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透明タペストリー2 

本や火の見櫓、建築などさまざまなものを素材に織り上げるタペストリー

2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

● 早いもので今日で6月も終わり。今月ブログに登場した本たち。来月村上春樹を巡る旅を終える予定。

はてなブックマーク - ブックレビュー 2007.06

● 楡周平。米国企業に在籍中に書いたデビュー作『Cの福音』がいきなりベストセラーになった。その後「朝倉恭介シリーズ」として6巻発表された(写真/宝島社文庫)。大沢在昌の『新宿鮫』シリーズを凌ぐ面白さだ(SK君におすすめ)。『フェイク』角川文庫…

はてなブックマーク - やはり楡周平は面白い

■ yom yom3号の色は黄色だろうと予想していたが、緑だった。今回も人気作家の作品がズラリならんでいる。重松清 川上弘美 沢木耕太郎 北村薫 唯川恵 角田光代 恩田陸 伊坂幸太郎・・・川上弘美の読み切り小説のタイトルは「急降下するエレベーター」、惜し…

はてなブックマーク - 予想に反し3号は緑色

■ このところタイトルの字数を10字と制約をつけて遊んでいる。この本のタイトルはちょうど10字。著者の福岡伸一氏は分子生物学者。とにかく文章がうまい。生命とはなにか?この問いに多くの分子生物学者が明快な答えを出そうと長年研究を続けてきた。著…

はてなブックマーク - 生物と無生物のあいだ

■ 幸田真音さんは作家になる前、国際金融市場の現場で仕事をしていた。そのときの経験や知識を活かしていままで経済社会で熱く生きる人間達を描いてきた。『コイン・トス』講談社文庫 はそんな幸田さんが描いた大人の恋の物語。**ふたりの運命を託した遠い…

はてなブックマーク - サスペンスフルな小説

● 村上春樹、小休止。 『猛スピードで母は』長嶋有を猛スピードで読了。なぜこの作品が芥川賞?、分からない・・・。このところ村上春樹の世界にすっかり浸かってしまっていて他の作品にうまく同調できないのかもしれない。「猛スピードで母はどうしちゃった…

はてなブックマーク - 猛スピードでどうした

●『羊をめぐる冒険』村上春樹/講談社文庫 上巻を読み終えた。オシャレなカバーデザインに描かれた星印のついた羊の意味が分かった。なるほどね。ようやくこの羊をめぐる冒険が始まった。これからどんな展開になるんだろう・・・。今夜から下巻を読む。ところ…

はてなブックマーク - カバーデザインの意味

□● 書棚を眺めていてこの本があることに気がついた。『日出る国の工場』平凡社 87年、20年前に発行されたノンフィクション。パラパラとページを繰ってみたが、内容を全く覚えていない。安西水丸さんとのコンビの本は新潮文庫に何冊か収められている。今…

はてなブックマーク - とりあえず長編を読む

■ 今朝(18日)の信濃毎日新聞の一面トップはこの記事だった(但し朝日新聞には全く載っていなかった)。電磁波と小児白血病の関連は否定できないとWHOが見解を示し、各国に対策法の整備など予防的な措置を取ることを求める勧告を盛り込んだ「環境保健…

はてなブックマーク - 電磁波対策は必要か?

『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ダンス・ダンス・ダンス』『国境の南、太陽の西』『ねじまき鳥クロニクル』『スプートニクの恋人』『海辺のカフカ』『ア…

はてなブックマーク - 初期三部作から読もう

■ 数年前に読んだ新書を取り出した。今夜再読しようと思う。この本の著者の月岡祐紀子さんは東京育ちの24才、大学を卒業したばかりの娘さん。四国八十八ヵ所の霊場巡りは遠い昔から今日まで静かなブームが続いている。空海の修行の追体験というのが本来の…

はてなブックマーク - 春樹本を時系列で読む

民家 遠い昔の記録 (197910)川越には久しく出かけていない。この写真は金物屋「まちかん」、他にも和菓子の「亀屋」や松崎屋運動具店など、この年に撮った写真を保存してある。火災に備えて莫大な建設費用を費やして造った蔵、その街並みは情緒が漂う。今…

はてなブックマーク - 情緒が漂う蔵の街並み

●スタニスワフ・レムの『ソラリスの陽のもとに』(ハヤカワ文庫)はSF小説の傑作だと思う。惑星ソラリスの海は、心の深層のメタファーだと理解することも出来るだろう。心の奥底にあるものを具現化して目の前に提示する。では、長編小説『海辺のカフカ』で…

はてなブックマーク - 心の深層のメタファー

●『海辺のカフカ』は文庫本で上巻が486ページ、下巻が528ページ 計1,000ページを越える長編小説だ。ようやく下巻の半分くらいまで読み進んだ。ナカタさんと、彼の旅に同行して四国までやってきたホシノさんがとうとう「甲村記念図書館」に行き着いた。パラレ…

はてなブックマーク - 長編の醍醐味を味わう

●『海辺のカフカ』 十五歳の誕生日に家出して高速バスで四国に向かった僕、田村カフカと猫と話が出来るナカタさんをそれぞれ主人公にする物語が平行して進んでいく・・・。当然どこかでふたつの物語は重なってひとつになると思うが、どこでどのようにして・…

はてなブックマーク - 今夜も村上春樹に浸る

■ 村上春樹ファンを自認する友人からメールが届いた。一番好きな作品は『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』だという。新潮文庫に収録されている長編だ。『海辺のカフカ』の次に読んでみよう。友人はなかなかの読書家、「主人公が日常と非日常…

はてなブックマーク - なんてたって村上春樹

『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ダンス・ダンス・ダンス』『国境の南、太陽の西』『ねじまき鳥クロニクル』『スプートニクの恋人』『海辺のカフカ』『アフタ…

はてなブックマーク - スケジュールを立てる

■ 八十日間で村上春樹の世界を一周する。 デビュー作の『風の歌を聴け』から近作の『アフターダーク』まで「黄色い背表紙の文庫」に収められている主要な作品を八十日間位で読もうと思う。そうジュール・ヴェルヌの世界旅行の日数で。『風の歌を聴け』風の歌…

はてなブックマーク - 村上春樹の世界を巡る

● 講談社文庫の刊行スタートは1971年の7月だが、当時は今とは違って地味ではあるが格調のあるカバーデザインだった(写真左)。左の本に挟んであったしおりに、日本文学が緑色、海外文学が橙色、日本(人文・社会・自然)は黄色、海外(同)は空色と色分けの…

はてなブックマーク - 講談社文庫のデザイン

● 『モモ』ミヒャエル・エンデ/岩波書店は小学校の高学年生くらいを対象にした児童文学、ということでしょうが、時間に追われて生活している大人が読んでもいいかもしれません。このブログの読者の中にも、むかし子どもに読み聞かせたという方が居られること…

はてなブックマーク - 「夢」について

● 光文社文庫を読むことはまず無いが、光文社新書はよく読む。このシンプルなデザインが好き、というのがその理由。新潮文庫のファンだが、新潮新書を手にすることはあまりない。デザインが好きでないから(書棚にいまあるのは『バカの壁』1冊のみ、これは…

はてなブックマーク - 週末読書 2

■■「牧神の午後の前奏曲」はドビュッシー、「独身の午後の読書」は私。家人が旅行中で私は週末独身貴族、否、週末独身貧乏人。阿川佐和子さんはエッセイ集を何冊も出している。ちくま文庫や幻冬舎文庫にも収められているが、大半は文春文庫。阿川さんのエッ…

はてなブックマーク - 週末読書 1

5月にこのブログに出てきた本たち。『疾走』重松清と『百億の昼と千億の夜』光瀬 龍が印象に残っている。『私の家は山の向こう』テレサ・テンの物語は今夜テレビで放送される。

はてなブックマーク - ブックレビュー 2007.05
プロフィール
id:u1pinrin
最終更新:

火の見ヤグラー
一級建築士
・・・・・
信州の鄙里で暮らしています。
なんでも見て、かんでも考え、
なんでもかんでも書いてみよう。
・・・・・
ブログ開始
2006年4月16日(GOOブログ)
2025年4月29日(はてなブログ)

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