原子力巡航ミサイル「ブレベストニク」最終試験成功プーチン氏

2025年10月26日 18:09　発信地：モスクワ/ロシア [ロシアロシア・CIS ]

このニュースをシェア

【10月26日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は26日、新型原子力推進巡航ミサイル「ブレベストニク」の最終試験が成功したと発表した。

プーチン氏は軍関係者との会議で「決定的な試験は完了した」と述べ、配備に向けたインフラ整備を命じた。ロシア大統領府はその様子を収めた動画を公開した。

プーチン氏はブレベストニクを「世界の誰も持っていない独自の創造物」と称賛し、射程は事実上無制限とした。

ロシア軍のバレリー・ゲラシモフ参謀総長によると、21日に実施された試験では「約15時間」飛行し、飛行距離は1万4000キロに及んだという。

ゲラシモフ氏は「標的がどれだけ離れていようと、どれだけ高度に保護されていようと、ブレベストニクは精度高く運用可能だ」と述べた。(c)AFP