① JA洗馬本所向かいの火の見櫓(2回目の登場) 右側は消防団詰所、後方は地図によると図書館分館。②■ 背の高い火の見櫓だ。末広がりのフォルムは好ましいが、もう少しスレンダーな方がよい。3ヶ所ある踊り場の内、2ヶ所に半鐘が吊り下げてある。小屋根付き、…
『黄いろい船』『どくとるマンボウ青春記』『どくとるマンボウ途中下車』 『どくとるマンボウ追想記』『どくとるマンボウ昆虫記』『どくとるマンボウ航海記』『夜と霧の隅で』『白きたおやかな峰』 『楡家の人びと』北杜夫の以上の作品の再読を終えた。今回…
■ 『風景学入門』 中村良夫/中公新書 1982年初版の本書はサントリー学芸賞を受賞している。 この年末年始に松本駅近くの丸善に数回通って何冊かの本を買い求めた。この本もその内の1冊。**思うに、場所に対する寡黙な帰依によって初めて与えられる存在の…
248 北安曇郡池田町■ 屋根は開きかけの傘のようです。屋根って勾配によって印象が随分変わるということが分かります。半鐘もスピーカーもサイレンも照明も無し、見張り台の手すりも横桟1本のみ、すっきりしています。見張り台の直下のフレームにはブレースが…
247 塩尻市広丘郷原の火の見櫓松本歯科大学の北側の道路と郷原街道の交差点のすぐ近くに立っている。地図上に火の見櫓をプロットしてアップすることを試みた。
246■ 塩尻市片丘中挟の背の低い火の見櫓。ゴミステーションの壁に屋根と半鐘の影が落ちている。屋根と見張り台はあっさりデザイン。半鐘の横に木槌が吊るしてある。背は低いが屋根も見張り台もあって、火の見櫓の構成要素は全て揃っている。火の見櫓の世界に…
■ 『脳の風景 「かたち」を読む脳科学』藤田一郎/筑摩選書 を読んだ。脳の内部の様子をいろんな方法で可視化して、その形や模様、つまり「脳の風景」を観察することで脳の機能を解明するという「脳科学」を紹介した本。脳は複雑だ。だが、決して無秩序な構…
安曇野市豊科高家(たきべ)火の見櫓 冬のフォトアルバム 撮影20120109
245 松本市寿小赤 撮影2012.01.14 簡素な造りの火の見櫓。まあ、機能的にはこれで十分。脚元に文字書き道祖神が祀られている。櫓は簡素だが、半鐘は立派。寺の梵鐘と同様の意匠が施されている。これらには名前があるはずで、梵鐘と同じなら、龍頭、上帯、中…
■ 今年の正月は伝統行事の御柱を見て歩いた。御柱と火祭り(三九郎、どんど焼き)は共に道祖神に関る行事で、一連のものだという解釈を知った。火祭りで厄や穢れを焼き払い、道祖神の周りを清めて、新しい神様を迎える。御柱は神様が降りて来るための依り代…
ベルミ21世紀美術館(ロシア)の模型 チューリッヒの展示会場■ 13日(金)の午後、東京国立近代美術館で「ヴァレリオ・オルジャティ展」を観た。スイスを代表する世界的な建築家だそうだが、名前すら知らなかった。だが、なぜかどうしても観たいと思って、渋…
244 松本市寿百瀬 ももせ自主防災センター(消防団詰所)と火の見櫓。正面からツーショット写真を撮ったが、またしても電線に邪魔された。 後ろは百瀬地区の公民館。スレンダーな櫓に短い脚(実際より細く写っているかもしれない)。「すっきり」というわけ…
■ 『ダンゴムシに心はあるのか』森山徹/PHPサイエンス・ワールド新書 、しばらく読んだこの本には「039」という番号が付いています。発刊順に付けられる通し番号です。先日買い求めた『脳の風景』藤田一郎/筑摩選書にも同様に通し番号が付いていて、こちら…
■ 北杜夫の作品を再読している。代表作の長編、『楡家の人びと』を読み終えた。大正から昭和、太平洋戦争が終わるまでの激動の時代を背景に楡家の三代にわたる個性的な人びとが織りなす繁栄から凋落までの壮大な物語。トーマス・マンを敬愛していた北杜夫は…
海野宿にて 撮影201103■ 火の見「櫓」というからには立体的な構造であることが必須の条件と言える。従ってこのような梯子状の火の見は櫓ではないが、一般的な慣習に従ってこのようなものも含めて火の見櫓と呼んでいる。まあ、こんな堅いことは脇に置いておこ…
242 塩尻市片丘南熊井の火の見櫓(松林寺の近く)屋根は形が整っていて美しい。見張り台の手すりはちょっとゴチャゴチャしている。もう少しすっきりしている方が好きだ。脚部の構造 このように脚元までトラスになっているのが好ましい。梯子が地面からは設置…
松本清張没後10年の企画として復刻された短編全集 2002年11月発行(初版は1964年3月発行)■ オウム真理教の元幹部をかくまっていた元信者の女性が自首して逮捕された。大阪では潜伏していたマンション近くの整骨院に10年以上勤務していたという。このことを…
241 撮影日 20120108■ 何しろ長野県内には2,000を越える火の見櫓があるという調査もあるそうですから、まだまだヤグラーな日々が続きそうです。おいおいまた火の見櫓かよ~、などと思わずにお付き合いください。今回は松本市郊外、内田地区の火の見櫓です。…
240 松本市寿小池の火の見櫓(右側に公民館がある)■ なかなかいいロケーションだ。3角形の櫓に6角形の屋根と見張り台。ブレースが4段でそれほど高くはない火の見櫓だが、踊り場が設けられている。手すりに施された意匠。○を付けただけだが、それで表情が豊…
『居場所の社会学 生きづらさを越えて』 阿部真大/日本経済新聞社■ 予定通りこの年末年始の休みに『楡家の人びと』北杜夫/新潮文庫の上巻を読み終えた。他にも数冊読んだが、この本もその内の1冊。家庭で学校で職場でサークルで地域社会で・・・、あらゆる…
239 安曇野市三郷明盛一日市場の火の見櫓 撮影20120104■ 踊り場が2ヶ所ある火の見櫓。なめらかな曲線の櫓が美しい。客観性に欠ける個人的な評価1 櫓のプロポーション ★★★★2 屋根・見張り台の美しさ ★★★ 目立ち過ぎるスピーカーで減点3 脚の美しさ ★★★ 脚には…
■ 昨年の10月に亡くなった北杜夫、いい人生だっただろうなと思う。『夜と霧の隅で』で芥川賞を受賞。同年刊行した『どくとるマンボウ航海記』がベストセラー。それから『楡家の人びと』で毎日出版文化賞を、『輝ける碧き空の下で』で日本文学大賞を受賞。作…
■ 年末年始の休みに本を数冊読んだ。自分史を書いて自費出版することが流行っているようだが、この『どくとるマンボウ回想記』日本経済新聞社は北杜夫が来し方をふり返ってまとめたもの。「出生」、「幼少期」、「父・斎藤茂吉」、「小学校入学」・・・。簡…
238■ 年が改まっても火の見櫓センサーの感度は良好です。 今回は安曇野市三郷二木の火の見櫓です。二木分館の敷地内に立っています。安曇野市三郷支所(旧三郷村役場)からも近いです(所在地についてはローカルな情報ですが、他県の方、ご容赦願います)。…
237 安曇野市三郷楡の火の見櫓(楡公民館のすぐ近く) 撮影20120103■ 左後方の白い外壁の住宅のような外観の建物が楡公民館です。その手前にちらっと道祖神が写っています。火の見櫓の写真を撮るとき、電柱や電線が邪魔なことがよくあります。火の見櫓も電柱…
236■ 北安曇郡松川村板取(板取公民館のすぐ近く)の火の見櫓と消防団詰所。安曇野ちひろ美術館の東方約1kmのところにある。火の見櫓の高さは17、8mくらいか。高い火の見櫓ではこのように踊り場にも半鐘を吊るすことが少なくない。後から付けられたと思わ…
安曇野市穂高有明(富田公民館の隣)の火の見櫓■ 昨年までは火の見櫓の所在地をきちんと把握していなかった。人の基本的な情報として、住所と年齢、職業が挙げられるが、火の見櫓もやはり所在地をきちんと押さえておくべきだと反省、今年からは所在地が分か…
写真の左側に仁王門の屋根が写っている。 撮影 20120102■ 今年最初に取り上げるのは善光寺の仁王門脇に立っている火の見櫓。昨年の初詣の際にも観察しているので、2回目となる。櫓は上方へ直線的に絞られているが、これは古いタイプによく見られる。ブレース…
今年も書名による新年の挨拶からブログを始めます。あ 『あ・うん』向田邦子/文春文庫 け 『<建築>という形式Ⅰ』磯崎新/新建築社 ま 『真昼の星空』米原万理/中公文庫し 『食料危機が日本を襲う!』柴田明夫/角川SSC新書て 『「鉄学」概論』原武史/新…
火の見ヤグラー一級建築士・・・・・信州の鄙里で暮らしています。なんでも見て、かんでも考え、なんでもかんでも書いてみよう。・・・・・ブログ開始2006年4月16日(GOOブログ)2025年4月29日(はてなブログ)
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