■ 先週の土曜日(27日)の午後、久しぶりに松本駅近くの丸善へ。「小説モード」をキープしようと文庫本のコーナーで探したが、読みたいと思う小説が見つからなかった。短時間で何冊も見つかるときもあるけれど・・・。で、買い求めたのが前稿の『あの日から…
新しい建築の第一歩がここから始まる『あの日からの建築』伊東豊雄/集英社新書■ 伊東さんが東日本大震災の復興プロジェクトを通じて考えた建築家、建築のありよう、あるべき姿について語る。**「伊東さんの建築は軽くて透明感があって都会的なのに、なぜ…
390■ 北安曇郡池田町会染にある消防団詰所の火の見梯子消防団の詰所は大概2階建てで、1階が消防車庫(倉庫)、2階が団員詰所となっている。この詰所では鉄骨の外階段の手すりに火の見梯子を組み込んでいる。なるほど、こうすれば火災予防週間などの際、半鐘…
■■ この1週間 ブログを休止していましたが、再開します。 信濃毎日新聞 121022付朝刊■ 夕景に浮かぶ火の見櫓の写真が新聞に掲載された。南佐久郡北相木村では「安心・安全カメラ」が村内に26台設置されていて、人を監視しているという。そう、ものは言いよ…
■ 作家の丸谷才一氏が亡くなったことを14日付の新聞で知った。87歳だったそうだ。丸谷氏の作品は昔文庫で数冊読んだだけではないかな。書棚をざっと見ても単行本は見当たらない。ところで数冊という場合、具体的に何冊くらいなのか、人によって違うようだ。…
■ 福永武彦の『忘却の河』。今日、何回目かの再読を終えた。**それは裏山の中腹にあった部落の墓地に較べても、あまりに見すぼらしい石の群落にすぎなかった。名前を刻み込んだ石碑などは一つもなかった。僅かに朽ち果てた卒塔婆が幾つか倒れかかっている…
■ 昨晩(12日の夜)ある会議で一緒になったK君がむかし消防団員だったとき登って半鐘を叩いていたという火の見櫓はたぶんこれ。安曇野市明科支所(旧明科町役場)のすぐ東側だと聞いたから間違いないだろう。端正でカチっとしたデザインだ。同様のタイプの…
■ 市民タイムスは長野県の中信地方のローカル紙です。先日(10月10日)、同紙に「火の見やぐら 公園で〝余生〟」という大きな見出しの記事が掲載されました(写真)。ライバル紙・タウン情報の記事を意識したわけではないでしょうが・・・(笑)。このように…
凛とした立ち姿 松本市笹賀小俣にて 撮影121008■ この火の見櫓を取り上げるのは2回目。今回は銘板に注目。「小俣消防団警鐘樓 竣工 昭和三十三年十二月六日」と読める。寄付者の名前が並び、最後に「施行 児島鉄工所 古川鉄工所」とある。書体の異なる刻字で…
富士見町富士見の道祖神 撮影121007高さが50センチメートルほどの小振りの道祖神。お互いに相手の肩を抱き、握手をしている抱肩握手像。石を彫って創ったというより、もともと石の中に納まっていたかのような・・・。火の見もいいけど道祖神もいい。
火の見櫓観察のポイント(改訂121008)を載せる。 1 火の見櫓の立地、環境10 周辺の状況・環境、観察時の季節や天候、時間など 11 消防団詰所(屯所)、消防倉庫の有無、火の見櫓との位置関係と両者の形や色などのバランスなど12 観察者の主観的な印…
■ 中央道を諏訪南で下りて国道20号線を南下し、長野県富士見町と山梨県北杜市の火の見櫓巡りをした。1 364富士見町富士見御射山神戸 2 365富士見町落合瀬沢生活道路の脇に立つ火の見櫓 美しいプロポーション 3 366ブレースが無く柱材と横架材だけで構成さ…
367 368
4 369富士見町落合先能 5 370 6 371 富士見町落合机 7 372富士見町落合 8 373富士見町落合上蔦木昭和30年の建設
9 374富士見町落合瀬沢柱が1本だから火の見柱。2本なら火の見梯子、3本、4本、それ以上の場合は火の見櫓。柱が5本もある火の見櫓は見たことがないが、広い世の中、どこかにあるかもしれない・・・。 10 375 11 376富士見町富士見 12 377富士見町富士見…
ヤグラ―な休日1 349北杜市小渕沢町宮久保神社の境内に立つ火の見櫓。見張り台に設置されているスピーカーの向きがおかしいとかで、祭典で集まっていた年配の男性のうちのひとりががするすると登っていって、直していた。 2 350北杜市小渕沢町宮久保さてこ…
鉄分補給■ 鉄分補給といっても私の場合もちろん鉄道ではなく火の見櫓。いままで見たことがない形の火の見櫓に遭遇した。こんなのが立っているのだから火の見櫓巡りはやめられない。8 356北杜市長坂町下日野 以前、電車の窓から一瞬だけヴォールト状(かまぼ…
ふかんしょう9 357蔵と火の見櫓の図この場合、ふかんしょうは不感症ではなくて俯瞰症。上から見下ろしてみたくなるという厄介な症状。めったに解消することはできない。 北杜市白州花水 しばらく前に、プロの撮り鉄がレンタカーで九州各地を巡り、いろんなシ…
10 358北杜市白州町白州下寄付者を載せた銘板が取り付けられていた。昭和33年4月竣工だと分かった。 11 359火の見梯子。モダンな印象のアイアンワーク。道路側を登り、半円形のところに体を預けて半鐘を右手で叩く。後方に防災無線のコンクリート柱が立って…
14 362 倉庫の扉についている銘板で昭和6年の建設だと分かった。随分古くから立っている火の見櫓だ。脚が倉庫を貫通している。山梨にも貫通(漢字変換ミスをしないように・・・)ものがあった! 15 363北杜市白州町鳳来 昭和36年建設鉄筋コンクリート造の倉…
■ **毎年、紅葉が色濃くなり、冬の足音が近づいてくる頃になると、宮本輝さんの『錦繡』を読み返す。** 『カラーひよことコーヒー豆』小学館文庫に収録されている「当たり前の愛情」に著者の小川洋子はこのように書いている。以前、宮本輝の作品を集中的…
■ 小川洋子はよく読む作家のひとりだ。自室の書棚に並ぶ小川洋子の作品を数えると、文庫本が21冊あった。角川文庫、新潮文庫、中公文庫、集英社文庫(上の写真の左から)、以上の各文庫にはカバーの折り返しに小川洋子の顔写真が載っている。講談社文庫、小…
■ 本稿が2936稿目。めざせ3000稿!9月のブックレビュー。読了本は4冊。別にノルマを決めているわけではないが、まあ、月4冊はクリアしたい。『落日燃ゆ』 城山三郎/新潮文庫 東京裁判で死刑を宣告された7人のA級戦犯のうち、ただ一人の文官であった広田弘…
火の見ヤグラー一級建築士・・・・・信州の鄙里で暮らしています。なんでも見て、かんでも考え、なんでもかんでも書いてみよう。・・・・・ブログ開始2006年4月16日(GOOブログ)2025年4月29日(はてなブログ)
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