■ Kさんへ、今日話題にしたのはこの作品です。『われらの時代』 新潮文庫。 手元にあるのは昭和44年11月20日12刷。 大江健三郎20代の作品。 ヘミングウェイの作品のことは最近まで知りませんでした・・・。 ■ 先日注文しておいた本が届いた。朝日新聞がスク…
156 松本市四賀見張り台の高さが4mくらいと小ぶりだが、火の見櫓のデザイン要素を一通り備えている。反りのついた屋根の避雷針と軒先の蕨手。見張り台の手すりの巻きひげ状の飾り。リング式ターンバックル付きのブレース。トラス状に組まれた脚部。そして梯…
155亜鉛めっきした構造用鋼管による火の見櫓。アングルでできた火の見櫓は50年以上前につくられたものが多い(昭和30年代前半)。これは亜鉛めっき鋼管を構成部材とする火の見櫓で、比較的新しい。隣接している役場の建設年度などから、20年くらい前(1984年…
「ニッポンの書評」 豊由美/光文社新書 ■著者の豊さんは**自分が心の底から素晴らしいと思った本を、簡にして要を得た紹介と面白い読解によって、その本の存在をいまだ知らない読者へ手渡すことに書評の意味と意義があるんです。** と書いている(150…
153 春のフォトアルバム 山形村下竹田にて 110422山形村の火の見櫓は総じてフォルムが整っていて美しい。 桜のドレスを纏(まと)う火の見櫓、季節限定。 残念ながら撤去されて現存しない。
152 松本市出川町の幹線道路沿いの火の見櫓 110420■ 数日前、車でここを通りかかった時は火の見櫓だとは気がつかなかった。いったい何の櫓だろう、とその時は思ったが、今日再びここを通りかかって、偶々信号待ちとなって、ドラ型の半鐘に気がついた。よく見…
ようやく『ざらざら』川上弘美/新潮文庫を読み終えた。雑誌「クウネル」などに発表した掌編小説をまとめたもの。描かれる様々な恋模様。**六年前に学生時代から続いていた恋人と別れた時の眠さとは、ちょっと違う眠さである。あのときの深い深い眠さでは…
151 白馬村にて■ うまくすくいとれないのだけれど、火の見櫓と防災無線とではいろいろなことが違う。情報を伝える側と受け取る側とのつながりの強さというのか、距離感というのか、が違う。地域のつながりが次第に希薄になっていくような・・・。手づくりの…
150 春のフォトアルバム 110407 大町市内にて 後方の双耳峰は鹿島槍ヶ岳
149■ このところ火の見櫓観察をしていない。これもTさん提供の写真。倉庫を櫓の脚部内に納めているので、上方に向かって絞り込みがキツイ。踊り場が櫓の中間より上にあるのも頷ける。ちょうど中間に設けようとすれば、広い床になるから。見張り台の大きさに…
■ 今日(3日)の朝刊の読書欄に掲載されている「売れてる10冊」を見る。『原発を考える50話 新版』、『原子力発電がよくわかる本』、『内部被曝の脅威』、・・・ 5冊が震災、原発関連の本だ。 3月は心静かに本を読むことなどできなかった・・・。『三陸海岸…
幕末の浮世絵師・歌川国芳の作品「東都三ツ股の図」■ 隅田川の対岸の塔状の工作物。左の低い方は実在した火の見櫓ではないか、右はスカイツリーだ! としばらく前に話題になった。 位置的にもほぼ一致しているのだとか。これは奇才・国芳の未来予想図か。川…
148 大町市の郊外にて 写真は火の見櫓ファンのTさん提供■ 見張り台に白塗りのかわいらしいベンチが据えられていたら、火の見櫓からの転用だとは気がつかないだろう。はじめから遊具としてつくられたものだと思ってしまうだろう・・・。地元の人たちが完全に…
『原発事故はなぜくりかえすのか』岩波新書 ■ 著者の高木仁三郎さんは原発の危険性について警鐘を鳴らし続けた方だった。この本の発行は2000年の12月のことだが、、高木さんはそのおよそ2か月前に62歳で不帰の人となった。今、お元気なら、今回の原発事故を…
火の見ヤグラー一級建築士・・・・・信州の鄙里で暮らしています。なんでも見て、かんでも考え、なんでもかんでも書いてみよう。・・・・・ブログ開始2006年4月16日(GOOブログ)2025年4月29日(はてなブログ)
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