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トイレ ロータンク ボールタップ交換作業

・タンク内の水が止まらない。
・便器に水がチョロチョロと流れている。


ロータンクの内部金具の消耗により、タンクの水が止まらなくなっています。
タンク内の水位が既定の位置になっても水が止まらず、「オーバーフロー管」と呼ばれる筒の中に流れ込んでいる状態の場合は、給水の止水機能をする「ボールタップ」の交換が必要となります。
また、これとは違い、水位が筒の先端より低く、水が流れ続けている場合は、
タンクの底部分にある、「フロート弁・排水弁」の劣化が原因となり、タンク内の水が抜けづづけている状態になります。その際は、「フロートバルブ・排水バルブ」の交換が必要です。
今回は、TOTO S771B の「ボールタップ」のみの交換を行います。


給水管のフクロナットを工具を使って緩めます。


ボールタップの固定ナットを緩め、ボールタップを取り外す。


タンク品番によって、多少の部品の組み換えが必要です。
施工説明書を良く読みましょう。


今回は交換しませんでしたが、排水弁部品も交換する場合は、下記の部材を交換します。

取外しと逆手順で、新しいボールタップを取付けます。
接続部分のパッキン・ストレーナー(メッシュ)は付属のものと交換します。


取付け後は、通水して、水位が正常な位置で止まるか確認。
止水水位は調整が出来ますので、施工説明書を良く読みましょう。

タンクの手洗い管と、ボールタップの連結管を接続。


簡単です。
注意すべきは、給水管とボールタップの接続部分です。取付後は、水漏れが無いかしっかりと確認しましょう。
微量の水漏れの場合は、すぐには分からないので、10分程おいて再確認をしてください。
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