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本や火の見櫓、建築などさまざまなものを素材に織り上げるタペストリー

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2017年の本

 早いもので今年、2017年も数日を残すのみとなった。

今年読んだ本を「ブックレビュー」で確認すると、12月の5冊を含めて49冊だった。ここ何年か減り続けていて、昨年の58冊よりさらに減った。読書は量より質、とはいうもののやはり気になる。



今年は高田 郁さんの時代小説シリーズみをつくし料理帖』全10巻/ハルキ文庫を読んだことが一番の収穫だった。

 主人公の料理人・澪は占い師によって「雲外蒼天」という人生が示される。この蒼天はいかなる苦労があろうとも、いつか頭上には青い空が広がる、という意味だが、これが高田さんの読者への励ましのメッセージであろう。この蒼天ということばは読み始めた年越し本のタイトル『蒼天見ゆ』(葉室 麟/角川文庫)にもなっている。




『ウニはすごい バッタもすごい デザインの生物学』本川達雄中公新書

何冊か読んだ新書の中ではこの本が興味深かった。

生物のカラダをはじめ、自然が創り出したものは理に適っているから、人が後からデザインしてつくるもののお手本になっている。

自然はすごい!!


 

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火の見ヤグラー
一級建築士
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信州の鄙里で暮らしています。
なんでも見て、かんでも考え、
なんでもかんでも書いてみよう。
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ブログ開始
2006年4月16日(GOOブログ)
2025年4月29日(はてなブログ)

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