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透明タペストリー2 

本や火の見櫓、建築などさまざまなものを素材に織り上げるタペストリー

2023-01-01から1年間の記事一覧

520■ 今日は29日。今年、2023年も残すところあと2日。11月末に12月は不要な外出を控え、本を読もうと決めていた。で、読んだのは15冊。ほぼ二日に一冊というハイペースで読んだ。月に15冊も読んだのは初めて。写真に写っているのは図書館本1冊を除く14冊。そ…

はてなブックマーク - ブックレビュー 2023.12

■ NHKのEテレの番組 木村多江の、いまさらですが・・・ で11月27日に放送された「浮世絵~北斎親娘とジャポニズム」を見た。12月25日の再放送も見た。番組で紹介された作品の中では北斎の娘・葛飾応為の「吉原格子先之図」が特に印象に残った。葛飾応為を取…

はてなブックマーク - 「眩」読了 どうする年越し本(追記)

■ 12月24日付 中日新聞に火の見櫓に関する記事がかなり紙面を割いて掲載された。何日か前、記者の取材を受けていた。新聞掲載の記録をリストにしたが、火の見櫓に関する記事は11回目。他にマンホールや仕事についても取材を受けて記事になっているが、それら…

はてなブックマーク - 火の見櫓 新聞掲載記録

■ 図書館で北 杜夫の『巴里茫々』と一緒に借りてきていた青山七恵の『はぐれんぼう』を読んだ。青山七恵の小説を読むのは芥川賞受賞作の『ひとり日和』(河出書房新社)を2007年3月に読んで以来16年ぶりだ(過去ログ)。『ひとり日和』は芥川賞の選考会で石…

はてなブックマーク - 「はぐれんぼう」を読む

『巴里茫々』北 杜夫(新潮社2011年)■ 同じことを何回も書くが、2020年に自室の書棚のカオスな状態を解決しようと約1,700冊の本を古書店に引き取ってもらった。文庫本が最も多く、約1,100冊だった。この時、残した文庫本は約250冊。北 杜夫、安部公房、夏目…

はてなブックマーク - 「巴里茫々」北 杜夫

360■『常設展示室』原田マハ(新潮文庫2021年11月1日発行、2023年5月30日8刷)を読んだ。1年半で8刷。『常設展示室』には6編の短編が納められている。「群青」ではメトロポリタン美術館に展示されているピカソの青の時代の作品、「デルフトの眺望」ではマウ…

はてなブックマーク - 「常設展示室」を読む

360■ 図書館から借りてきた本を昨日(21日)の午後から読み始め、今日の午前中に読み終えた。敢えて書名も作家名も書かない。この作家の名前は以前から知っていたが作品を読むのは初めてだった。そもそもこの小説のテーマが何なのか、それさえよく分からなか…

はてなブックマーク - まあ、こんなこともあるだろう・・・

■ 原田マハさんの『ジヴェルニーの食卓』(集英社文庫)を読み終えた。マティス、ドガ、セザンヌ、モネというほぼ同時代を生きた画家たち(*1)の暮らしぶり、創作の様子が活き活きと描かれている。読み手である私は彼らの間近でその様子を見ている目撃者と…

はてなブックマーク - 「ジヴェルニーの食卓」を読む

360■ 前稿から内容的に続いている。『ジヴェルニーの食卓』原田マハ(集英社文庫2015年6月30日第1刷、2022年11月6日第19刷)を読み始めた。**マティス、ピカソ、ドガ、セザンヌら印象派たちの、葛藤と作品への真摯な姿を描いた四つの物語**(カバー裏面…

はてなブックマーク - 「ジヴェルニーの食卓」

■ 今日は18。今年も残すところあと2週間となった。そろそろ年末から年始にかけて読む「年越し本」を選ばなくてはいけない。文庫になっている小説にするか、新書にするか迷う。ちなみに今までどんな本で年を越したのか、過去ログを辿ると・・・。2022~2023『…

はてなブックマーク - どうする年越し本

(再)埴科郡坂城町上平にて 2015.05.20■ 火の見櫓の姿かたちの印象って写真の撮り方によって変わりますね。2枚の写真を見比べてそう思いました。遠くから撮った写真の方が細身に見えます。写真には「作為」の入り込む余地があるのでしょう。photographに写…

はてなブックマーク - 作為

320『フーテンのマハ』原田マハ(集英社文庫2018年5月25日第1刷、2022年3月19日第9刷)■ 原田マハさんの旅エッセイ『フーテンのマハ』を読んだ。マハさんの(今では原田さんと書いていたが、今回は親しみを込めてマハさんと書く)アートをテーマにした小説を…

はてなブックマーク - 「フーテンのマハ」を読む

■ 小説のタイトルの『明夜け前』は小説が描く時代の状況を、『雪国』は小説の舞台を、『金閣寺』は小説のモチーフをそれぞれ端的に表現している。そして『北帰行』は小説のテーマとも言える主人公の旅を表現している。既に書いたが今月(12月)10日にえんぱ…

はてなブックマーク - 「北帰行」を読む

360朝カフェ読書@スタバ 2023.12.10■ 『日本の建築』隈 研吾(岩波新書2023年)読了。建築について書かれた本はできるだけ読もうと思う。新書に限定するわけではないが、建築関連の単行本は高くて・・・。一昨日(10日)スタバで朝カフェ読書。『日本の建築…

はてなブックマーク - 「日本の建築」を読む

■ 今日(10日)の午後、塩尻のえんぱーくで久間十義さんの講演を聴いた。久間さんの講演なら聴いてみたいと、テーマの確認もしないで申し込んでいた。「新聞記者と小説家の間で」という演題で話されたのは外岡秀俊さんのことだった。リーフレットを読むとふ…

はてなブックマーク - 「北帰行」

320スクロール操作を考えるとこんな写真もありかなと思う(ないか)。■ 師走、12月。今週は朝カフェ読書、巣ごもり読書。で、先日丸善で買い求めた6冊の本を読み終えてしまった。『リボルバー』原田マハ(幻冬舎文庫2023年)。この本の帯に**「ゴッホの死…

はてなブックマーク - 「リボルバー」を読む

■ 大塚ひかりさんは中学生の時から「源氏物語」に親しんでいたそうだ。「源氏物語」の個人全訳(ちくま文庫)も手掛けているし、源氏関連本も何冊か出している。先日『やばい源氏物語』(ポプラ新書2023年)を読んだばかりだが、今度は『源氏物語の教え』(…

はてなブックマーク - 「源氏物語の教え」を読む

■ 岩波ジュニア新書とちくまプリマ―新書。どちらもおもしろい。なぜか。難しいことを分かりやすく書くという難しいハードルを越えた本だから。難しいことが難しく書かれた一般書とは違い、どちらも中高生向けの新書だから難しいことが分かりやすく書かれてい…

はてなブックマーク - 「人類と建築の歴史」を読む

360■『教養としての建築入門』坂牛 卓(中公新書2023年)を読んだ。明快な構成 明快な文章本書は建築を「観賞」「設計」「社会」という3つの視点から包括的に捉え、この3つの視点に対応させて、第一部が観賞論 ― 建築の見方、第二部が設計論 ― 建築の作り方…

はてなブックマーク - 「教養としての建築入門」を読む

■『バーナード・リーチ日本絵日記』(講談社学術文庫)にはリーチが描いた人物画や風景画が何枚も掲載されている。第六章 山国の旅――松本 には「美しヶ原」(本書の表記)や「朝刊を読む河井寛次郎」「松本の女鳥羽川」等々の絵が掲載されている。それらの中…

はてなブックマーク - 松本でリーチが描いた風景

360『バーナード・リーチ日本絵日記』(講談社学術文庫2022年第20刷)いつもの朝カフェで読了 2023.12.04■ 『バーナード・リーチ日本絵日記』という本があることは知っていた。今まで読む機会はなかったが、原田マハさんの『リーチ先生』(集英社文庫)を読…

はてなブックマーク - 「バーナード・リーチ日本絵日記」を読む

420■ 来年(2024年)の大河ドラマは「光る君へ」。主人公は『源氏物語』の作者・紫式部。ということで、書店には『源氏物語』と紫式部に関する本が平積みされている。昨年の今ごろは徳川家康の関連本が平積みされていた。11月30日、久しぶりの丸善で『やばい…

はてなブックマーク - 「やばい源氏物語」を読む

■ 信毎メディアガーデンで一昨日(11月30日)の午後開催された建築家・伊東豊雄さんの講演会に参加した。伊東さんの講演は諏訪で暮らした2歳から中学3年の中途で東京へ出るまでの様子の紹介から始まった。伊東さんが子どもの頃は冬になると諏訪湖が全面結氷…

はてなブックマーク - 「現代建築の課題」伊東豊雄さんの講演

360■ 明日はもう師走! もう何回も書いているけれど、時の経つのは本当に早い。11月のブックレビュー。『火の路 上下』松本清張(文春文庫)古代日本、飛鳥の謎の石造物はペルシャの拝火的宗教・ゾロアスター教と関連するのではないか。松本清張の古代史に関…

はてなブックマーク - ブックレビュー 2023.11

360■ 原田マハさんの作品では『モダン』文春文庫を初めて読んだ。昨年(2022年)の11月に我が僻村の文化祭の「中古本プレゼント会」で見つけた本だった。今年の10月から集中的に原田さんの作品を読んでいる。『リーチ先生』(集英社文庫2019年6月30日第1刷、…

はてなブックマーク - 「リーチ先生」を読む

長野県朝日村古見にて 描画日:2023.11.26■ 10月に開催したスケッチ展以後、初めてのスケッチです。線描も着色も調子が出ませんが、徐々に慣れて描けるようになるでしょう。 まだ雪景色を描いたことがありません。この冬に描いてみようと思います。今はその…

はてなブックマーク - 鄙里の火の見櫓のある風景

420『デトロイト美術館の奇跡』原田マハ(新潮文庫2020年)■ 原田マハの『デトロイト美術館の奇跡』を読んだ。虚実織り交ぜたアート小説。デトロイトで暮らすフレッドは長年勤め続けていた自動車会社を55歳の時に解雇されていて、― 不景気で自動車産業は著し…

はてなブックマーク - 「デトロイト美術館の奇跡」を読む

360■ 『職人たちの西洋建築』初田 亨(ちくま文芸文庫2002年)を再読した。自室の書棚を見ていて、この文庫に呼ばれたような気がした。「もう一度読んで欲しい」と。このようなことを書店でも経験することがある。**幕末・明治初期に近代化した西欧諸国と…

はてなブックマーク - 「職人たちの西洋建築」を読む

撮影日:2021.03.07撮影日:2021.03.07■ 今年(2023年)5月27日付 市民タイムスに松本市で火の見櫓の撤去が進められていること、本年度中に10基前後の解体が予定されていることなどを報じる記事が掲載された。その後、松本市役所の消防防災課を訪ねて、解体…

はてなブックマーク - 解体撤去される火の見櫓

撮影日:2020.09.05(左) 2023.11.21(右) ■ また1基、火の見櫓が消えた・・・。数日前、この近くの県道を走行していて、火の見櫓が風景から消えていることに気がついた。昨日21日、改めて様子を見に行ってきた。道路山水的風景に火の見櫓が立つ様は魅力的…

はてなブックマーク - 火の見が消えた
プロフィール
id:u1pinrin
最終更新:

火の見ヤグラー
一級建築士
・・・・・
信州の鄙里で暮らしています。
なんでも見て、かんでも考え、
なんでもかんでも書いてみよう。
・・・・・
ブログ開始
2006年4月16日(GOOブログ)
2025年4月29日(はてなブログ)

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