Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


韓国、初の純国産ロケット打ち上げ 模擬衛星の軌道投入失敗

 発信地:ソウル/韓国 [韓国韓国・北朝鮮 ]

このニュースをシェア

韓国、初の純国産ロケット打ち上げ 模擬衛星の軌道投入失敗
韓国・全羅南道高興郡にある羅老宇宙センターから打ち上げられた初の純国産ロケット「ヌリ号」(2021年10月21日撮影)。(c)YONHAP / AFP

【10月21日 AFP】(更新)韓国は21日、重さ1.5トンの模擬人工衛星を搭載した初の純国産宇宙ロケット「KSLV-II」、通称「ヌリ号(Nuri)」を打ち上げた。だが、文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)大統領は、模擬衛星の軌道投入には失敗したと発表した。

 韓国は宇宙先進国の仲間入りを目指しており、成功すれば世界で7例目だった。文氏によると、打ち上げと3段階の切り離しには成功し、衛星を搭載する先端部の切り離しもうまく行ったが、「模擬衛星の軌道投入は未成功のままに終わった」という。

 高興(Goheung)の打ち上げ場から炎を上げながら上昇したヌリ号は、数分以内に当初の目標高度600キロに達した。

 ヌリ号は3段式で、10年をかけ2兆ウォン(約1940億円)を投じて開発された。重量200トン、全長47.2メートルで、液体燃料のエンジン6基を備える。

 韓国の宇宙開発計画はトラブルの連続だった。2009年と2010年に一部ロシア製のロケットで初の打ち上げを目指したが、2回とも失敗に終わった。2010年は打ち上げの2分後にロケットが爆発し、韓国、ロシア間で非難合戦が起きた。

 2013年には打ち上げに成功したものの、1段目のエンジンはロシア製だった。(c)AFP

環境・科学 一覧へ>
メディア・報道関係・法人の方向け 写真・動画 購入のお問合せ>

関連記事

Top stories

AFPBB NewsAFPBB News

AFPBB Newsに掲載している写真・見出し・記事の無断使用を禁じます。 © AFPBB News


[8]
ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp