■ いろんな出版社が新書を出している。その中でどこの新書をよく読んでいるだろう・・・。この10年間に読んだ新書を出版社別に集計してみた。166冊読んでいたが(カウントミスによる数違いがあるかもしれない)、中公新書が一番多くて46冊だった。なんとなく…
■ 今年最後、12月のブックレビュー。12月に読んだ本は次の5冊。『脳の意識 機械の意識 脳神経科学の挑戦』渡辺正峰/中公新書**未来のどこかの時点において、意識の移植が確立し、機械の中で第二の人生を送ることが可能になるのはほぼ間違いないと私は考え…
■ 早いもので今年、2017年も数日を残すのみとなった。今年読んだ本を「ブックレビュー」で確認すると、12月の5冊を含めて49冊だった。ここ何年か減り続けていて、昨年の58冊よりさらに減った。読書は量より質、とはいうもののやはり気になる。今年は高田 郁…
■ 作家・葉室麟さんの訃報には驚いた。今月24日の新聞で報じられたが、その新聞の一面に掲載された角川文庫の広告で葉室さんの『蒼天見ゆ』という作品を知った。年越し本はこれだ、と思って買い求めた。**武士の矜持を懸けて挑んだ、日本史上最後の仇討ち…
長野県(左から) 茅野市金沢 南牧村野尻 飯山市飯山 山梨県 富士吉田市新倉 甲州市大和町 富士吉田市上吉田(*1)関東・東北 栃木県栃木市藤岡町 茨城県筑西市丙 福島県石川郡古殿町 *1 山梨県富士吉田市上吉田の火の見櫓は敷地内通路をまたいでいる。
942 撮影日171221■ 木曽町は木曽福島町・日義村・開田村・三岳村の4町村が2005年(平成17年)に合併してできた。今日(21日)所用で木曽町(旧木曽福島町)へ出かけた。そこでこの消火ホース乾燥塔を見かけた。火の見櫓の関連塔ということで載せる。塔のてっ…
■ 中学2年生のとき、松本清張の推理小説『砂の器』を読んだ。こんなにおもしろい小説があるんだ! と思ったことを覚えている。本好きになるきっかけとなった本で、その後、大学生のころまで松本清張の作品をずいぶん読んだ。松本清張に『壬申の乱 清張通史5…
■ 先月(11月29日)松本市内で行われた歴史作家・関裕二さんの講演を聴いた(過去ログ)。演題は「なぜ天武天皇は松本に副都を築こうとしたのか」、副題は信州から見つめ直すヤマト(日本)の正体。関さんは講演の中で壬申の乱(672年)に勝利した大海人皇子…
(再)塩尻市洗馬 県道293号沿いに立つ火の見櫓 3脚6〇〇型 撮影日171216■ 洗馬(せば)という地名は古くからあり、平安末期に活躍した源(木曽)義仲がこの近くで「馬を洗った」ことに因む地名と聞く。実はそれよりかなり前から洗馬の牧と呼ばれいたという…
■ 私は意見を述べるときには、なぜそのように主張するのか、その理由も説明すべきだと思っている。普段このことについて人に話すことはあまりない。たまに雑談混じりに同僚に話すくらいか。何かの計画について、それは旅行の計画でも何でも構わないが、A、B…
■ 葉室麟の時代小説『峠しぐれ』双葉文庫を読み終えて、文庫のこのカバーは映画であればラスト、エンドロールが流れ出す頃のシーンを描いたものだと分かった。**しぐれに濡れながら、峠を上ってくる半平を見つめる志乃の目に涙があふれた。**(377頁)岡…
■ しばらく小説を読んでいなかった。数日前、この本の広告が新聞に載っていた。で、早速書店で買い求めた。葉室麟の作品は昨年(2016年)の6月に『潮鳴り』祥伝社文庫を読んで以来1年半ぶり。**大切な人を守るため、男は再び剣を手にする。****辛い過…
(再) 松本市内田の火の見櫓 4脚64型 撮影日171207火の見櫓の背景の雪化粧した山は屋根の左側に常念岳(2857m)、常念岳の手前の右下がりの稜線は鍋冠山、右側後方は横通岳(2767m)。
■ 本書の5章までに語られている脳神経科学の現在に至るまでの研究の内容紹介とその成果などについては、専門的で私には理解の及ぶ内容ではなかった。終章(第6章)には書名と同じ「脳の意識 機械の意識」という章題がついている。この章では、意識の機械への…
撮影日171202 岡谷市内にて◎ 防火貯水槽の蓋には消火ホースから放水しているところを描いたものが多い。色は黄色が多いような気がするが何か規定でもあるのだろうか、それとも単によく目立つという理由だろうか。岡谷市の同蓋には上部に防火貯水槽、下部に岡…
■ 早くも師走。この歳になると光陰矢の如しを実感する。さて、11月のブックレビュー。 『城の科学 個性的な天守の「超」技術』萩原さちこ/講談社 ブルーバックス著者の萩原さちこさんは小学生の時に松本城を訪れて城に目覚めたそうだ。この本では国宝に指定…
岡谷市内にて 撮影日171202 ◎ 複数のモチーフをデザインしたマンホール蓋が多いが、岡谷市の蓋のモチーフは市の花・ツツジのみ。中央に市章を配し、下に小さく汚水と記している。カラー蓋は汚れがなく、きれいな状態。火の見櫓をバックに撮った写真を載せる…
■ 昨日(2日)岡谷市内で行われた講演会「まちかどにある近代建築の楽しみ方」に参加した。講演会の後、講師の方と一緒にまちなかに点在している近代建築を見て回った。岡谷はかつて製糸業で栄えたまちで、まちなかには関連施設や繭倉などがまだ残っている(…
■ 29日の夜、松本市の岡田公民館で行われた歴史作家・関裕二さんの講演を聴いた。演題は「なぜ天武天皇は松本に副都を築こうとしたのか 」、副題は信州から見つめ直すヤマト(日本)の正体。歴史に疎く、関さんの話にはよく知らない人物も出てきたが、なかな…
火の見ヤグラー一級建築士・・・・・信州の鄙里で暮らしています。なんでも見て、かんでも考え、なんでもかんでも書いてみよう。・・・・・ブログ開始2006年4月16日(GOOブログ)2025年4月29日(はてなブログ)
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