「日本一の紙のまち」紹介 1月29日まで県科博

長田豊
写真・図版
企画展では「セルロースナノファイバー」を使った製品も展示している=2022年12月10日午後0時0分、愛媛県新居浜市大生院、長田豊撮影
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 「日本一の紙のまち」として知られる愛媛県四国中央市の紙産業の歴史や最新技術を紹介する企画展「愛媛の紙産業」が10日、県総合科学博物館(新居浜市)で始まった。来年1月29日まで。

 四国中央市は2004年の市町村合併で発足して以来、パルプと紙、紙加工品製造業の製造品出荷額で全国一が続いている。

 会場では江戸時代に和紙作りが始まり、大正以降の機械化やダム建設による水の確保を経て紙産業の集積地となった歴史を紹介。またパルプを極めて細かく分解した新素材の繊維「セルロースナノファイバー」を使った製品なども展示している。

 月曜休館。年末年始は29日~1月1日休館、2~9日開館、10日休館。常設展示観覧券(高校生以上540円)が必要(中学生以下は無料)。問い合わせは同博物館(0897・40・4100)へ。(長田豊)

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