■ 増沢洵さんという建築家が建坪がたった9坪の自邸を設計しました。1階が3間×3間の正方形、2階は6坪 合計15坪の住宅です。1952年に出来たこの住宅、建築界では有名で「最小限住居」と呼ばれています。 ある展覧会(1999年)でその家の骨組み…
○民家 昔の記録(7910) このブログによく出てくる藤森さん、最近肩書きの建築史家に建築家が加わった。自然素材をうまく使ってなかなか味のある建築を設計している。今年の5月号だったか藤森さんの作品がとうとう建築専門雑誌「新建築」の表紙を飾った。藤…
33年の時を経て刊行された小松左京の『SF魂』新潮新書が書店に平積みにされていた。帯には**私が日本を沈没させました。**とある。勿論、現在公開中の映画「日本沈没」を意識したコピーだろう。早速、一読。日本沈没の第二部についてこんな記述があ…
以前読書記録をつける代わりに読了本を書棚に並べて写真に撮っておくことをしばらくやっていたことがありました。まだデジカメではありませんでしたから、プリントしてダイアリーの余白に貼り付けていました。それを復活しました。ブログに記した本をパソコ…
日本沈没 小松左京/小学館文庫 このSF小説がカッパ・ノベルスで出版されたのが1973年のこと。当時、上下巻400万部という大ベストセラーだったと解説にある。前半でマントルの動きを気象、特に気団のアナロジーとして捉えて急激な地殻変動を説明す…
中島敦の『山月記』 わずか16頁(新潮文庫)の短編。 小説は長短ではない、そう人生と同じように。 この小説は高校の教科書に採用されることが多いらしい。 正直に書く、数年前までこの小説を知らなかった。 最近再読した。人によっていろいろな読み方が出…
■ 最近脳を鍛えることがブームのようだ。関連本が書店に並んでいる。脳も体と同様に鍛えないと衰えてしまう。実感。 『脳内現象 <私>はいかに創られるか』茂木健一郎/NHKブックスときどきこの手の本を読んでみたくなる。内容が難しくて一読しただけでは…
○イタリアな本(0607) フランスとイタリア サッカーW杯の決勝で戦った両国の国旗、青と緑が異なるだけ、と気が付いた・・・。イタリア国旗の緑は美しい国土、白は雪、赤は情熱を表しているという。 イタリアの優勝で幕を閉じたドイツ大会、イタリアな本を…
徳利屋の吹き抜け空間 0607 ■ 中山道六十七宿、奈良井宿はそのうちの一つ。この宿場の旅籠だった徳利屋を見学してきた。この建物の見所である吹き抜けは、3間×4間半、27畳の大きさ。なかなか大きな空間だ。屋根面2箇所に設けられた天窓から入る光で室内…
■ 国立新美術館が完成した。一般公開は来年になるらしい。設計は黒川紀章と日本設計の共同。 以前、乃木坂のギャラリー間に行くつもりが、地下鉄の出口を間違えてこの美術館の近くに出てしまったことがあった。そのとき工事中だった美術館が完成したのだ。外…
恋愛小説 (0607) ■ しばらく前に川上弘美の『夜の公園』中央公論新社を読んだが、それ以降恋愛小説は読んでいなかった。ある方のブログに辻井喬の『虹の岬』が載っていた。読んでみようと思ったのだが、松本の書店では見つからなかった。先日、丸の内オア…
茅野市内の民家 (0606)■ こちらは、茅野市内で見かけた鉄平石菱(ひし)葺き屋根。この地方は鉄平石の産地。諏訪の建てぐるみの民家の写真を以前載せたが、その屋根もこれと同じ葺き方だった。天然石は丈夫で長持ちだが屋根材として使う場合には鉄板などの…
民家の記録 仙台市郊外の女川町にて(7903) 東京駅の屋根 (0606) ■ 宮城県仙台市の郊外、女川町の辺りは国内では数少ない粘板岩の一種、玄昌石の産地。私が訪ねた30年近く前にはこのように外壁に玄昌石を張った民家が点在していた。現在でも残っているの…
火の見ヤグラー一級建築士・・・・・信州の鄙里で暮らしています。なんでも見て、かんでも考え、なんでもかんでも書いてみよう。・・・・・ブログ開始2006年4月16日(GOOブログ)2025年4月29日(はてなブログ)
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