■ 「私は記憶に残らない読書はしない」と友人から以前言われたことがあった。歩きながらの会話の中ではなかったかと思う。本の読み方としては、確かにその通りだと思う。読書は量より質、ということだろう。でも月末に読み終えた本が少ないと気になることも…
■ 第4章まで読み進んでようやく具体的なプロジェクトのことが出てきた。中銀カプセルタワービルの設計、施工での様々な苦労話が紹介されている。スタディを繰り返した結果、2本のシャフトに取り付けることになった140個のカプセル、その製造に関して住宅メー…
■ 月に数回、出社前に渚のスタバで少しまとまった時間を読書に充てている。朝のスタバで先日買い求めた『メディア・モンスター 誰が黒川紀章を殺したのか?』 曲沼美恵/草思社を読んだ。600頁を超える分厚い本だが、およそ半分を読み終えた。黒川紀章が学生…
546 東筑摩郡筑北村坂北(旧坂北村)向原にて 撮影日150527■ 善光寺の御開帳には電車で出かけた。電車の窓から火の見櫓を探していて、この火の見櫓の屋根が長野道の向こう側の小高い丘の上の樹間にちらっと見えた(撮影位置が少し違うので上の写真には写って…
■ 安曇野市豊科高家の真々部諏訪神社には境内社の神明社があり、そこにも1対の狛犬(獅子・狛犬)がいた。 台座の大きさが約240×360、像の高さが約400と小振りだが、力強く、存在感がある。阿形の獅子、鍛え上げた体。胸を張り、きっちり蹲踞の姿勢を取って…
■ 大町市内の17店舗(*1)の食堂で、ご当地グルメとして黒部ダムカレーを提供しています。名前が示す通り、黒部ダムをモチーフにしたカレーで、次の3つの約束があります。①ごはんをアーチ式ダムの堰堤の形にすること②カレーのルーは堰堤の内側に流しこむこ…
■ 先日NHKラジオの朝の番組で神社の数はコンビニより多いと聞いた。確か8万8千社くらいだった。ネットで確認してもそのくらいの数になっている。ちなみに全国で最も神社が多いのは新潟県で約4,900社、なぜ新潟県に多いのだろう・・・。何か理由がありそうだ…
安曇野市三郷明盛中萱の熊野神社 鎮守の杜全景 ここに棲んでいるのはどんな狛犬だろう・・・。 撮影日150523大きな台輪鳥居の手前に狛犬がいた。神楽殿拝殿狛犬が守護する御祭神はこの4柱 拝殿の後方に本殿があるのだろうが、なんとなく見てはいけないような…
■ しばらく前、Kさんとカフェトークした際、趣味は写真を撮ることだと聞いた。昨日Kさんからポストカードにしたこの写真をもらった。上の写真は諏訪大社下社秋宮の神楽殿(国の重要文化財)をきっちり真正面から撮っている。こういうアングルは私も好きだ。…
安曇野市豊科の諏訪松尾神社の境内に祀られている道祖神 ■ 抱肩握手像と呼ばれる道祖神で、高さ約1m、巾約80cmの自然石に彫り込んである。像を囲むように大きく建立年が彫ってある。明治三庚午年 二月三吉日と読んだ。摩耗していて顔の表情は分からないが、…
545■ 「高山村なかひら地区の火の見櫓」というタイトルにはしたが、これは消火ホース乾燥塔に半鐘を付加したもの、と解した方がよさそうだ。が、その半鐘も既に無く、切妻の小屋根が残るのみ。消火ホース乾燥塔か火の見櫓か、これは認識論。→過去ログ 総じて…
544■ 高山村中山地区で見かけたこれは・・・。すぐ近くに消火ホースの格納箱も設置してあり、この軒下に吊るした鐘はやはり半鐘、ということでしょうか・・・。木槌も吊り下げてあるので、あるいは今でも叩くことがあるのかもしれません。ここで思い出すのが…
■ 高山村を流れる松川の右岸に形成されている集落。茅葺き屋根をカラー鋼板で包んでいる民家がかなり多い。茅葺きだった頃はブルーノ・タウトではないが、泣きたくなるほど美しかっただろう。40年前に訪ねたかった・・・。 543 撮影日150510■ 高山村で赤地に…
大香炉の上に蹲踞の姿勢でいる獅子 撮影日150517■ 狛犬(獅子・狛犬)といえば神社の守護獣というイメージだが、もともとは仏教と密接な関係にあり、日本には仏教と共に伝わってきたという。先ごろ読んだ『狛犬誕生 神獣のルーツをたどる』塩見一仁/澪標 で…
542 高山村高井千本松にて 撮影日150510■ 須坂市から高山村に入って最初に出会った火の見櫓です。櫓のてっぺんがごちゃごちゃしているな、と遠くから見て思いましたが、近づいてみると・・・。よく見ないと見張り台がどうなっているのか分かりません・・・。…
541 須坂市日滝本郷にて 撮影日150510■ この火の見櫓も高山村に向かっている途中で見かけた。具体的に表現できないが、櫓のプロポーションが例えば中信地区で目にする火の見櫓とは違うような気がする。細身ということだろう。和傘のような屋根。ブレースに使…
540 須坂市須坂太子町にて 撮影日150510■ 高山村の火の見櫓巡りをしたいと前から思っていたが、ようやく10日の日曜日に出かけることができた。カーナビで高山村役場を目的地にセットして、朝7時半過ぎに家を出た。カーナビの音声ガイドに従って行けば難なく…
539 上高井郡高山村宮関にて 撮影日150510■ シンプルな火の見柱と出会った。木柱に貫を通して屋根を掛け、下に半鐘を吊り下げている。まだ、こんなのが残っていたのか!
安曇野市豊科南穂高寺所の諏訪松尾神社(寺所地区の産土神) 鎮守の杜全景 ここが狛犬の棲息地だ。石造の台輪鳥居常盤橋越しに拝殿を見る。社務所本殿を風雨にさらすことを避けるために鞘堂内に納めている。このようにしている本殿も珍しくない。摂社 右から…
538 火の見櫓のある風景 上高井郡高山村宮関にて 撮影日150510
537 上高井郡高山村黒部の火の見櫓 昭和31年5月竣工 撮影日150510■ 総じて長野県の東信、北信地区の火の見櫓は細身。4角形の櫓、等辺山形鋼のブレース。8角形の屋根、蕨手がないのはちょっと残念。円形の見張り台、飾りのないシンプルな手すり。踊り場はカン…
路上観察 上高井郡高山村黒部にて 撮影日150510蔵の小屋組に注目。唐破風のような形の梁の納まりが絶妙、隣の須坂市でも同じ小屋組を見かけたが、こんな小屋組は今まで見たことがなかった(と思う)。妻壁に牛鼻(蔵ワッペン←藤森照信さん命名)がないと何だ…
大同神社 鎮守の森全景■ 狛犬について書く場合、神社に関する用語を知らないと表現に窮する。少しずつ神社用語を覚えていきたい。鎮守の森(杜)という言葉は耳にするが、社叢(しゃそう)という耳慣れない言葉も同義。神社用語の基礎知識として覚えておきた…
536 安曇野市豊科(豊科高校の南側)の火の見櫓 撮影日150509■ まだ身近な地域で未見の火の見櫓に遭遇することがある。長野県内のすべての火の見櫓を見つくそうなどという壮大なもくろみがあるわけでもないから当然だ。今朝、豊科まで狛犬に会いに行って、偶…
535 白馬村の八方尾根スキー場の近くで見かけた火の見柱 撮影日150508■ 鋼管柱から八方に(って別につまらんシャレではなく)角形鋼管の片持ち梁を出して円形の屋根を載せている。茸に見える。見張り台も同様の方法を採り、エキスパンドメタルを床に使ってい…
双体道祖神 松本市中山にて 撮影日150503■ 松本平には数多くの道祖神が路傍などに祀られている。安曇野(松本平の一部を成すエリア)に500~600基の道祖神が祀られていると聞くから、その総数は800基、いや1000基を超えるかもしれない。道祖神を塞神、障神(…
撮影日150504 狛犬の棲息地の大妻神社全景 石造の鳥居越しに拝殿を望む よく見ると拝殿の両側に狛犬が写っている。狛犬が守護する御祭神は大妻太郎兼澄(おおつまたろうかねすみ)と建御名方命(たけみなかたのみこと)。 明治29年(1896年)生まれの狛犬。…
534 火の見櫓のある風景 松本市梓川倭にて 撮影日150504■ 松本市梓川倭の大妻神社の狛犬を観に出かけて、神社の近くに立っている火の見櫓を見つけた。狛犬か、火の見櫓か・・・。4001稿にどちらを取り上げるか考えて火の見櫓を先にすることにした。4角形の櫓…
■ 境内の由緒書きによると、3社が合祀された神社(天和2年(1682年)に十五所大明神社と八幡社を合祀、さらに明治41年(1908年)に鎮守社を合祀して埴原(はいばら)神社としたという)で計21柱(十五社の健御名方命外14柱、八幡社の息長姫尊外2柱、それから…
■ 「きょうようときょういくがあること」 『頭の体操』という本が昔ベストセラーになったが、この本の著者、多湖 輝(たごあきら)氏のこの言葉については以前にも書いたが、老いてからというか退職してから大切なことはきょうようときょういくだという。多…
火の見ヤグラー一級建築士・・・・・信州の鄙里で暮らしています。なんでも見て、かんでも考え、なんでもかんでも書いてみよう。・・・・・ブログ開始2006年4月16日(GOOブログ)2025年4月29日(はてなブログ)
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