● 幕の内弁当には様々なおかずが等価な扱いでコンパクトにきれいに並んでいる。この幕の内弁当的という観点によって工業製品もデパートも都市も・・・それこそなんでもかんでも捉えて論じた日本文化論。今月の14、15日と東京したが、その際青山ブックセ…
今月のブログに登場した本をアップする。『袋小路の男』『無銭優雅』『廃市』 恋愛のパターンは多種多様。
● 映画「惑星ソラリス」を岩波ホールで観たのは随分昔のことだ。首都高速道路が未来都市のシーンとして登場していたことを今でも覚えている。この映画の原作『ソラリスの陽のもとに』スタニスワフ・レム、東京の友人のブログ「月下のひとりごと」のお薦め本…
●『疾走』・・・久しぶりに長編小説を一気に読んだ。人はひとりで生まれてひとりで死んでいく。人はもうひとりの自分を探す。自分と「同じ」と思えるもうひとりの自分探し・・・。主人公シュウジがもうひとりの自分、エリと出会い「ひとつ」になるまでの数年…
● **あなたは、袋小路に住んでいる。つきあたりは別の番地の裏の塀で、猫だけが何の苦もなく往来している。** 表題作に登場する男、小田切は作家志望だがなかなか芽が出ない、袋小路状態。小田切にぞっこんで、なんだかストーカーチックに思いを寄せてい…
● 今朝のウォーキング 唐松の芽吹き、ストライプな畑 ■ ● GWに読みたい本『袋小路の男』絲山秋子/講談社帯によると「恋人でも友人でもない関係を描く、話題沸騰の小説」だそうだ。『沖で待つ』の私と太っちゃんの関係もそうだった。今夜読むか・・・。『百…
● 桜の季節から新緑の季節へ。手元にある重松清の文庫を並べてみた。新緑の野山をイメージさせる背表紙。講談社文庫は水色だが、新潮文庫、文春文庫、中公文庫はともに緑。この作家はうまいと思う。とにかく読ませる。「疾走」は未読、講談社文庫だと思って…
● ワタリウム美術館(渋谷区神宮前)でブルーノ・タウト展をみたことは既に書いた。3年の在日期間中、タウトは実に精力的に活動していたことを展示によって知った。ブルーノ・タウトは毎日の所見や感想を克明に日記にしたためていた。その日記も展示されて…
● 春爛漫 松本城の桜(070413)● 手元にある新潮文庫の『愛の試み』平成13年(41刷)のカバーの折り返しに載っている福永武彦の作品は『草の花』『愛の試み』『海市』の3冊のみ。昭和56年(45刷)の『草の花』には9冊載っているのに・・・。この作…
● 古刹の白梅 ● しばらく前に読んだ『美の構成学 バウハウスからフラクタルまで』三井秀樹/中公新書、自室の書棚を見ていて2冊あることに気がついた。1冊は初版で96年の発行。この年に既に読んだ本だった。● 最近この本を読んだのは建築造形における「繰…
1976年発行(左) 2007年発行(右)● ブルーバックスを読んだのは20年ぶり、いやもしかしたらそれ以上になるかもしれない。左がブルーバックスの一般的なカバーデザインだが、実はこのデザインがあまり好きではない。ブルーバックスでは直感的に認…
● いま脳は最先端の研究テーマ。抗体の多様性の謎を解明してノーベル賞を受賞した利根川進さんも、記憶の再生のメカニズムの解明をはじめ脳科学の研究へとシフトした(『私の脳科学講義』岩波新書 なぜか岩波新書の表紙は、アップすると不鮮明になってしまう…
● 昨年の4月に木材活用推進協議会の主催で行なわれたシンポジウムを収録した冊子。先日東京の友人がわざわざ送ってくれた。ありがとう!講演したのは冊子の表紙に載っている建築家、内藤廣さんと小嶋一浩さん。ふたりとも木をよく使っているが、内藤さんの…
3月のブログに出てきた本たち。『前川國男 現代との対話』は特急あずさの中で撮った。
● 「カフェDEサイエンス」は一般市民と科学者がカフェで語らうという試み。参加者は遺伝子、脳そして言語という現代科学の主要なテーマに関する最新の知見を聴き知的好奇心を満たす。市民の質問などが科学者にとって研究のヒントになるかもしれない・・・…
火の見ヤグラー一級建築士・・・・・信州の鄙里で暮らしています。なんでも見て、かんでも考え、なんでもかんでも書いてみよう。・・・・・ブログ開始2006年4月16日(GOOブログ)2025年4月29日(はてなブログ)
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