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わちゃぴの音楽教室

初心者向けの作曲方法を紹介しています♪

【弾いて覚える】モントゥーノ(トゥンバオ) Vol.06【練習用MIDIデータあり】YouTube連動

【弾いて覚える】モントゥーノ(トゥンバオ)シリーズのVol.06です。

 

トゥンバオの詳しい解説はこちらの記事を参考にしてください。

 

 

パターンの解説

今回はこのようなパターンを覚えましょう。

 

 

今回は「Key=Am」の【 Ⅰ-Ⅰ-Ⅶ-Ⅶ 】というパターンです。

マイナー系ではよく使われるコード進行です。

このフレーズも定番なので、どこで使ってもパクったなどと言われることはありません。

そのまま使って大丈夫です。

 

 

有名な『情熱大陸』もこれとよく似たパターンですね。

 

ではまず右手だけを見てみましょう。

※見やすくするため先ほどの例からオクターブ下げて解説します。

 

 

今回はいままでのようにオクターブがなく単音のフレーズなので、かなり楽だと思います。

まず「Am7」の【Root】である「ラ」から入り【3rd-5th】の「ド-ミ」と単音で弾きます。

そして次に【7th】の「ソ」を弾いたあとまた【Root】の「ラ」を弾きます。

ここまで使った音は「ラ-ド-ミ-ソ」だけです。

 

 

ようするに「Am7」のアルペジオです。

2小節めも1小節めの最初の2つの音のリズムが少し変わっただけで、音階はまったく同じです。

3小節めは「G7」の【Root】である「ソ」から入り、【3rd-5th】の「シ-レ」と単音で弾きます。

そして次に【7th】の「ファ」を弾いたあと、また【Root】の「ソ」を弾きます。

ここまで使った音は「ソ-シ-レ-ファ」だけです。

 

 

ようするに「G7」のアルペジオです。

4小節めは、3小節めの最初の音2つのリズムが少し変わるだけです。

そして1、2小節めと3、4小節の音型とリズムは全く同じです。

 

 

左手は、まず右手と全く同じフレーズを2オクターブ下げます。

 

 

それを同時に弾けば完成です。

 

作り方

ではキーを変えてあらためて作り方を解説しましょう。

「Key=Dm」でやってみます。

 

 

「Dm7」の【Root】である「レ」から入り【3rd-5th】の「ファ-ラ」と単音で弾きます。

そして次に【7th】の「ド」を弾いたあと、また【Root】の「レ」を弾きます。

「Dm7」のアルペジオということです。

2小節めも1小節めのリズムを少し変えて繰り返すだけです。

3小節めは「C7」の【Root】である「ド」から入り【3rd-5th】の「ミ-ソ」と単音で弾きます。

そして次に【7th】の「♭シ」を弾いたあと、また【Root】の「ド」を弾きます。

これもまた「C7」のアルペジオを弾いただけです。

4小節めは3小節めのリズムが少し変わるだけです。

 

 

左手は右手のフレーズを2オクターブ下げただけです。

 

 

それを右手と同時に弾けば完成です。

 

覚えるための練習法

全てのキーで覚えるのはなかなか大変なので【 Ⅰ-Ⅰ-Ⅶ-Ⅶ 】を連続させ練習してみましょう。

いつもはサークルオブ5thに沿って練習しますが、今回に限っては必要ありません。

 

今回は「Am7」から始めます。

「Am7-Am7-G7-G7」と【Root】が全音下がるパターンです。

このパターンを今回はこのようにつなげてみましょう。

「Am7-Am7-G7-G7」から始まり4小節めの「G7」の【Root】である「G」から半音下がった「F#」を【Root】とする「F#m7」を次のパターンの1小節めと考えます。

そして同じように「F#m7-F#m7-E7-E7」を弾きます。

それを連続させてみましょう。

ドミナント7thコードから半音下がる進行は、裏コードを使ったドミナントモーションということになるので、自然につながると思います。

 

「Am7」から始まるパターン、「Gm7」から始まるパターン、「Fm7」から始まるパターンの3つで全てのキーが出てきます。

3つもパターンがあるので少し大変かもしれませんが、フレーズ自体は簡単なのでぜひ挑戦してみてください。

 

※ 「カラオケ音源」と「MIDIデータ」を貼っておきますのでご自由にダウンロードしてお使いください。

 

それではつなげて弾いてみましょう。

 

EX.1

 

 

カラオケ音源↓

 

 

MIDIデータ↓

 

EX.2

 

 

カラオケ音源↓

 

 

MIDIデータ↓

 

EX.3

 

 

カラオケ音源↓

 

 

MIDIデータ↓

 

さいごに

今回のパターンは【 Ⅰ-Ⅰ-Ⅶ-Ⅶ 】なので使える曲を選びますが、よくあるコード進行なので使える場面は多いと思います。

最初はテンポを落としてゆっくり弾いてみましょう。

片手ずつ練習するのもよいでしょう。

今回のパターンはようするにただのアルペジオです。

ワンコードが続く場合や、今回とは違うコード進行にもとても使いやすいのでぜひマスターしてください。

 

今回の解説動画はこちら↓

 

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ブログやYouTubeで使っているRhodesの音は全てこのKeyscapeを使用しています。

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プロフィール
id:wachapi-music

こんにちは、わちゃぴです。
ふだんは作曲・アレンジ、いろんな歌手のサポートメンバー、スタジオミュージシャンなどをしています。
またMacを使ったDTM、いわゆる打ち込みの仕事も長年やっております。

このブログでは主にピアノを使った作曲やアレンジのノウハウなどを紹介しています。
講師経験も長いのでその経験を生かし、このブログを通じてピアノや音楽の楽しさを伝えていけたらと思っています。
YouTubeとも連動しているため、両方見ていただけるとよりわかりやすいと思います。
ぜひご覧ください。

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