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こんな日、狼が走る。

わたくしは美しいものが好きなの。全部わたくしのものよ!女賊黒蜥蜴にロックオンされたら逃れられない、観念なさい。

日本映画「黒蜥蜴」

 

 

原作・江戸川乱歩、脚本・三島由紀夫、主演・美輪明宏(丸山明宏)。身震いするぜ。

 

壁面一杯におどろおどろしくビアズリーサロメが配された秘密のサロンに侵入する探偵、明智小五郎木村功)。宝石商の娘、早苗(松岡きっこ)の誘拐とドデカダイヤ「エジプトの星」強奪を予告する女盗賊、その名も黒蜥蜴の捜査中なのだった。

 

明智小五郎。渋く酒を飲みつつ、只今捜査中の図。

 

サロンには宝石商の父と早苗。そこに妖しい美しさを放出する緑川夫人(美輪明宏)もいて夜を楽しんでいた。早苗は緑川夫人に懐いている様子。が、緑川夫人こそが黒蜥蜴なのだった!

 

どうやったら入れてもらえる?秘密のサロンで踊る黒蜥蜴。

 

原作未読。まんま美輪明宏の為の物語。三島由紀夫が美輪の魅力を引き立てるようセリフを磨き上げて戯曲を書いた。舞台劇が先で、本作で深作欣二監督により映画化された。美輪のセリフと共に様々なファッションで登場する迫力の美輪明宏を楽しむ映画。

 

冷たいマダム感たっぷりの登場シーン。劇中「宝石が似合う人」と言われるのだが、まさしくその通りで、大きな宝石に負けない貫禄の黒蜥蜴。

 

秘密サロンのバックヤードでは銀髪のウェービーヘアに早変わりの黒蜥蜴。

 

「来ました。」「明智!?」明智小五郎が追ってきたとわかり喜々として目が輝く黒蜥蜴。お気に入り明智と面白いことになってきたわ!髪を大きく結い上げた貴婦人風ファッション。

 

子供にはショッキングすぎる子供向けアニメ『妖怪人間ベム』の美女ベラ風の黒蜥蜴。明智小五郎に詩のようなセリフを飛ばして翻弄。

 

警察を攪乱するため、変装して場を去る黒蜥蜴。男装の麗人がドンピシャリの美輪。


黒蜥蜴が剥製用にご所望の若い美女、早苗。演じる松岡きっこの可憐な美しさにビビった。

 

脚本だけでは物足らん!自ら特別出演する三島由紀夫。鍛えた筋肉を見せたい俺、なので、三島由紀夫も剥製になって私設美術館に飾られていた!!肉体美に満足顔の黒蜥蜴。


美輪明宏以外にこの奇天烈な役が出来るか?と思えるほどの嵌りよう。その後も黒蜥蜴を舞台で演じてきた美輪だが、2015年を節目とし黒蜥蜴の舞台を最後にした。

 

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奇人たちのドッカーン!冷戦下の笑えない核爆弾危機ブラックコメディ

博士の異常な愛情または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか

 

 

こういうバカげたことで人類滅亡。どうですか?という皮肉を込めた戦争ブラックコメディ。

 

冷戦時代。真っ当で渋い雰囲気いっぱいのリッパー准将。どうかしてしまったようで、ソ連に核攻撃を仕掛ける狂った指令を出す。政府機関が攻撃を受けた場合の緊急事態を想定して、下級指揮官が命を下せる「R作戦」を勝手に発動。

 

R作戦は敵陣からの偽指令を拒絶するべく、一切の交信を切るというこれまた狂った規定があった。作戦取消が出来ない状況に大混乱。核爆弾を乗せた戦闘機多数がソ連に向かう。ソ連は反撃用の人類皆消滅武器があるという。なんとしても止めないと。

 

米大統領を囲んでどうすべきか対処しようにも時間がない、解決策もない。

 

はい、ドッカーン!という映画なのだけど、核爆弾絡みでコメディと言えどフフフなんて笑えない感じ。Dr.ストレンジラブ始め、奇人らの登場で笑わせどころもわかるのだけど、面白いかって言われれば、そうでもない。え?

 

原作はコメディではないのをキューブリック監督が原作のバカバカしさを掴み取り、コメディ仕上げにしたという。ならば、もっともっと大コメディに振り切ったらよかったのに!なんてな。

 

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トラボルタとニコラス・ケイジ、どっちになる?トラボルタにしとくよ。

フェイス/オフ

 

 

ジョン・ウー監督の出世作と言われる、突き抜け底抜けアクションムービー。

 

刑事ショーン(ジョン・トラボルタ)はクレイジー犯罪者キャスター・トロイ(ニコラス・ケイジ)に幼い息子を殺されていた。ついにキャスターを捕まえたショーンだが、犯罪仲間のキャスターの弟が細菌爆弾をロスに仕掛けていることが分かり、爆弾のありかを探らなくてはならない。繊細な弟は兄キャスターにしか心を開かない。が、キャスターは決死の逮捕劇の中で負傷。瀕死の状態だった。こうなったら、兄キャスターに成りすまし作戦を決行することに。これしか道はないのだ。

 

潜入捜査官ものなんかで立場代わる系ストーリーは色々あれど、これはさらに突き抜けて、外科手術で刑事ショーンと凶悪犯キャスターの姿が入れ替わるというびっくりストーリー。

 

でもここで、んな、バカな。になってしまうと先が進まないので、問題なく可能だよ、ということを博士が説明してくれる。最新の顔型があって、内側は自分だけど、外側に皮一枚キャスター本人から剥がした顔表面を乗せると。お面みたいな感じかな。筋肉とか神経も繋ぐし、問題ないって。ついでにお腹の脂肪も削ってくれる。いいね。

 

一時的に顔を借りるだけ、元に戻すからって。ずいぶん軽い感じに驚くけど、特殊な薬で傷口もすぐに治るって言うんだ。すごい技術なんだ。声も変更できるし、髪の生え際だってうまいこといくんだ。本当にすごい技術なんだ。

 

って、有り得ない設定山盛りにゲンナリしてる場合じゃない。ノルのだ。 なぜなら、ムリヤリ設定の山なのにそれがマイナスになってない。強引に引っ張っていく面白さの方がさらに山盛り。

 

手術場面に興味津々。ショーン=トラボルタの顔表面がレーザーで切られて、ぺろんとトラボルタフェイスが特殊吸盤に持ち上げられる。後で元に戻さなくちゃなので、大きいシャーレにぽとんと落としとく。液体の中でゆらゆらするトラボルタフェイス。

 

どこか冷蔵庫にでも保管しとけばよかったのに、手術室に置きっぱなしなもんだから、自分の顔を取られた瀕死のキャスターが復活して博士を脅迫。ゆらゆらトラボルタフェイスをつけてもらうことに。

 

よし、入れ替わり完了。凶悪犯キャスターがトラボルタフェイスに、刑事ショーンがニコラス・ケイジフェイスに!

 

混乱しそうなものだが、これが全然混乱しない。冒頭に優しさいっぱいのトラボルタとヒャッハー系ぶっ飛び犯罪者のニコラス・ケイジが印象付けされて、入れ替わった後のふたりが顔が変わっても冒頭のキャラクターをきちんと演じ分けているのだった。入れ代わり後のトラボルタにヒャッハーが滲み、ニコラス・ケイジに誠実さが垣間見える。

 

立場が変わったトラボルタフェイスが顔移植を知ってる関係者を焼却。弟に会いに刑務所に入っていたニコラス・ケイジフェイスの潜入調査の事情を知る人がいなくなってしまった。新・刑事となって事件解決しました!とテレビ放送で高らかに宣言するトラボルタフェイス。それを刑務所のテレビで見た時のニコラス・ケイジの絶望フェイスったらない。刑務所では強力マグネットブーツを履かされていて、ロック操作で床とブーツが固定されて動けなくなるっていうギミックが面白い。ニコラス・ケイジフェイスはここから脱走できるというのか?

 

家族も顔移植を知らされてないので、トラボルタフェイスが妻とティーンエイジャー反抗パンク娘と暮らし始める。息子殺しキャスターの追跡で家庭を顧みることができていなかったショーンに代わり、トラボルタフェイスが娘のガラの悪いデート相手をぶっ飛ばすわで、家族に思いっきり関わり始めて新パパとして案外よくやってたりして。

 

派手派手アクションと家族愛たっぷり映画。ジョン・ウーなんで鳩もいっぱい。

 

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水素爆発危機!でも僕らに出来ることは少ない。ただ、ただ逃げるのみだ。

「チェーン・リアクション」

 

 

シカゴ大学で水から作る新エネルギー開発に携わるエディ(キアヌ・リーヴス)は最後のポイントを突破。さっそくチームで実験をしてみると大成功。安全で安くて皆ハッピーなクリーンエネルギーが誕生した!

 

チームで祝杯を上げていると、なにやらハッピー感薄い人物がひとり。財団の人間シャノン(モーガン・フリーマン)はこの新フリーエネルギー誕生により、旧エネルギー関係者から圧力が掛かることを心配していた。

 

株価がどうたらこうたら、、、そんな事、人類の幸せを率直に願う瞳キラキラのバークレイ博士には関係ないのだ。が、そういう善人は消される気配が。その夜、バークレイ博士は闇の組織に殺害されてしまう。殺人とフリーエネルギー完成の隠蔽のため、実験室の水素爆発を故意に起こして事故を装ったのだが、エディがバイクを取りに偶々実験室に戻ってきて、そこでバークレイ博士がビニール袋を被せられて殺されているのを目撃。闇の組織はバークレイ博士殺害の罪をエディに被せ、追い詰めていく。逃げるエディ。どうなる?そして、闇の組織とは一体??というストーリー。

 

これが、、、キアヌが逃げてばっかりなんで、ずっと追っかけっこを見るっていう。

 

そのうち同僚のリリー博士(レイチェル・ワイズ)も加わって一緒に逃げる。追っかけっこシーンはまだまだ続く。こればっかり。雪ぞりに乗ってみたりと色々と逃げのバリエーションを出してるつもりっぽいけど、追っかけっこばっかりよりも肝心の内幕はどうなってるんだ?

 

せっかくのリリー博士役があんまり活躍なしで力にならない感じ。基本エディが手を引っ張って逃げるんで、別々で全力で走る方が早くない?と緊張感も出ない。

 

どうやらシャノンが関わってたらしいんだけど、この人が悪い人ポジションになったり、いい人ポジションになったり、忙しい。敵か味方かこちらをドギマギさせようっていうのか?ごめん、全然ハラハラしなかったよ。結局中途半端な役どころで意味わかんね。

 

せっかくのキアヌ映画だのに、ストーリーがダメ過ぎる。エネルギー装置をあんなに派手に爆発させといて、脅してまた一から作らせるし、バカなの?

こんだけの装置なんだから、これからメンテナンスが必要な事は誰もが理解するところだけど、完成したら用無しとか言ってキアヌ達をすぐ殺すとか、やっぱりバカなの?メンテを舐めないで。

 

もうグダグダすぎて、ダメだ、こりゃ。

 

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夫、殉職。お金がないってどういうこと?家族離散なるものか。私のガッツ一代記を見よ。

プレイス・イン・ザ・ハート

 

 

地味秀作。

 

大恐慌時代のテキサス。エドナ(サリー・フィールド)は酔っぱらった少年に誤って銃殺されて保安官の夫を失う。幼い子供ふたりとどう暮らしていくのかと途方に暮れるエドナに銀行員が訪問。家のローン残高と返済日を知らされ、払えないならばと家の売却を勧められる。

 

そこに流れ者の黒人モーゼス(ダニー・グローバー)が食事と寝床だけでいいから雑用係として雇ってくれないかと現れる。初めは断るエドナだったが、子供の頃から綿花畑で働いていたモーゼスを雇い、綿花栽培で収入を得ることを決意。

 

銀行員に綿花の価格が下がっているこの時代に無謀だと言われ、確実な収入源として、彼の義理弟ウィル(ジョン・マルコビッチ)を下宿人にしては?と促される。戦争で失明したウィルと同居していた銀行員はウィルを追い出せるし、厄介払いといったところ。憎まれ顔マルコビッチ登場。

 

この時代の社会的弱者である未亡人、黒人、障害のある者、幼い子供達。行き場のない者達が共に借金返済の綿花栽培に邁進。

 

そんな中、ハリケーンが家を直撃。畑仕事中で家にはウィルと幼い娘ポッサムのみ。盲目ウィルは階段の手すりを頼りに2階で遊んでいたポッサムを探し出す。畑から走り戻ったエドナはウィルがポッサムの掛け声で階段を一歩一歩降りてくるのを見るのだった。こんな風に弱者であろうとも各人が出来ることでカバーし合う様が自然に優しく描かれていて、共に支え合う様子が心に沁みるのだ。

 

でもやっぱり金額が足りない。。。エドナは綿花収穫の一番乗りに賞金が出ることを知り、なけなしの手持ち資金で綿花摘み人を10人雇い、賞金100ドル(当時の大金なのだと思う)に賭ける。結構なギャンブラー、エドナ。大丈夫?

 

自分も摘むと言うエドナだが、急いで摘もうにも、綿花のトゲで指が切れてしまうんだ。指が切れると、腫れて指の感覚もなくなってしまうし、膝もガタガタになるんだよ。素人綿花栽培人エドナに、そんなの無理だよと賞金計画を諦めるよう言うモーゼス。最初は軽く盗っ人だったけど、家になくてはならない頼れる人になっていくのだった。

 

しかしエドナの決意は固い。この家が無くなったら子供達と一緒にいられるかもわからない。そうなったら、モーゼスもウィルも行くとこないでしょーが!!と、やるしかないんだと捲し立てるエドナの迫力にビビった。

 

こうなったら、指が切れようが睡眠足りないだろうが、突っ走るしかない。小さい子供達も指を切りながらもヘルプ部隊に。

 

初めは神経質に子供のいたずらに激怒していたウィルだったけれど、一家と接するうちに段々と心を開いていく。”俺は俺で”の遠い下宿人スタンスが崩れて、一家に興味と親しみを感じるように。ウィルはエドナの料理はまずいとかなんとかの口実で、綿花摘みで疲れているエドナに食事の用意を代わる優しさをみせる。こういう心の変化が丁寧に描かれている。

 

改めてエドナに「質問していいですか?あなたはどんな見た目なの?」と聞くウィル。言った後恥ずかしそうしたりして。「美人じゃないわ」の答えにちょっとがっかりする。芸達者マルコビッチの微妙な表情の変化に注目。

 

で、この時代でコットンフィールドっていうと、この人達が出てきてしまうんですな。

 

雇われ人モーゼスがエドナ家族へ出来る限りの精一杯の贈り物をするシーンに胸が熱くなった。娘には手作りの人形、息子には欲しがっていたまじないのウサギの脚、エドナには母の形見のハンカチ。家族でも恋愛関係でもない。でも皆と一体だった。モーゼスの気持ちがひしひしと伝わってくる。

 

ラスト。それでも許せと神は説くのだね。それしか真の平穏はないということなのだろうか。そうかもしれないと思いつつ、白い頭巾の人達だけは無理。

 

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高所恐怖症注意。クライミング女子の危機!ボロボロ電波塔でのサバイバルに打ち勝て!

「FALL / フォール」

 

 

軽装女子ふたり、地上600メートルの古いテレビ塔頂上に取り残される。レアケースサバイバルストーリー!

 

切り立った崖でフリークライミングを楽しむ新婚夫婦のベッキーとダン、親友のハンター。が、ダンが谷底へ落下。帰らぬ人となってしまう。1年近く経ち、悲しみの只中から抜けられず酒に溺れるベッキーを元気づけようと、ハンターがクライミングに誘う。

 

ライミング先は今は使われていない古い電波塔。高さ600メートル。そこからダンの遺灰を蒔いて再出発しようということに。

 

楽勝じゃね?フリークライミングが得意なふたりは頂上へ。

 

しかし老朽化した電波塔はボルトが緩み、ボロボロ状態。頂上まで登ったふたりだったが遺灰を蒔いて降り始めた時、ボルトが外れてハシゴが落下してしまった。

 

Nooooooo!ハシゴ落下。下に降りる手段を失い、こんな所でどうサバイブしていくのか?なんとか帰還しようとするふたりに極限状態のピンチが容赦なく襲う。

周りにはなんもない。。。立ち入り禁止区域に勝手に冒険で入ったふたり。誰かが見つけてくれることもなし。どうする?

 

ずっと電波塔の上というレアシチュエーション。さらっと登って帰るつもりだったふたりが軽装、食料も無い中、女子ふたりで考え得る限りの工夫を積み上げていくのが見所。

 

地上600メートルで携帯電話に電波が届かない。紐で吊るして下に垂らすもダメ。地上に落とすことにして、携帯が壊れないように何か箱になるものは?履いていたバスケットシューズ片方に携帯を入れて、ついでにソックスも脱いでクッションに。地上600メートルからだとソックスだけでは心もとない。買ったばかりの高性能ブラを外してめちゃしっかりクッションにしたりして。

 

SNS撮影用のドローンあり。しかしもうバッテリー僅かだ。電波塔の衝突防止灯にコンセントがあるはず。塔の天辺まで登るのはクライミング女子だからイケる!でもコンセントまでコードの長さがあと少し足りない。胸元のネックレスを引きちぎって電気を繋いだり。サバイバルグッズもなし、軽装でどうすると思っていたけど、使えるもの全部動員。

 

ハンターがめっちゃ頼りになる。弱気になるベッキーを励ましたり、ナイスアイデアで危機を乗り切る。

 

脚を切って肉露出しちゃったもんで、匂いを嗅ぎつけたコンドルがちょいちょいやってきて油断ならないし、心配。若気の至りで勝手に電波塔に登ったことは許してくれ。みなで応援頼む。

 

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どんでん返し。ってどんだけ、どんでんすれば気が済むんだ!いい加減にしなさい。

閉ざされた森

 

 

パナマの米軍基地から訓練のために密林に降り立ったレンジャー部隊。大嵐の中レンジャー同士の撃ち合いがあり、殺人と行方不明者が出る。発見されたレンジャー2名は、オズボーン大尉(コニー・ニールセン)と元レンジャー部隊のトム・ハーディジョン・トラボルタ)に事情聴取を受けるが、それぞれの証言が食い違う。真実はいったい?調査を進めると、さらに別の証言が出てくるのだった。。。

 

行方不明の鬼軍曹ウエスト(サミュエル・L・ジャクソン)はどうやら殺されたらしい。

 

ベリーショートがお似合いのオズボーン大尉。黙秘を続けるレンジャーの事情聴取に手こずる。

 

ヘルプ要員トム・ハーディ。黙秘を続けるレンジャーに、俺もレンジャーだったと肩の入れ墨を見せる。腹を割って話そうぜ。

 

密林でいったい何があったんだ?回想シーンが次から次と。

 

で、結局どういうこと??観終わったけど。。。

 

みんな嘘ばっかりつきまくって、さっきまでの話が違うってことになり続けるから、二転三転どころか、五転六転くらいして、結局どういうことだったのか、もうわからん。どんでん返しし過ぎて、もうコロコロどっか遠くへ行っちゃったみたいな気持ちに。ポカ~ン。

 

しかもレンジャー部隊が顔にカモフラージュペイントしてたり、泥だらけだったり、嵐の密林で暗かったりするんで、誰が誰だか整理整頓できないままに話が進む。誰が誰なの?と一生懸命覚えてたのに、途中でイヤ、名前嘘ついてました、なんて言い出して、ざっけんな!パチーンと弾けた。

 

最後ハッピーエンドみたいに粋な感じで終わったんだけど、もう置いてきぼり感すごいのだが。じゃあ、今まで見せられていたもの何だったの?全部嘘なの?でも答え合わせする気なし。ちーん。

 

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