■ 朝日村でこの2日間(30、31日)文化祭が行われ、写真展を開催している朝日美術館も会場になっていた。今日は10時ころ約束通り友人が写真展を見に来てくれた。その後、何人か村の人に来場していただいた。「目の付け所がいいね」「小屋と火の見櫓とどっちが…
■ 読書週間(10/27~11/9) 10月の読了本は5冊。『本所おけら長屋』十七巻 畠山健二(PHP文芸文庫2021年)この巻に収録されている短編4編もこだわりの「ひらがな4文字タイトル」。帯に**思いっきり笑えて、気持ちよく泣ける、人情時代小説の決定版!**と…
■ 今日(27日)の信濃毎日新聞朝刊の15面教育欄に上掲した見出しの記事が掲載された。著者は数学者の秋山 仁氏。秋山氏は記事の中で**「もし、あなたがその理論を単純で非専門的な言葉で説明できないのなら、あなたは本当に理解してはいないのだ」**とい…
『魚にも自分がわかる 動物認知研究の最先端』幸田正典(ちくま新書2021年)■ 久しぶりに知的好奇心を刺激されるおもしろい本と出会った。魚類の脳の構造はヒトの脳の構造と同じと書いてある(22頁)。中学のときかな、単純な魚の脳に、次第に新たな脳が加わ…
■ 長野県朝日村の朝日美術館で開催中(10/16~11/7)の「あ、火の見櫓!」写真展。昨日(23日)会場で、ある火の見櫓に関係するふたりの方、OさんとFさんの対面が叶った。私とOさんとの出会い:信濃毎日新聞(2014年4月18日付朝刊29面)にわれら「火の見ヤグ…
『ヴィジュアルを読みとく技術』吉岡友治(ちくま新書2021年)■ 帯のことばに惹かれた。**センスで感じるのではなく、ロジックで解釈すると・・・ 感性と論理が一つになる。**幾何学の問題を解くカギは有効な補助線を引くことができるかどうか。本書の著…
なんだか楽しい造形 飯山市蓮にて ■ 朝日美術館で今月16日(土)に始まった「あ、火の見櫓!」写真展、今週は23日(土)の午後1時ころから3時半ころまで在廊します。数名の方からこの日に行きますという連絡をいただきました。30日に5人で行きますという連絡…
『全国2954峠を歩く』中川健一(内外出版社2018年)■ この本のことは「石丸謙二郎の山カフェ」というNHKのラジオ番組で知った。毎週土曜日の朝8時5分から始まるこの番組を時々聴くことがあるが、9月4日放送のこの番組に著者の中川さんが出演されていて、峠の…
1314 上伊那郡辰野町伊那富 3無36型 撮影日021.10.16■ 遠くから上の写真を撮った時、屋根は6角形だと思った。だが、車で通過する時に屋根が3角形だと分かり、スルーするわけにはいかないと思って引き返してきた。見張り台が6角形で屋根が3角形という組み合わ…
上伊那郡辰野町沢底入村 双体道祖神 撮影日2021.10.16■ 山の斜面に何基かの石仏と共に双体道祖神が祀られている。「日本最古の道祖神」という看板が設置されている。説明文は文字のペンキが剥落していて読み取れない。櫛形に整えた石(高さ75cm、幅50cm)に…
1313 上伊那郡辰野町沢底入村 入村ふれあいセンター 3無66型 撮影日2021.10.16■ 沢底の一番奥の集落・入村、後方に山が迫っている。ここにも火の見櫓が立っていた。長野県の南信地区には4角形の火の見櫓が多いが、昨日(16日)沢底で見た火の見櫓は4基とも3…
1312 上伊那郡辰野町沢底 沢底公民館の近く 3無66型 撮影日2021.10.16■ 沢底川沿いに集落が点在する沢底地区を奥へと進む。最古と言われている道祖神がある入村地区はこの先だ。途中、沢底公民館のすぐ近く、アイストップのように火の見櫓が立っていた。反り…
■ 辰野町には何回も出かけているが、沢底川沿いに集落が点在している沢底地区は初めてだった。入村という一番奥の集落にある最古の道祖神を見るために出かけたが、途中で火の見櫓とも出会った。1311 上伊那郡辰野町沢底 3無66型 撮影日2021.10.16 この様子か…
1310 上伊那郡辰野町沢底山寺 3無66型 撮影日021.10.16■ 櫓の高さを稼ぐためだと思うが、主要道路から脇道に入り、一段高くなった所に立っている。主要道路側からは鬱蒼とした竹藪に遮られて火の見櫓は殆ど見えない。火の見櫓全形 見張り台の高さは約7.8メー…
(再)上伊那郡辰野町赤羽 4脚44型 撮影日2021.10.16■ 火の見櫓の全形を正面から見る。向かって右側の脚部に消火ホースを引き上げるための手動のウインチを取り付けてある。フックに消火ホースを掛けて、引き上げるのだが、ハンガーの動きを拘束するためのガ…
■ 10月14日は鉄道の日だとラジオで聞いた。でもなぜ? ネットで調べて、明治5年(1872年)10月14日に新橋―横浜間に日本で最初の鉄道が開通したことにちなんで平成6年(1994年)に定められたということが分かった。鉄道マニアはいくつかのカテゴリーに分けら…
■ Mからプレゼントされた図書カードで『ヴィジュアルを読みとく技術 グラフからアートまでを言語化する』吉岡友治(ちくま新書2021年)と『魚にも自分がわかる 動物認知研究の最先端』幸田正典(ちくま新書2021年)を購入した。帯に内容が記されているがどち…
■ 小野宿の旧小野家住宅を見学した際、「辰野町道祖神マップ」(写真)を入手した。マップにはリスト化された120基の道祖神が地図上にプロットされ、写真も掲載されている。辰野町は最古と言われる道祖神(*1)があることで知られている。永正二年(1505年…
■ 小野宿、旧小野家住宅の向かいにある旧小澤家住宅(油屋)も見学した。①旧小澤家住宅(油屋)外観旧小澤家住宅は梁間9間、桁行8間の本棟造りの旅籠。安政六年(1859年)の大火で焼失、翌年に再建を始めて万延二年(1861年)に完成している。正面の意匠は旧…
■ 旧小野家住宅(小野宿問屋 長野県宝 写真③):普段は公開されていないが、5月から10月(8月を除く)の第2日曜日に公開されることを知り、今日(10日)午前中に見学した(*1)。■ 小野宿:慶長六年(1601年)に徳川家康の命により、大久保長安によって整備…
1309 岡谷市川岸東 1脚無無(火の見柱) 撮影日2021.10.10■ 櫓は立体構造だから柱が3本以上ないと成立しないが、この写真のような1本柱構造でも火の見「櫓」と呼ぶのが一般的だ。私はこれを火の見柱と呼んでいる。県道14号を辰野町から岡谷市に向かって走行…
(再 092)上伊那郡辰野町小野下町 4脚44型 撮影日2021.10.05159■ 過日、辰野町の職員の方から電話をいただいた。詳細は記さないがこの雨沢の火の見櫓について相談に乗って欲しいとのことだった。5日、辰野町まで出かけ、お目にかかった。その際お渡ししたの…
◎ 東筑摩郡麻績村のカラー蓋、展示してあるのは麻績アクアセンター。マンホール蓋のデザインのモチーフとして市町村の花などが採用されることが多いため、麻績村のマンホール蓋の花は村の花・コブシと紹介しているウェブサイトがある。このカラー蓋を見れば…
「吾輩は猫である」「倫敦塔・幻影の盾」「坊ちゃん」「三四郎」「それから」「門」「草枕」「虞美人草」「彼岸過迄」「行人」「こころ」「道草」「硝子戸の中」「二百十日・野分」「坑夫」「文鳥・夢十夜」「明暗」新潮社のHPに載っている夏目漱石の文庫…
■「本所おけら長屋」は人気シリーズで最新第17巻の帯に累計140万部突破とある。昨日読み終えた第17巻に収録されている4篇のタイトルは今まで通りひらがな4文字。このような遊び心、好きだな。「はんぶん」廻船問屋を切り盛りする若くて美しい女将に気に入ら…
本所おけら長屋シリーズの最新第17巻(PHP文芸文庫2021年)が出ていたので早速買い求めた。何巻まで刊行されるのか分からないがとにかく読む。帯に**鉄斎が大店に婿入り!?**などという気になる文字が・・・。 漱石の『門』(新潮文庫、左)と比べて文…
360■ 早くも10月、9月の読了本は4冊。備忘録としてのレビュー。『狛犬さんぽ』ミノシマタカコ(グラフィック社2020年)狛犬の歴史、分類、みどころがイラスト付きでゆるっと紹介されている。全国各地の神社の個性的な狛犬たち、長野県では塩尻の阿禮神社の実…
■ 夏目漱石の『門』(新潮文庫)を読み終えた。過去ログ**御米は障子の硝子に映る麗(うらら)かな日影をすかして見て、「本当に難有(ありがた)いわね。漸くの事春になって」と云って、晴れ晴れしい眉を張った。宗助は縁に出て長く延びた爪を剪(き)り…
道祖神 祝言跪座像 松本市四賀(保福寺仁王門脇)建立年不明 撮影日2021.10.02
1308 松本市四賀 3脚66型 撮影日2021.10.02■ 県道181号沿い、保福寺町公民館前に立つ火の見櫓。外付け梯子6角錘の反った屋根 てっぺんに飾りっけ無しの避雷針、蕨手も無し。半鐘は中心を外して吊り下げてある。消防信号板があるが外側に向けてあるので、半鐘…
火の見ヤグラー一級建築士・・・・・信州の鄙里で暮らしています。なんでも見て、かんでも考え、なんでもかんでも書いてみよう。・・・・・ブログ開始2006年4月16日(GOOブログ)2025年4月29日(はてなブログ)
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