
タイトル: サージェント・ペッパー ぼくの友だち
スタッフ: 監督・脚本:サンドラ・ネットルベック「マーサの幸せレシピ」
出演: ウルリク・トムセン、ヨハンナ・テア・スティーゲ、カロリン・プライン、ニール・レナート・トーマス、クレオ(犬)
上映時間: 98分
配給: ハピネット・ピクチャーズ+ミラクル・ヴォイス
ドイツ映画。
☆ぼくたち、ずっと一緒にいられる?
トラの着ぐるみで自分を包む事で、周囲との接触を拒否している。
6歳の人間になりたくないフェリックス。
どこでも着ぐるみを脱がずに、お誕生会に呼びたい友だちはぬいぐるみ37匹と亀だけなんて・・・
母親は心配してカウンセリングへ連れてゆくが、発明家の父親は、さして気にもとめていない。
自分もそんな子供だったよなんて。
そんなフェリックスが出逢ったのは、「サージェント・ペッパー」という名前のしゃべれる犬だった。
なんとこの犬は、純粋な子供とだけ、お話が出来るという驚くべきワンちゃんだったのです。
初めてちゃんと向かいあって話せる友だちができたフェリックスは、サージェント・ペッパーとずっと一緒にいたかった。
そんなフェリックスの願いは・・・
あまり、映画を見る時に何処の国の映画かなんて気にしないで見たりしているものだから、ドイツ映画ねぇ~
う~ん、以前にドイツ映画を観たことがあるのだろうか?
分からない・・・
で、感想・・・
始まって、1分立たない、もう、冒頭も冒頭で涙の私・・・
横で娘がため息・・・
今日は、試験休みだったので、一緒に娘の希望の観たいリストから先ず一つ。
とにかく、我が家、揃って映画好き・・・
高校生になって観賞料金も1500円、これからは、レディースデイに行かなきゃ!といっても、学校あるし・・・
彼女には、厳選してもらわないと。
話しが逸れました、ミアネ~。
で、これが着ぐるみを着た少年がもう何とも言えず、可愛いの。
後ろ姿なんて切なくて・・・
でも、不思議な事に、涙は冒頭だけ。
後は、淡々ともちろんいろいろ紆余曲折はあるのですが、
ここで泣くのよ!的なお涙頂戴の盛り上がりにはなっていないのです。
あぁ、もしもアメリカ映画なら、はたまた我が国ならば、ここぞとばかりに泣いてぇ~って言うような場面でも静かに、カメラが追ってゆく感じでした。
たった6歳で世の中っていうか人間を悟ってしまったような少年。
繊細ゆえに現実の汚れた面になじめない・・・
一人でいることの寂しさは・・・
誰にも心を開けなかった彼の心を開いたのは、サージェント・ペッパー!
彼もまた、愛する元の飼い主を失い、一人ぼっち。
その切ない隙間をお互いに埋め合って絆が生まれてゆく。
動物ってやっぱり癒してくれる。
人間が驕ることなく彼らと接する事が出来るといいな。
で、久々、LUNAを置いておうちを留守に・・・
まぁ、帰って来たら、ご機嫌の悪い事といったら・・・
・・・たく、我が儘全開!元気な証拠です。
という事で、今日は、映画鑑賞して参りました。