーズ
【スタッフ】
監督: 松居大悟『アフロ田中』「バイプレイヤーズ」
原作:「アズミ・ハルコは行方不明」山内マリコ(幻冬舎文庫)
音楽 :環ROY
主題歌 :チャットモンチー「消えない星」
【特典映像】
予告編
【DVD仕様】
2016年/日本/カラー/本編100分+特典映像(予定)/16:9LBビスタ/片面・1層/
音声1.[日本語]ドルビーデジタル5.1サラウンド 音声2.[日本語]ドルビーデジタル2.0ステレオ/1枚組
※2016年12月3日新宿武蔵野館ほか全国公開作品。
発売元:クロックワークス
販売元:TCエンタテインメント
(C) 2016「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会
※ジャケットデザイン、仕様は変更となる場合がございます。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 83 g
- EAN : 4562474185912
- 監督 : 松居大悟
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 40 分
- 発売日 : 2017/6/2
- 出演 : 蒼井優, 高畑充希, 太賀, 加瀬亮
- 言語 : 日本語 (ドルビーデジタル 2.0 ステレオ), 日本語 (ドルビーデジタル 5.1)
- 販売元 : TCエンタテインメント
- ASIN : B06XHDNB7R
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 96,620位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 944位日本の青春映画
- - 1,100位日本のミステリー・サスペンス映画
- - 4,964位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2019年1月22日に日本でレビュー済み1回観ただけでは何のこっちや・・・です。2・3回繰り返し観るか、原作を読むとかしないと
難しいと思います。蒼井優・高畑充希の名前だけで飛びついた私は?でした。
何となく雰囲気は解かりますが、女子高生の暴力シーンや警官に指でバキューンで倒れる?
春子の抱いてる子は誰の子?他・・・ 皆さんもきっと意味不明だと思います。それはノーマルな
感情でしょう。 理解不能だからと否定的ではダメで、魅力はある、是非挑戦してみて下さい。 - 2017年6月18日に日本でレビュー済み2016年12月3日公開。 監督は松居大悟。
原作は山内マリコの小説。
28歳のOL安曇春子(蒼井優)が失踪し、その尋ね人ポスターを使った
落書きが話題になったりする群像劇。
安曇春子の失踪前、20歳の派手な女(高畑充希)と男2名、男をボコボコ
にする女子高生集団の物語が交錯する構成。 展開が早くて説明が少ない
ので、登場人物の把握がちょっと難しかった。
出てくる男が全員ダメな人達で、その男達に抑圧された女性がいかに自由を
得るかがテーマになってると思う。
男2人がバンクシーのDVDに影響されて落書きを始めるのだが、バンクシーは
ブラーの『シンク・タンク」のジャケットを手掛けた覆面アーティスト。 デヴィッド・
ボウイ、マッシヴ・アタック、オービタルからの依頼は断ってる強者です。
女子高生たちが楽しそうに暴行するシーンが、ハーモニー・コリン監督の『ブリング・リング』
みたいだな~と思ってたら、原作ではラストで女子高生たちが観てる映画が『ブリング・リング』だったらしい。
地方の閉塞感の描き方が面白かったし、全部を説明しないんだけど考えれば大体
わかるくらいの謎の加減が丁度良かったです。 - 2019年1月23日に日本でレビュー済みう~ん、40代半ば以降の中年男性には、伝わりにくく、解りにくいのでは?
変化に対応し切れずセコい既得権益にしがみつくことでささやかな幸せを護ろうとするオジサンたちに優しい物語ではないし、時系列のスクランブル、台詞の聴き取りにくさも気になる。
『アフロ田中』や『男子高校生の日常』で青少年の愚かな青春を見事に切り取った松居大悟監督が、地方で暮らすアラサ―女性の日常をリアルに描こうとすれば、こう成り果ててしまう訳か。
原作である山内マリコの小説は決して悪くはないのに、先に挙げた二作品の特徴だった“アルアル感と意外さの均衡が保たれた緩さ”が弱まり、柄にもなく「表現者として先端にいたい」という欲望に負けてしまった?
まあ製作年度に監督は31歳だったから「自分はまだ中年じゃない」と思っていたかもしれないが、30歳を過ぎたらオジサンの範疇で括られて然るべきだし、年齢を重ねること、オッサンになることに自信と誇りを持つべきだ。
しかし、ヒロイン安曇春子が勤務する会社のクソ男二人の言動は、あまりにもステレオタイプで笑っちゃったが。
バクシーシのネタの三次利用をセンセーショナルに扱うのは黴臭く思え、このようなJKの集団暴走はルーズ・ソックスやブルセラが流行った1980年代半ばならまだしも、2010年代においては有り得ないと思うが、クルマがなきゃ暮らしにくい地方事情や極めて限られた就職先というリアルさ、夢ランド再建のモティーフが“MISSING”という皮肉はなかなか有効に機能している。
「結婚はただの奴隷契約」、「男に復讐してるだけ」、「優雅な生活が最高の復讐である」という台詞や名言の引用に、男性社会へのルサンチマンの深さが窺えるけど、実際はそれほど単純な問題ではなく、もっと根源的な社会システムの硬直性や権威主義の矛盾に目を向けるべきではないか。
しかし、春子が形(なり)振りかまわずに告(こく)るシーンが実に痛々しく、蒼井優ってやっぱり凄い女優なんだろうなと思うし、木南愛菜役の高畑充希のバカっ振りが予想以上に素晴らしいではないか。
「愛菜が死んだら、ユキオは愛菜のことを愛してくれるでしょう?」という如何にも若いヤンキー女性らしい誤った一途さが盛り込まれた台詞に、1987年7月11日、近藤真彦のマンション自室で自殺未遂を決行した中森明菜を見た(急に芸能ニュースっぽくなるが)と言うより、“愛菜(アイナ)”のキャラクター設定は、音(オン)で似通った“明菜(アキナ)”のシニカルなパロディっぽい。
終盤のJKリーダーが架空の銃を撃つポーズをキメる場面はもの凄くカッコ悪いが、ラストで春子と愛菜が対峙するところは爽やかな余韻を残し、未来へ繋がりそうな希望も感じ取られ実に後味が好い。
映画内にある劇場でのJK団体観賞とリンクし、女性数名で観賞後に女子会をやれば様々な感想が出て盛り上がるかも。