「五・七・五」の頭の五文字(冠頭・冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。九月三十日(
日曜日)
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彼岸花 見るたび聞こえる亡父()の声 みどり 亡き父は正真正銘の音痴でしたが、酔えば歌う人でした。 「赤い花なら マンジュ~シャ~
ゲ~(曼珠沙華)♪」 しみじみとした歌声が今も鮮明に甦ります。
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彼岸花 お墓参りと秋の風 けいこ テスト期間中お墓参りに行けなかったので、今日は、母となむ王子とでお墓参りに行く予定
です。明日の冠頭は「お線香」でお願い致します。

彼岸花、別名曼珠沙華。最近、あちらこちらで咲いているのを見かけます。遠目には炎のように見えます。北国育ちの私には馴染みのない花でしたが、嫁して三十有余年、この花を見ると秋を感じられるようになりました。遠くから見ることの多いこの花のアップを、HP「信州デジタル日記」のkazeさんからお借りしました。造化の妙と言いましょうか、まことに美しい...。
「ヒガンバナ(彼岸花:ヒガンンバナ科。別名:曼珠沙華)、どこでも見られますが、花は見事な造形です。自然の持つ不思議です。花はきれいですが毒草。動物もこの花は食べません。花が終わってから葉が出ます。この花が咲くと彼岸が来て、秋も真っ盛りです。」(kazeさん)