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本はねころんで

早くも届く

 本日は久しぶりにお天気がよろしくて、気温も10度を超えましたので、午前から庭
仕事でありました。ほんの二坪ほどの家庭菜園の土をおこして、肥料と石灰を混ぜて、
さらに鍬とスコップで土をなじませました。たった二坪ほどでも汗をかくのでありま
からして、その昔の農家さんはたいへんでありましたでしょう。
 外で作業をしている時に、郵便やさんの配達があって、そのなかに「本の雑誌」12月
号がまじっていました。今月の配本から、町の本屋さんからの購読をよして、版元か
らの直接購読としたのですが、あっけないほど早くに届いて、先月までの入手の苦労は
なんであったのかです。もっとも入手に苦労するくらいのほうが、本を手にした時の
有り難みはあるもので、「本の雑誌」をこれまでよりもぞんざいに扱わないようにし
なくてはいけません。

本の雑誌402号2016年12月号

本の雑誌402号2016年12月号

本の雑誌」12月号は、2016年の最終刊ですので、今月号限りで連載が終了する面々の
名前があがっていました。当方が毎月楽しみにしていた若島正さんの連載も終わること
になったようで、これは残念でした。
 いつも渋い本を取り上げていた「ロング・リリイフ」の秋葉直哉さんは、舞台を変え
て再登板とのことで、これは楽しみにすることとします。
 本日届いた「本の雑誌」12月号で、これは買って読もうかなと思ったのは都甲幸治さ
んが紹介するもの(都甲さんも交代するようで、これも残念)です。
来福の家 (白水Uブックス)

来福の家 (白水Uブックス)

 元版は2011年に集英社からでたものとのことです。「しばらくは入手困難」であった
ものが新書版で復活。なるほど中古本市場では、それなりの値段がついていますので、
これは歓迎されるでしょう。どっかで手にすることができるかな。  

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