楽天、運用型広告プロダクトの配信先とフォーマットを拡充 他社枠含めた一括配信が可能に
楽天グループは、同社が運営するサービスのプレミア枠に掲載できる運用型広告「RMP – Unified Ads」の配信枠とフォーマットを拡充させた新メニュー「RMP – Unified Ads Boost Reach」を9月30日から提供している。これにより、楽天グループの提供するサービスに限らない様々なデジタルメディアに、ディスプレイ広告と動画広告を一括配信することが可能になった。
フォーマットはディスプレイ広告の配信が可能な「RMP – Unified Ads Boost Reach for display」と、コネクテッドTVやスマートフォン端末におけるインストリーム動画広告の配信が可能な「RMP – Unified Ads Boost Reach for video」の2つがある。
新メニューの試験運用にあたり、従来の「RMP – Unified Ads」で楽天グループの蓄積する消費行動分析データに基づいたターゲティングを行い、楽天グループが提供するサービスと楽天グループ以外のデジタルメディアへ同時に広告配信を実施してリーチしたユーザー群を比較したところ、重複率は約7％と低かった。新メニューでリーチの最大化と到達効率の拡大が見込めると判断した。
また、ニーズが拡大する動画メディアへの対応を拡充すべく、他社メディアとの連携強化とフォーマットの拡充を図ったという。
楽天は今後も「Rakuten Marketing Platform」を通じて、豊富なデータとAIを最大限に活用し、企業の持続的なマーケティング活動の支援に注力するとしている。
「RMP – Unified Ads Boost Reach」の概要
概要： 楽天グループサービスのプレミア枠と楽天グループ以外の様々なデジタルメディアに一括で広告を配信できるメニュー
特長：
1．楽天グループのサービスと、楽天グループ以外の様々なデジタルメディアに一括で広告を配信することが可能
2．ディスプレイ広告を配信することが可能な「RMP – Unified Ads Boost Reach for display」と、コネクテッドTVやスマートフォン端末のインストリーム動画広告を配信することが可能な「RMP – Unified Ads Boost Reach for video」の2つのフォーマットを提供
3．試験運用における楽天グループのサービスと楽天グループ以外のデジタルメディアからリーチしたユーザーの重複率は約7％と、リーチの最大化が見込める
主な配信先：
・楽天グループサービス： 「楽天カード」「楽天ペイ」「Super Point Screen」 など
・楽天グループ以外のデジタルメディア： ファッション、コスメ、ニュースメディア、動画配信サービスなど
