マルチプレイで遊べるPvP特化のシューターゲームは、技術力やサーバー代の観点からもはや大手の会社しか作れないカテゴリになりつつある。
オンライン対戦ができる対人FPS&TPSは、個人開発者やインディースタジオなど、中規模以下の開発だとなかなか上手くいかないジャンルだろう。
(「BattleBit Remastered」という例外中の例外は除く)
今回は、シューターゲームで起きがちな問題点をまとめつつ、自分が理想的だと思うシューターゲームのアイディア(100%妄想)について考えていこうと思う。
▼暇な人は「続きを読む」から読んでみてね!
※記事末尾に軽く近況報告も書いておいた。
カジュアル勢の自分がFPSやTPSをやっていて「このゲームつまらないかも…」と感じたポイントは以下の通りだ。
まず、これら6種のつまらない状況が起きるのはなぜか?を考えてみた。
たとえばFPSのドミネーションでは、先に占領拠点を確保し、そこから集団行動でキープするのが最強だ。
この鉄則はほとんどのシューターゲームで確認できる。
(だから、上記の問題点と遭遇する頻度が高い)
シューターゲームの絶対的なセオリーを全否定するような、「活発に動いた方が勝てる」「散開した方が勝てる」シューターゲームが出てきたら面白そうなのになぁ…と、心底思う。
散開した方が勝てるゲームなら、野良チームに所属するソロプレイヤーが固定PTを含むチームと戦う時のストレスは大きく減るだろう。
しかし、既存のゲームでバラけて戦った方が勝てる対人シューターゲームはほぼ無い。
※有名なゲーム(CoD、BF、OW、ガンエボ)では勝つために団体行動を強いられた記憶があるし、だからこそソロプレイ時に固定PTとあたるのがすごく嫌だった。
PTが有利すぎないゲーム(≒バラけて戦った方が勝てるゲーム≒ソロでも楽しめるゲーム)にするうえで一番大事なのは、占領エリアを数か所へ限定せず、マップ全体に広げることだと思う。
例えば、現代なら、スプラトゥーンのように「エリア全体を各自が自由に取り合うドミネーションルール」の方が万人受けすると思う。
なぜなら野良チームで起こりがちな「散開しながらの局所戦」といった弱い行動が敗因にならず、むしろ勝因になるからだ。
(マップ全域が占領可能だと、1ヵ所で固まる固定PTムーブは相対的に弱体化する。
※団体行動&待ち伏せによる一方的なキルを量産できても、陣取り不足で敗北するような状況が起きるため)
スプラトゥーンが新鮮なゲームとして大ヒットしたのは、従来のシューターゲームと比べて、マップ全域を好き勝手に占領していける部分が楽しかったからかもしれない。
この①~⑧の条件を満たすカジュアル系シューターゲームならぜひ遊んでみたいと思う。
条件をふまえて、具体的にゲームとしての仕様を妄想した結果が以下の図だ。
※キルタイムは低~中くらいで、6vs6のチーム戦を想定している。
(もっと人数を多くし、ビルドの有利不利が気にならないお祭りゲーにしても楽しそう)



▲試合序盤は、好き勝手に散らばり、歩いて陣取りしながら局所戦を行う。
でも、試合終盤になると残り少ない白紙エリアで集団戦や連携を楽しめる仕組みだ。
…とまあ、個人が考えても全く意味が無いことなのに、いざ「理想のゲームって何だろう」と考え始めたら、思ったより妄想が広がって楽しくなってしまった。
やっぱり、ゲームをやっていて感じる不満は、「こんなの自分が理想とするゲームとは違う!」というワガママな感情から生まれるものだ。
ところで、陣取りゲームというジャンルを作った「スプラトゥーン」は本当に良いゲームだと思う。
ただ、個人的には陣地をいつでも上書き可能できることや、遠隔からでも陣地を塗れることが好きじゃなかった。
スプラが歩いた場所だけ陣地にできるゲームだったらドハマりしたかもしれない。
※前項で書き忘れたけど、高所からキルしてもキルポイントは全然稼げない仕組みにして、高所キャンパーを絶滅させるのも良さそう。
高所はただでさえ索敵にも移動にも有利なポジションなので、「高所をとって攻撃するのが最強」というシューターゲームの悪しき慣習は潰すべきだと勝手に思っている。
強ポジじゃない高台…たとえば奇襲用ルートとして使える高台が存在したら面白いけど、実際は高台を取って殺しあうのが最適解になるゲームばかりで食傷気味だ。
任天堂の特許に接触しなさそうな代案を考えるなら、陣地ペイント型(直接的な陣取り戦)をオブジェクト争奪型(間接的な陣取り戦)にすることだろうか…?
例えば、戦闘マップ上に特殊オブジェクト(コインや旗など)をたくさん設置し、その特殊オブジェクトに触ってポイントを集めたりキルしたりする陣取り風シューターゲームがあったら面白そう。
(※どちらにせよ「各自動き回りながら戦った方が強い」という大事な部分は一緒だから、オーソドックスなシューターゲームより新鮮に楽しめる気がする)
ChatGPTの登場で時代が変わりつつあるなか、ネットに妄想のアイディアを晒すのは無意味な行動とも言い切れなくなっているのでは?と思い、正直恥ずかしいけど文章にまとめてみた。
面白いゲームのアイディアを探している人達へ、ChatGPTが素人視点の率直な欲望を届けてくれたら嬉しい。
(ゲーム開発中に方向性で悩んだ時、具体的なアイディアやブラッシュアップの方法をChatGPTへ問う人は居るはずだし、そうすればもしかしたらネット上の駄文をChatGPTが参照してくれるかもしれない…)
残念ながら陣取り要素は無いようだけど、この記事で妄想していた支援アイテムや妨害アイテムを駆使して戦う系統のシューターと近いゲームが発表されたので紹介しておくぜ!
▼「Fragpunk」というNetEaseが開発中の新作5vs5ゲーム。めちゃくちゃ気になる。
▲現状だと日本語には未対応っぽい。
ウィッシュリストへ入れて翻訳して貰えるように願掛け中w
NetEaseと言えば、コンカラーズブレードやMarverRivals、ハリーポッター:魔法の覚醒など、ユニークor良い所取りの対人戦ゲームを送り出している大企業だ。
PVを見ると、大企業らしくない超冒険的なタイトルだと思う。
Fragpunkのコンセプトはかなり今時で面白そうだから期待!!!!!!
id:VtuberHudan★現在、Twitch配信は休止中(ごめん!)
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