ドキュメンタリー作品を作ってコンクールに応募しようと頑張る私立巡ヶ丘学院高校3年生で放送部の窪田 梢（武田 玲奈）と篠原 実咲（上原 実矩）は、エントリーの締切り間近で焦っていた。ホームルームをサボってまで編集をしながらも些細なことで喧嘩をしてしまう2人。しかし、放課後に撮影した保健の佐倉 慈 先生（おのののか）へのインタビューがとても良いものとなり、２人は一転、喜びに浸っていた。そんな中、突然生徒の悲鳴が校内に響き渡る。慌ててカメラを抱え教室に向かう実咲と梢。そのレンズの先にいたものは・・・。(C)NBCUniversal Entertainment Japan

始業前の教室。2年生の原田 璃子（森迫 永依）が登校すると、自分の机は別の生徒たちに占領されていた。璃子は困惑しながらも自分の席であることを伝えるが、無視されてしまう。以前は仲の良かった幼馴染みの高城 真帆（優希 美青）も璃子に意地悪な言葉を投げかける。体育の時間には、体操服を切り刻まれ1人教室に残される璃子。彼女は居ても立っても居られず保健室に逃げ込み、佐倉先生に悩みを打ち明ける。先生に優しく慰められ少し気が晴れた璃子は、意を決してある行動を起こし、真帆のもとへ向かう。そこに突然現れたものは・・・。(C)NBCUniversal Entertainment Japan

演劇部の朝練で体育館に来た3年生の沢渡 ゆかり（桜井 日奈子）は、彼女が以前所属していた映研の部長･山神 弦太（伊島 空）から裏切り者と言われる。一方その朝練では、自分の脚本通りに演じてくれない部員の小泉 風花（小牧 那凪）に苛立ち口論になってしまう。そんな態度を同じ部員の倉橋 菜未（中尾 萌那）にもたしなめられ落ち込むゆかり。昼休みに屋上に上がったゆかりは、そこでひとりで佇んでいた佐倉先生に出会い励まされる。そして放課後、練習のため再び体育館に来たゆかりの前で突然ある映画が映し出される。その作品に込められた山神の想いを知ったゆかりは彼と仲直りをするが、そこに尋常ではない様子の風花と菜未が駆け込んでくる・・・。(C)NBCUniversal Entertainment Japan

シャッターの奥にある謎の小部屋に偶然辿り着いていた、ゆかり、梢、そして璃子と真帆。完全に孤立した状況の中で、真帆の体調が次第に悪化していく。璃子は、逃げようと焦るゆかりと梢に自分の携帯電話を預け外に追い出し、中から鍵を掛けてしまう。傷ついた真帆を抱き締める璃子。一方のゆかりと梢が部屋の外で呆然とする中、突然携帯電話が鳴る。電話の主は佐倉先生だった。その電話により佐倉先生と数人の生徒が無事だと知った2人は、危険を承知で彼女たちの居る場所を目指す・・・。(C)NBCUniversal Entertainment Japan