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闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No451

2021年 04月 17日

前に投稿したことのある「靴擦れ」のその後。注意はしていたのですが、靴の底の穴あきで急遽、履く用途を変更したら・・。   「関節を動かす」ためには関係する筋肉のどれかを必ず弛緩させる必要があります。   筋肉に収縮命令を出しているのは運動神経系興奮ニューロンの興奮です。この興奮は普通そのままです。特に持続的に興奮させた場合、興奮が蓄積されやすいですね。   筋肉の感覚には痛覚等もありますが、筋紡錘と腱ゴルジ装置という感覚器からの情報が非常に重要なのですよ。   症状についての用語で時々、間違えていたりこんがらがっていたりされているときがありますね。   脳卒中後の筋肉の痛み。これは筋肉が引き延ばされなくなり、ある状態に長時間あるということが大きいかもね。また、意外なことに感覚麻痺になったということかも。   日本でワクチンの開発ができない理由。でも、海外的には日本は開発生産できる国の一つのようですが。だから、輸入量が増えないともね。

 4月5日(月)、前に投稿したことのある「靴擦れ」のその後。注意はしていたのですが、靴の底の穴あきで急遽、履く用途を変更したら・・。A社の製品は私の足には合わないようでね。その後、保護目的で足指にキズテープを使っています。張るときに個包装から出すわけですが、麻痺指が震えたりで苦労していたのが、この頃は楽に出せるようになってきました。一日に1回のみですが、日数的には相当な日数になるはずです。コンタクトレンズ装着時も震えが減少してきました。こっちも一日に1回だけです。当初、麻痺して動かないという時はレンズ置きとしてね。また、瞼明けに使えていたのに瞼開けは、現在は苦労しています。感覚がなかった頃が懐かしいです。中途半端な感覚の回復が動作の邪魔になっている例ね。だからといって・・までは回復しないので、この一見逆戻りみたいなのを乗り越えて生きたいと考えています。脳での神経細胞間のつなぎ替え等で回復してくるのですが、感度やタイミング等は再接続後におこなわれるようなので、「暴れる」や「貧乏揺すり」や「笑う」というで表現される現象を経由して正常に戻っていくのではと考えているのです。このように考えられるのも「楽に動かせる関節」があるからですよ。さび付いた動かせない関節なら「暴れる」なんて起こるわけはないですよね。足の関節が楽に動かせるのでしたら、健常者風でもナンバ歩きでも歩けるようにリハビリで指導してくれますよね。人間は関節を動かして動作する動物です。ですから、ともかく楽に関節が動かせるようにリハビリをしようね。
 4月6日(火)、「関節を動かす」ためには関係する筋肉のどれかを必ず弛緩させる必要があります。上肢ですと、関節を動かすというと手を開くや腕を伸ばすということをしてから指を曲げるや肘を曲げるですyね。曲げる方の筋肉が常に収縮していたら伸ばすことができないのです。ところが、上肢では自動的に曲げる方になっていきます。だから、「伸ばす」が難しいのです。で、外力で無理矢理伸ばすという練習をする必要があるのです。そう、伸ばされるときには弛緩しているはずです。ですから、「他動での関節可動域確保動作」が必須になるのですよ。下肢は逆に伸ばす方の筋肉が強力なのでできるだけ他動での関節曲げが必要にね。アキレス腱伸ばしは足首関節を曲げることですよ。車いす等いすに股関節、膝関節を深く曲げて座るというのもよいかもね。そして、リハビリ病院では大抵「車いす着座による両足活用ちょこちょこ歩行」のような車いす移動法を教えてくれるはずです。これは看護師等の余分な仕事(移動の介助)を減らすことができるというのもありますが、股関節、膝関節、足首関節」の稼働の鍛錬になる可能性が非常に高いからですよ。歩行リハビリで「健常者風」でも「ナンバ歩き」でも指導できるような関節可動域や動きを患者に身につけてもらえる可能性が高いからです。筋肉は収縮は自力でできますが、弛緩は他の筋肉によって引っ張られて伸びることができるのです。運動神経系興奮ニューロンが興奮して筋肉が収縮です。この興奮は抑制ニューロンが働いたら解除できますが、脳卒中後ではね・・。興奮のままになり易いので、最悪ではボトックス療法対象にね。興奮したままになってしまいやすいのでね。
 4月7日(水)、筋肉に収縮命令を出しているのは運動神経系興奮ニューロンの興奮です。この興奮は普通そのままです。特に持続的に興奮させた場合、興奮が蓄積されやすいですね。この蓄積されている間、筋肉は収縮を続けるわけですよ。収縮が続くと次の動作ができないので筋肉を弛緩させる必要があるのです。その方法は興奮ニューロンの興奮を解除刺せる方法と、ボトックスで興奮情報が筋肉に伝わらなくする方法があるのです。健常者は興奮を抑制ニューロンを活性化して興奮ニューロンの興奮を解除して筋肉が弛緩できるようにしています。脳卒中感覚麻痺では抑制ニューロンを活性化できないので興奮ニューロンが興奮したままになるのでボトックスね。トレッドミルで膝曲げができないというのは抑制ニューロンを活性化できずに興奮ニューロンが興奮したままで筋肉が収縮したままだからです。筋肉が硬直したままにしておくとそのうちに関節がさび付いてくるかもね。人工関節のある部位でしたらですが、そうでない部位では上肢では屈曲したまま、下肢では棒状のままかな。膝は人工関節がありますが、麻痺部位には・・かな。緊張するほど、興奮ニューロンは興奮したままにね。ですから、感覚麻痺患者へのCI療法は興奮ニューロンを興奮状態のままにしてしまう可能性が非常に高いのですよね。人間の神経系は興奮ニューロンと抑制ニューロンを適切に組み合わされてできています。興奮ニューロンは興奮すると興奮を解除するには抑制ニューロンを活性化して抑制性神経伝達物資を分泌してもらう必要があるのです。運動神経系では抑制ニューロンを活性化させるのに感覚情報を必要としているのですよ。
 4月8日(木)、筋肉の感覚には痛覚等もありますが、筋紡錘と腱ゴルジ装置という感覚器からの情報が非常に重要なのですよ。普通、皆さんそう意識されていないと思いますが・・。普通に動作されているときにはね。筋紡錘は筋肉の伸び具合を脳に送ります。これで、指の開き具合や肘の伸ばし具合や歩幅等もね。いろいろな伸ばし具合を脳に伝えています。が、感覚麻痺で途絶えます。腱ゴルジ装置は筋肉による引っ張られ具合を脳に伝えます。これが力の大きさを脳に伝えているわけです。この二つが途絶えることで高緊張が生じるのですよ。柔らかい物体を握りつぶしてしまうや物体を掴み損なうとかいうのは視覚以外のこれらの情報がないからです。ですから、リハビリでもこれらの感覚の回復を促進しようとすることもおこなわれたりしていますよね。健常者もすべての動作は感覚が正常にあって滑らかにできるのです。匠は感覚を極限まで高めているのですよ。感覚麻痺を甘く見ないようにね。乳幼児の動作をよく見ると「感覚を高める」ような動作をよくしていますよ。
 4月9日(金)、皆さん、筋肉の名前等はよくご存じですね。これはそれで非常によいのですが、症状についての用語で時々、間違えていたりこんがらがっていたりされているときがありますね。ブログ投稿しているということはネット検索ができるということですよね。ただ、ネットの情報は玉石混交なので、必ず確認しましょうね。「混交玉石」とやってしまいました。ただ、すぐに検索して「玉石混交」が正しいというのをね。医学的な用語ですとウィキペディアやアドレスに「.ac.jp」(大学等学術系サイト)、「.gr,jp」(行政系統だったよね)などがついているところなど、信頼できるサイトを探してね。どうのようにして信頼できる情報にたどり着くのか。意外と「小中学校を基礎に高校レベル以上の教科書」がよいかもね。ただ、一部、非常によくない部分がありますが・・。今の政権に都合のよいようにね。高齢になると記憶違いも多くなり易いので頻繁に調べています。で、詳しい解説や学術論文を読むには幅広い正しい知識があると楽ですよ。色眼鏡の思い込みで読まないことね。筋肉が筋力発揮で収縮するには直前に弛緩して引き延ばされておく必要があるのです。収縮して縮んだままで次の収縮ができますか。このことをよく考えてね。ボトックス療法は筋肉が引き延ばせるようにする療法です。
 4月10日(土)、脳卒中後の筋肉の痛み。これは筋肉が引き延ばされなくなり、ある状態に長時間あるということが大きいかもね。また、意外なことに感覚麻痺になったということかも。要は筋肉を引き延ばそうとすると痛みを感じるのですね。今でも条件によっては痛いです。日頃よく伸ばしていると思われる範囲内ですと痛みを感じなかったりね。訪問リハビリでもその痛みが出るような他動による動作・姿勢をしています。健常側では痛みが出ないような範囲でね。この痛みの原因については説明できません。なぜ、麻痺腕や麻痺足で痛みを感じるのかということね。視床痛みたいなのではないことだけは確かなようです。よく引き延ばしをしているうちに徐々に和らいできていますよ。なぜ、脳卒中後に出るのかは・・ね。とかなので、発症直後から「他動」でよいから、「他動による関節可動域確保動作」を数回でもよいから始めてもらうのがよいかもね。徐々に回数を増やしていくことね。痛いから・・では廃用症候群の方になってしまって回復不能になるかもです。ただし、普通の人間の関節可動域の範囲内ですよ。どうしても筋肉を引き延ばすと痛みがありますので、我慢して引き延ばそうね。そのうちに脳が回復したら痛みはなくなるのではと思っています。
 4月11日(日)、日本でワクチンの開発ができない理由。でも、海外的には日本は開発生産できる国の一つのようですが。だから、輸入量が増えないともね。インドはライセンス生産をもう開始しているというのです。インドはジェネリックで有名ですよね。また、15億回程度各種ワクチンを毎年製造しているとかね。日本はどうも大手がワクチンを作っていない感じですね。創薬は継続的に開発が必要というのです。ワクチンもね。某政党が政権をとったときに事業仕分けにワクチン開発を入れたとかね。それでもRNAワクチンの開発は進んでいたようですが、3年ほど前に治験段階で国の予算が切れてダウンしたとか。理論とともに実際に効果があるかということで次の開発につながるのにね。RNAでもワクチンとして使えるかどうかの治験段階かな。治験が一番時間と金が必要になる時期かもね。欧米は希少疾患の医薬品が多くありますが、製薬会社の商業ベースにならない量しか見込めない医薬品は国の補助とかで開発しているとかね。今回は国も金を出すみたいですが・・。日本のコロナの開発は旧来のワクチン会社ではなく大学とその関係ベンチャーだったですよね。ファイザーのはJCRだったかな、アストラゼネガは武田だったかなライセンス生産は。でも、生産開始できたという報道ってあったのかな。


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