Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


透明タペストリー2 

本や火の見櫓、建築などさまざまなものを素材に織り上げるタペストリー

2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

■ 以前も書いたが、日本を代表する作家をひとりだけ挙げるとすればやはり漱石だ。歌手なら美空ひばり。スポーツ選手なら、長嶋茂雄。さて、漱石の代表作を挙げるとすれば・・・、『吾輩は猫である』だろう。**吾輩は猫である。名前はまだない。** この有…

はてなブックマーク - 「吾輩は猫である」

■ 今月の読了本はこの3冊。多忙を極め、読書の時間はあまりなかった・・・。『江戸の坂 東京の坂(全)』横関英一/ちくま学芸文庫 「坂道ファンのバイブル」とも評される本書を読むことができた。今月の収穫。『証拠改竄 特捜検事の犯罪』 朝日新聞出版。 …

はてなブックマーク - ブックレビュー 2011.05

■ 時々カフェマトカでコーヒーを飲みながら、雑誌「クウネル」に掲載されている川上弘美の掌編小説を読む。今日、最新号の「真面目な二人」を読んだ。同じ大学に通うふたりの女の子、学科は違うがある講義で一緒になる。教室の後ろから聞こえてくる「かち、…

はてなブックマーク - 「真面目な二人」

民家 昔の記録 愛媛県大洲の民家 8003「ばったり」 折りたたみ式の脚をつけて前倒しにして、腰掛けや物売りに使えるように工夫したもの。

はてなブックマーク - ばったり

民家 昔の記録 只見線沿線の民家 8210■ 1982年だから、今から30年近く前に撮った茅葺き民家。只見線の車窓から撮ったことは記録にあるが、撮影地は不明。喜多方の旅館で蔵座敷に泊ったのもこの旅行のときだと思うが、記憶が曖昧。長い棟にX状に木を組んだ千…

はてなブックマーク - 只見線沿線の民家

■ 大阪地検特捜部で行われた証拠改竄事件。 この事件をスクープした朝日新聞の記者によって明らかにされる事件の深層。検事たちが描いたストーリーが破たんしていることを認めようとせず、ストーリーに合うように証拠を改竄してしまうとは・・・。広く科学の…

はてなブックマーク - 「証拠改竄」

■ 川上弘美の『風花』が集英社文庫になった。解説文を作家・小池真理子が書いている。**夢なのかうつつなのか、にわかには判別しがたい世界。(中略)煙のようにあわあわとしたものが静かに流れていく。** 川上弘美の描く世界は誰が評しても、なぜかこの…

はてなブックマーク - 「風花」

■ 東日本大震災。避難生活を続けている罹災者は今なお11万人を越えている。ようやく各地で仮設住宅への入居が始まったが、まだ完成戸数が少なく、抽選によって入居者を決めている。そのためにひとつの集落(地域)の人たちが各地に分散してしまい、コミュニ…

はてなブックマーク - 仮設団地について考える

■ 『江戸の坂東京の坂(全)』 横関英一/ちくま学芸文庫 をようやく読み終えた。ちょっとマニアックなちくま文庫にふさわしい内容の本だった。著者の関口さんは仕事のかたわら長年江戸の坂、東京の坂について研究を続けてこられた方。切絵図などの古地図を…

はてなブックマーク - 「江戸の坂 東京の坂」

「民家の屋根の形の全国的な分布をマッピングしたものも記憶にあるが、掲載されている本が見つからない。」 数日前、ブログにこう書いた。『風土の意匠 次代に伝える民家のかたち』浅野平八/学芸出版社を書棚から取り出して頁を繰っていて下図を見つけた。…

はてなブックマーク - 気になる図だが・・・

■ 上図は国土地理院発行の5万分1地形図の一覧図。全1249面が日本地図上に示されている。というか、5万分1地形図で日本地図が構成されている。裏面には2.5万分1地形図、全4371面が同様に示されている。実に明快で分かりやすい。県別の一覧表では全体像を分か…

はてなブックマーク - マッピング

■ 前稿で取り上げた火の見櫓の脇にある道祖神、祝言跪座像(松本市島立)。毎年地元の子どもたちが彩色しているとのことだ。裏面に弘化2年の作で、帯代二十両だと彫り込まれている。昔は「嫁入り」という道祖神ぬすみの風習があって、夜中に道祖神を近隣の村…

はてなブックマーク - 帯代二十両

157■ 細身の櫓、中間で一番細くなって見張り台では少し太くなっているように見える。これはレアなプロポーションではないか。円錐形の屋根、大きな矢羽。三角形の見張り台、半鐘の他に大きなスピーカー、もう半鐘が叩かれることはないのだろうか。三角形の櫓…

はてなブックマーク - 157 松本市島立の火の見櫓

『文明としての江戸システム 日本の歴史19』 講談社 2003年に完結した「日本の歴史」全26巻。全巻の通読は無理だが、この巻は精読したい。自己完結的な江戸システムはどんな点が優れていたのか。循環型社会創造のヒントを江戸システムにさがす。

はてなブックマーク - 「文明としての江戸システム」

■ 松本市の芳川消防署。藤森照信さんは建築デザインを「白」と「赤」に大別したが(白:例えば妹島和世さんの抽象的な現代建築、始祖はミース。赤:例えば藤森さんのバナキュラーな建築)、この建築は「白」。デザインはモダンでハイセンス。火の見櫓の後継…

はてなブックマーク - ― 赤いホース塔

■ 松本は古名を深志という。この深志という呼称には深瀬が転訛したものだという説がある。浅瀬に対する深瀬。松本駅周辺、特に東側はこの名を裏付けるように、軟弱層(泥炭層や泥炭質シルト層などの細粒堆積物の層)が厚くて強固な地盤、支持層は深い。大昔…

はてなブックマーク - 地名などに込められた意味

■ 5月になった。毎春恒例、花さかじいさん全国縦断ツアーも青森から津軽海峡を渡って北海道に到達しただろう。東北の惨状にはじいさんもビックリしたに違いない。4月の読了本は3冊だった。川上弘美の『ざらざら』新潮文庫。雑誌「クウネル」に掲載された掌編…

はてなブックマーク - ブックレビュー 2011.04
プロフィール
id:u1pinrin
最終更新:

火の見ヤグラー
一級建築士
・・・・・
信州の鄙里で暮らしています。
なんでも見て、かんでも考え、
なんでもかんでも書いてみよう。
・・・・・
ブログ開始
2006年4月16日(GOOブログ)
2025年4月29日(はてなブログ)

カテゴリー
最近のコメント
    参加グループ
    検索

    引用をストックしました

    引用するにはまずログインしてください

    引用をストックできませんでした。再度お試しください

    限定公開記事のため引用できません。

    読者です読者をやめる読者になる読者になる

    [8]ページ先頭

    ©2009-2025 Movatter.jp