306■ 火の見櫓のフォルムの魅力として末広がりでなだらかな曲線の脚部を挙げることができる。あの曲線には魅せられる。松本から三才山トンネルを抜けて上田市丸子(旧丸子町)に入ると、火の見櫓が国道沿いに何基か立っている。それらは皆細身で、脚部は直…
■ 北佐久郡立科町の火の見櫓の紹介です。今日、29日の早朝、立科町まで出かけて火の見櫓巡りをしてきました。特に下調べをしたわけでもありませんが、16基見つけることができました。3稿に分けて紹介します。 1 蟹窪 290■ 私が観察する限り、東信地方の火の…
6 295実に美しいフォルムです。あれ、梯子がない・・・。この写真を見ればそう思いますよね。で、少し移動すると・・・。構面のひとつが梯子になっているのです。櫓の平面は台形をしています。こんな形、初めて見ました。 どうやら立科町は火の見櫓ファンに…
11 300 立科町桐原 12 301 立科町外倉これはいい! 13 302 立科町五輪久保 14 303 牛鹿それにしても立科町はすごいです。屋根の下にも赤色灯がついています。夜はどんな感じになるのでしょう・・・。15 304 山科これはもう感動です。 16 305 立科町上房 立…
■ レイモンド・チャンドラーの『プレイバック』ハヤカワ・ミステリ文庫とモームの『太平洋』新潮文庫。カフェバロのKさんが昔読んだ本を1冊たったの10円で売っていたのでこの2冊を買い求めた。チャンドラーはハードボイルドの巨匠としてよく知られている作家…
① ② ③■ 東京は新宿四谷にある消防博物館。ここに江戸の町並みを再現したジオラマがある。ジオラマには写真のような火の見梯子もつくられている。一度是非見たいと思っていたが、先日その願いが叶った。このことは既に①の写真を載せて書いた。展示品の撮影O…
■ 松本市の隣、東筑摩郡山形村では消防団詰所の建て替えが順次進められている。中大池という地区でも今年建て替えが行われた。それに伴って火の見櫓は解体撤去されてしまったが、半鐘は別の敷地に建てられた新しい詰所の外壁に吊るされている。何故か緑色に…
▲松本市今井の宝輪寺 参道正面に鐘楼門、その後方に本堂を望む▲本堂▲前稿で取り上げた火の見櫓の隣に祀られている文字碑▲裏面の刻字 文化十三年は西暦1816年▲文字碑の隣の双体道祖神 摩耗が激しく、はっきりしないが両神が体を寄せていて抱肩握手像のように…
289 松本市今井の宝輪寺境内入り口脇に立っている火の見櫓 撮影120722 ■ 見張り台も屋根も無い簡易なつくり。これは建設当時の姿ではないと思うがどうだろう・・・。屋根付きの見張り台があったとも思えない。横架材のところに床をつくりモーターサイレンを…
■ コンクリートは圧縮力には強いが引張力には弱い。一方、鋼管は引張力には強いが圧縮力には弱い。その相反する特徴を持つ両者を組み合わせることによって互いの短所を補完しあっているのがコンクリート充填鋼管構造だ。既に何回か書いたことだが、人が考え…
■ この火の見櫓の所在地は松本市中央4丁目、松本勤労者福祉センターの前。既に一度載せているが、そのときは銘板に気がつかなかった。見張り台を支える櫓上端の構造、かなりゴツイ。見張り台の床から4本の柱材を立て、屋根の下地材、半鐘の受け材と接合して…
■ 15日の日曜日、日帰り東京した。朝7時前、正確に記すと松本6時51分発のスーパーあずさで出かけた。フェルメールが描いたあの少女に会うことと消防博物館の見学が目的だったが、上野の東京都美術館は長蛇の列でフェルメールの少女はあきらめた。それで偶々…
■ 先日辰野町と箕輪町で火の見櫓巡りをした。その際、何ヶ所かで石神石仏を目にした。辰野町役場の比較的近くで庚申塔や道祖神を道路沿いに並べて祀ってあるのを見かけた。上の写真で道祖神は右から2番目。整った形の小振りな石に男神と女神が並び立つ、双体…
288■ 鉄道マニア(鉄ちゃん、鉄子さん)には興味の対象がいくつもあるようだが、その代表的なものは「乗り鉄」と「撮り鉄」ということになるのだろうか。同じ撮り鉄でも自らさらに厳しい条件をつけてハードルをあげている鉄ちゃんも多いらしい。例えば、撮影…
■ どうやら梅雨があけたらしい。で、一気に夏モード全開。昨日(17日)はとにかく暑かった。今月はあまり読書モードにはならず、ようやく『日本美術史』 監修:辻惟雄/美術出版社 を読み終えた。カバーに**美術愛好者の手引きとして、また、学生の参考書…
■ フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を観るのはあきらめた。で、別の展覧会「生きるための家 次世代建築家による39の提案」を観ようと東京都美術館の館内に入った。なかなか興味深い提案もあったが内容については省略する。ミュージアム・ショップでこの…
町火消の枠火の見(博物館5階に展示されている江戸の町並みを再現したジオラマ)火の見櫓のない町には自身番(自警団の屯所)の屋根に梯子を立てて半鐘を吊るしただけの簡便な火の見梯子が設置された。 町火消の火の見櫓町方における火の見櫓は、享保年間(…
287 岡谷市川岸上骨太。なんてったって、アイド~ル じゃなかった、なんてたって、脚が単材で補強もなしだぜ。 火の見櫓巡りの記録 ようやく終わったぜ! 夏休みの宿題を1日で終わらせたような気分だぜ。(アルコール効果でぞんざいな言葉使いになっています…
286 岡谷市川岸中そ、それにしても短い地元川岸小学校の児童の作品
285 箕輪町東箕輪 好きじゃないぞ、こんなごちゃごちゃ!(現在アルコール効果で言葉が乱れております。)
284名も知らぬ集落内で見かけた小さな火の見櫓 足もとにホース格納箱をうまく納めてあるじゃん。すきだな、こういうプリミティブなヤツ。
283 箕輪町南小河内半鐘が男でスピーカーが女だったら、モテモテ状態なんだが・・・。いかん、食前のビールが効いてきた。アルコールなブログじゃないぞ。
282 箕輪町北小河内■ 箕輪町の火の見櫓巡りは予定外だった。県道19号線を南下、箕輪町に入ってまもなくこの背の高い火の見櫓に遭遇した。梯子の段数を数え、1段の高さを測る。段数35、1段の高さ約45センチメートル。従って見張り台までの高さはおよそ16メー…
281 辰野町樋口消防倉庫(コンクリートブロック造)を跨いでいるけれど、がに股にはなっていない。倉庫が大きくないことと脚間が広いことに因るのだろう。踊り場にも半鐘が吊るしてある。切妻の屋根が架けられているところに半鐘を雨から守り、大切にしよう…
280 辰野町赤羽■ ホース乾燥用塔が付いていて櫓の印象がかなり違っている。やはり火の見櫓に余分なものは無い方がすっきりしていていい。梯子を櫓内部に設置するためには出入口をつけなければならない。この火の見櫓のように正面だけブレースを付けていない…
279 辰野町平出上町県道19号線を南下していて遭遇。みどりの屋根、軒先のラインと横葺きのジョイント部分のラインが平行になっていない。屋根面がすこし歪んでいるようだ。下から踊り場まで外梯子を架けるというのがどうもこの辺りの標準的なタイプのだよう…
278 辰野町平出上町■ 前稿の火の見櫓に続き、この火の見櫓も水防倉庫を跨いでいる。現在は垂直柱の上の踊り場まで、櫓正面に向かって右側に梯子が設置されているが、建設当初は正面に梯子が設置されていたことが容易に推察できる。踊り場のところの正面以外…
277 辰野駅近くの火の見櫓 ■ 前稿に載せた火の見櫓を線路を跨(また)ぐ陸橋から観察していて、この火の見櫓に気がついた。火の見櫓センサーの感度は良好だ。消防倉庫をがに股で跨いだり、倉庫に脚が貫通している火の見櫓って県の南部に多いように思う。伊那…
276 辰野町本町の火の見櫓 撮影120714■ 先日所用で辰野町まで出かけたが、その際町役場の近くでこの火の見櫓を見つけた。移動中の車から見たのだが、火の見櫓はどうやら屋上に立っているようだった。今日(14日)改めて出かけて観察してきた。市街地にあって…
275 辰野町辰野■ この火の見櫓も先日所用で辰野町に出かけた際に見つけていた。天竜川の河岸段丘の上の段にあって、街中からでも存在に気がつく。細い坂道を車で上ってここまで来るのは大変だった。見張り台に立てば辰野町の中心市街地を一望することができ…
火の見ヤグラー一級建築士・・・・・信州の鄙里で暮らしています。なんでも見て、かんでも考え、なんでもかんでも書いてみよう。・・・・・ブログ開始2006年4月16日(GOOブログ)2025年4月29日(はてなブログ)
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