2016年8月より週刊少年ジャンプ(集英社)で連載され、先日最終回を迎えた大人気マンガ「約束のネバーランド」(原作:白井カイウ、作画:出水ぽすか)。全世界での累計発行部数は2,400万部を超えて、テレビアニメ第2期・海外ドラマなど数多くのプロジェクトが控える大注目作品が実写映画化!
「孤児院で幸せに育てられていた子どもたちは、実は食用児として鬼に献上されるために飼育されていた」という、衝撃的な導入で始まる本作は、「このマンガがすごい!2018 オトコ編1位」(宝島社)、「第63回小学館漫画賞(少年向け部門)」、「マンガ新聞大賞2017」をはじめとした国内の漫画賞に加えて、フランスや韓国でも数々の漫画賞を受賞。従来のジャンプ作品のイメージを裏切りつつも、少年少女たちが力を合わせて圧倒的な「逆境」を乗り越えようとする姿が読者の心を掴み、異例の大ヒット作品へと成長を遂げました。
天真爛漫で誰よりも真っすぐな性格の主人公エマを演じるのは、今後の日本映画を担う成長著しい若手女優の浜辺美波。自身も大ファンだったという本作に出演するにあたって、プレッシャーを跳ね除けて全力で撮影に立ち向かっていくその姿は、監督と原作者から「エマ役には彼女しかいない」とお墨付きがあったほど。現実主義でクールな少年レイ役には、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した映画『万引き家族』への出演が記憶に新しい、城桧吏。理性的でリーダー格の少年・ノーマン役には、『仮面ライダージオウ』の出演で業界関係者の注目を集める、板垣李光人。原作では孤児たちが出荷される年齢が12歳だったのを、映画では16歳に引き上げることで、深みのあるキャラクターを演じることができる俳優が集まり、これ以上無いキャスティングが実現しました。
また、エマたちが暮らす孤児院“グレイス=フィールド”の子供達の最愛のママであり、エマ達のような高い知能を持った子供を育てるママ界のトップオブトップであるイザベラを演じるのは、数々のドラマや映画で主演を務め、様々な役柄で高い評価を得ている北川景子。慈愛と微笑みに満ちた理想的なママの姿と、鬼の手下として冷酷かつ無慈悲な態度でエマ達を追い詰めるという、衝撃的な2面性を持つイザベラ役を怪演。
そして、イザベラの手下のシスターながらに下克上を狙うクローネを演じるのは、今や海外での人気も高く、コメディエンヌとしても注目を浴びている渡辺直美。表情豊かかつ過剰なほどの動作で原作でも異色キャラとして注目されていたクローネ役を熱演。
監督には数々の少年漫画の実写映画化で傑作を生み出してきた、平川雄一朗(映画『僕だけがいない街』、ドラマ「義母と娘のブルース」)。脚本の後藤法子(映画『僕だけがいない街』、ドラマ「嘘の戦争」)と一緒に、ママと子どもたちによる、手に汗握るサスペンスと、感動へと誘う人間ドラマをスクリーンに焼きつけます。