例えようもない幸せの中にいた・・・
柔らかなJ姫の髪を梳きながら、そのしなやかな身体を抱きしめる。
僕の腕の中にすっぽりと収まってしまう君・・・
その折れそうにしなる身体を幾度と無く愛した事だろう・・・
いつまで経っても、恥ずかしそうに目を伏せて俯く君が愛おしくてならない。
J、君は、僕だけの天使!
この世界で手に入れた最高の宝もの。
誰にも譲れない!
その掛け替えの無い君の笑顔のためなら、僕は何だって出来るよ!
その透けるような白い肌・・・
薔薇の花びらのような唇・・・
少し潤んだような優しげな瞳・・・
漆黒の闇よりも艶やかな濃い黒髪・・・
しなやかに伸びた手足・・・
そして、僕に切なく縋るようなとぎれとぎれの鳴き声・・・
そのどれもが僕を魅了して離してはくれない!
あぁ、J、君はどんなに魅力的なのか、自分で分かっているの?
その仕草の全てが僕の心の琴線に触れて、聞いた事もない様な美しい音を奏でるんだ。
君が好きだと、愛しているのだと今更ながら、気付かされる!
J、僕だけのJでいて欲しい・・・
変わらずに、いつまでもこのままで・・・
Lee、貴方の瞳が恥ずかしくて見れないわ・・・
見つめたいのに、目を伏せてしまうの。
ずっと、ずっと貴方だけをこの瞳に焼き付けていたいのに・・・
それなのに・・・
素敵過ぎる貴方のせいよ!
私だけの王子様・・・
貴方の低く甘く心を揺らすように囁く声・・・
私に触れる美しい指先・・・
全てを包み込んでしまうような深い深い眼差し・・・
柔らかい髪・・・
逞しい腕・・・
貴方の規則正しい鼓動が私の耳を擽るの。
そして、何よりの安らぎを与えてくれるの。
どんなに素晴らしいと言われているものより、貴方がいい!
知っているのかしら?
こんなに私が貴方に夢中だって・・・
貴方の全てが私を溶かしてしまうの!
そして、計り知れない未知の世界へと私を運んで行ってしまうの。
怖いくらいに貴方が欲しい・・・
私が私で無くなるような目くるめくような瞬間の連続!
どうか、私だけの貴方でいて・・・
誰にも渡せないわ・・・
Lee、貴方がいい・・・貴方でなきゃ駄目・・・
お互いがお互いでなければならない必然!
決して偶然なんかじゃない必然・・・
離れる事など出来はしない・・・ソウルメイトだから・・・
二人だけの部屋に熱い熱い時だけが流れる・・・
To be continued.