2011年7月12日(火曜日)
今年も会えた浄台蓮西巣鴨駅近くの仏教系大学の池にある三株の蓮を毎年観察しています。
去年は7月初めから訪問して、蕾・開花・落花と眺めさせてもらいました。
今年もそろそろ開花の兆しがあるのではと行ってみましたが、遠目には葉っぱが見えるだけ…

石橋の脇にある一株を覗くと蕾が二つ、そして既に散ってハチスになっているのが一つ。

ここの蓮は浄台蓮(じょうだいれん)という最も蓮らしい蓮で、江戸時代にはたいへん人気が
高かったそうです。
薄紅色で、花びらは一重です。隣の株の葉っぱの陰に開いていました。

池を渡った橋の向こうの地面に埋めた甕に育つ一株はいちばん背丈が高いのですが、開花は
いちばん遅いのです。今年も、天空にアンテナを立てたように茎を高く伸ばしています。
Hiraita Hiraita(蓮): Yuko Sasama