■ 8月に読んだ本はこの3冊のみ。7月に文京区の森鴎外記念館を訪ねたこともあって、『雁』に続き『舞姫』も読んでみた。30頁に満たない短編だから、擬古文ではあるが短時間で読むことができる。繰り返し読むこともない、一度読めば十分。若い女性のつつましや…
501 塩尻市広丘野村の火の見櫓。 国道19号の九里巾の信号の近くに立っている。■ 3角形の櫓、立体的には3角錘台。3面のうち1面は丸鋼の横架材のみで梯子を兼ねている。ブレースは丸鋼だが、ターンバックルはない。横架材が3段ある。うち下の2段はフラットバー…
■ 魅力的なまち(*1)に欠かせないのはどんな要素だろうか、と考えている。魅力的なまちに欠かせない要素を以下のようにまとめる。 ①まちが小規模なこと ②まちの全体像が把握できる「俯瞰場」があること ③まち中を川が流れていること ④まちに歴史的な重層性…
(再) この火の見櫓をとり上げるのは2回目。■ 梯子段の数とピッチによって高さを概算する方法によると踊り場の床までの高さは約11m。踊り場の床から避雷針の先端までの高さは下の写真を分一(ぶいち)当たりして約3mと割り出した。よって総高は約14m。こ…
夏のフォトアルバム (再)撮影日 140809 ■ 現存最古だという富士塚が見たくて辰野町の下辰野公園に秋葉神社を訪ねた。そこから辰野町の市街地を俯瞰することができ、以前観察した火の見櫓(過去ログ)が確認できた。
500■ JR小野駅から4kmくらい西方に入った藤沢地区に立っている火の見櫓。周りの樹木が大きくなって火の見櫓の下半分位を覆ってしまいそう。前々稿(529)、前稿(530)の火の見櫓とデザインがよく似ている。柱の頂部を横架材で繋ぎ、そこにアーチ状の部材…
499 辰野町小野休戸(やすど)の火の見櫓 後方は休戸公民館 撮影日140809前稿の火の見櫓とよく似ている。他の鉄工所のデザインをまねることはよく行われていたと聞くが、両者は同じ鉄工所で造られたものだろう。
529■ 国道153号を南下、JR小野駅前の信号を右折して数分生活道路を走ったところに立っている火の見櫓。4角形の櫓に4角形の屋根と、同見張り台。南信方面にあるごく一般的なタイプの火の見櫓。屋根の形に注目。中央部はかなり急勾配で周辺は緩勾配。この形状…
■ 『雁』 森鴎外/新潮文庫をようやく読み終えた。130頁たらずの中編だから、一気に読めば数時間の作品だが、隙間時間読書で時間がかかった。主人公はお玉という若い女性。お玉は生後まもなく母親を亡くし、男手ひとつで育てられる。成人して結婚するも、男…
別所線の電車とツーショットで撮った火の見櫓を改めて載せる。(再) 撮影日140713スレンダーな櫓、ブレースは上半分が平鋼、下半分がリング式ターンバックル付き丸鋼。なかなか整った形、端正なつくりの屋根と見張り台。屋根面のカーブ、避雷針の飾り、くる…
498■ 塩尻市は広丘高出、渋沢公会所の前に立っている火の見櫓。 3角形の櫓に6角形の屋根と見張り台。中信地方にオーソドックスなタイプ。集落内の主要道路のT字路に立っている。消防団が駆け付けやすい立地。屋根のてっぺんに細い矢羽。蕨手はフック形で、く…
497 火の見櫓のある風景 撮影日 140803 塩尻市片丘、宮北集会所の敷地に立つ火の見櫓松本平を一望するなだらかな斜面に立っている。この立地故、背が低い。背の低い櫓ではあるが、柱材はなだらかなカーブを描き、末広がりになっている。構成部材の接合にはリ…
夏のフォトアルバム 松本市今井にて 撮影日140803 朝5時
496 安曇野市豊科高家(たきべ) 中曽根地区公民館の敷地■ 長野道で松本から長野に向かう途中、県立こども病院の手前に見える火の見櫓。近くで見るのは初めて。3角形の櫓に円い屋根と見張り台。脚部のアーチ部材が途中までしかない。安曇野ではよく見かける…
7月、読んだ本はこの4冊。小説は読まなかった。『パンの耳の丸かじり』東海林さだお/文春文庫微妙な食感や、食べ物を前にした時のこころの動き、食べる時のしぐさ・・・、何とも表現し難い内容を実に上手く表現しているから、「そう、そう」と頷きながら読…
火の見ヤグラー一級建築士・・・・・信州の鄙里で暮らしています。なんでも見て、かんでも考え、なんでもかんでも書いてみよう。・・・・・ブログ開始2006年4月16日(GOOブログ)2025年4月29日(はてなブログ)
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