


春の陽気に誘われて桜が咲き始め、
出かけるにも心地よい季節になってまいりました。
さて、入社して8年がたち、
この春から、イベント事業の部署に移ることになりました。
これまでに取材やイベントなどで、
多くの方にお会いして、いろいろなお話をお聞きしてきたこと、
生中継や生放送でとても緊張したこと、
美味しいものや美しい光景に出会えたこと、
(失敗したことも含めて…)
ひとつひとつが大切な思い出です。
今まで、本当にありがとうございました。
これからはイベントの企画立案や運営に携わってまいります。
たまには、場内アナウンスなどもするかもしれません。
みなさまに楽しいひとときを過ごしていただけるような
イベントを考えてまいりますので、
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

福島市下野寺にある佐藤梨園さんに中継でおじゃましました。
こちらは、「花のまちチャレンジガーデン」に参加していて、
個人で手入れをしたお庭を無料で開放しているんです。
夏の低温で開花が遅れていたバラが咲き始めました。
20年ほどかけて1300株まで増やしたそうです。
秋のバラは、日中も気温が高すぎないことなどから
花の色が濃く、長い期間楽しめるそうですよ。
甘い香りに、癒されました!
そして…梨園なので梨の直売所もあり、
口の中に広がる梨の甘い香りにも、元気をもらいました。

何とも言えない美しい緑、女将さんいわく、「只見川グリーン」
先日中継でおじゃました、金山町・湯倉温泉にある鶴亀荘。
会津は新緑の季節を迎えていて、
濃い緑も淡い緑もある一番いい時期だと
女将さんが話していました。
お宿のすぐ脇を流れるのが、
只見川です。
周りの緑を吸い込んだような緑色の川は、
私の大好きな川のひとつです。
少しずつ、時間をかけて、
元通りの美しい姿を取り戻しつつあるようでした。
(この日はあいにくの天気でしたが…)
このお宿の自慢が、お食事です。
ちょうど見ごろを迎えていた藤の花を使った前菜「藤の花寄せ」。
花のちょうど美しい瞬間を閉じ込めたような一品、
花の甘い香りと食感が印象的でした。

前菜の藤の花寄せ。このほかに前菜だけで10品が並びました

都路町でとても人気のあったハム工房が
原発事故の影響で営業を休止していたのですが、
先月、船引町に場所を移してオープンしました!
その様子を取材にいったのですが、
ウインナーやベーコンや、ちょっと変わり種の新商品ソーセージなどが
豊富にならび、いわきや郡山からもお客さんが来ていました。
その様子を今月16日木曜日のゴジてれで放送します!


桑折町の奥州街道沿いは、いま、たくさんの雛飾りで彩られています。
今年で5回目を迎えた「桑折宿雛めぐり」というイベントで、
今回は街道沿いの102のお店や民家がそれぞれの思いをこめて、
軒先などに雛飾りを出しています。
写真は、先日中継でおじゃました、
案内所でもありアンテナショップでもある、「桑折御蔵」の雛飾りです。
厄が去る、という意味をこめて作られた、
猿(→去る)の子どもを表した「さるぼぼ」の人形を1万個ほど作り、
つるし雛として飾っていますが、
震災からの復興の気持ちをこめて、
桑折町の方と、避難している浪江町の方とが一緒に作ったそうです。
丁寧につくられたつるし雛や、綺麗に飾られた雛人形をみていると、
自分が子どものころ買ってもらった、あの嬉しい気持ちを思い出して
心があたたかくなりました。
桑折宿雛めぐりは、3月4日まで開かれています。

