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バーティ、プリスコバらがウィンブルドン敗退 セレーナは快勝で8強

 発信地:ロンドン/英国

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バーティ、プリスコバらがウィンブルドン敗退 セレーナは快勝で8強
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テニス、ウィンブルドン選手権、女子シングルス4回戦。ポイントを奪われて落胆するアシュリー・バーティ(2019年7月8日撮影)。(c)Adrian DENNIS / AFP

【7月9日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)は8日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)は6-3、2-6、3-6でノーシードのアリソン・リスケ(Alison Riske、米国)に敗れ、オーストラリア勢としては約40年ぶりとなる大会制覇の夢がついえた。

 世界ランク1位のバーティは、前週まで確実に優勝へと近づいていると思われていたが、フルセットの末に大会から姿を消すことになった。この日は世界1位の座を奪取する可能性があった第3シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)も、同胞のカロリーナ・ムチョバ(Karolina Muchova)と大激戦を繰り広げた末に6-4、5-7、11-13で敗れており、バーティにとってはこれがせめてもの救いとなった。

 オーストラリア勢としては1980年に2度目のウィンブルドン制覇を成し遂げたイボンヌ・グーラゴング・コーリー(Evonne Goolagong Cawley)氏以来の同大会優勝を目指していたバーティは、「受け入れるのはつらいけれど、自分を上回っていた相手に負けた」とコメントした。

 対するリスケにとってこの勝利は、結婚前の思わぬ贈り物となった。リスケは大会後に、インドの元テニス選手ステファン・アムリトラジ(Stephen Amritraj)氏と結婚する予定となっている。同氏は父に元デビスカップ(Davis Cup)代表のアナンド(Anand Amritraj)氏を持つ。

 これが四大大会(グランドスラム)では自身初の準々決勝進出となった29歳のリスケは、「アグレッシブなプレーを心掛けた。アシュ(バーティ)には、そうするしかなかった」とすると、「グラス(芝)で自分の最大限の力を生かせているのは確か。この調子を続けて他の大会でも同じようにいくことを願っている」と語った。

 一方、バーティら上位シードが敗れたことにより、グランドスラム歴代1位のマーガレット・コート(Margaret Court)氏の記録に並ぶ通算24勝に向けて可能性が開けた第11シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は、第30シードのカルラ・スアレス・ナバロ(Carla Suarez Navarro、スペイン)に6-2、6-2で快勝し、リスケとの準々決勝に臨むことになった。

 クレーコートシーズンは膝のけがが影響し、かつてないほど試合や勝利への渇望を強くしているというセレーナは、ウィンブルドンで自身14回目の8強入りを果たした後、「常にわくわくしている」「選手として気持ちが高揚しているのが私の個性。もちろん、まだその気持ちを求めている。そうでなければここに来ていない」と語った。

 その他では、第6シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)が6-4、2-6、4-6で第19シードのジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)に敗れ、通算3度目のタイトル獲得の希望が消滅した。

 ウィンブルドンでは2度目の優勝を果たした2014年大会以来の4回戦に臨んでいた29歳のクビトバが姿を消したことによって、今大会のトップ10シードで生き残っているのは、第7シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)と第8シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)の2人だけとなった。

 スビトリーナは同日の4回戦で、第24シードのペトラ・マルティッチ(Petra Martic、クロアチア)を6-4、6-2で退け、同大会では自身初のベスト8入りを果たした。(c)AFP/Pirate IRWIN

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