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KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

高崎レトロ喫茶「コンパル」で朝食を食べよう!

高崎にはコンパルというレトロな喫茶店がある、

多くの人たちは、それに惹かれてコンパルへ行く、私もその中の1人だった

 

ホテルから10分ほど歩き、スズラン百貨店高崎店近くまで来ています

 

高崎城のお堀だろうか、あまりきれいではないけど、気になる光景だ

 

道路を挟み、向こう側には石垣が見える、

少しだけ興味を持ったけど、もう8時になろうとしている、急がねば!!

 

宮元町交差点を曲がって、さやモールに入ります

 

こちらの通りが「さやモール」です、ここの住所が高崎市鞘町というのでさやモールです

 

何か石柱があるけど、私が目指してきた場所はその隣りにあります

 

「喫茶コンパル」に到着です!

この看板のデザイン、どうですか? ものすごく味があるでしょ!

私はこの看板の惹かれてしまい、コンパルに興味を持ってしまった

 

(喫茶コンパル)

群馬県高崎市鞘町62

 

ほぼ営業開始時間の8時に到着した、

本当に8時からやっているのだろうか・・・と少しだけ不安に思って来たみたけど、営業中の看板があり、よし!やっているぞ・・・とはならなかった(笑)

この看板はずっとこのままのような気がしてしまった(疑り深いヤツめ)

 

それにしてもこのディスプレイ・・・

「まさに昭和!!」

こんなに色あせているにもかかわらず、この胸にときめくものは何だろうか!(笑)

 

もう踏まれまくられ、文字が剥がれてしまっているが、コンパルは健在!!

 

なんだ、このハイセンスな紋様は?!

ある意味、センスの塊のようなカラーリングだ、それにしても薄暗く、階段を上がることを躊躇ってしまう人もいるに違いない、では私は一気に上がっていった

 

そしてドアを開ける、

店内に入ったけど、マスターには認識されていない、しかし厨房には人の気配を感じていたので、厨房まで行き、「おはようございます!」と声をかけ認知してもらった

 

この椅子たち、形もそうだけど、そのくたびれ具合も含め、とっても趣きがある、

まさにレトロ喫茶と言っていいだろう、それは人工的につくられたものではなく、長年培ってきた、天然のレトロなのだ

 

私はマスターに「窓際の席に座らせてもらいますね!」といって絵画の下の席に座ることにした

 

そしてこれが座った席からの光景です、

窓際の席だけ、椅子ではなくソファー仕様となっており、白と赤でバランスがとられていた、座り心地は決していいものではないけど、不思議と気分はよかった

 

私の席には植物が置かれており、これもあまり喫茶店では見かけない光景かもしれない、周りの席をみても、各テーブルに植物が置かれており、席によっては花が置かれていた、マスターは植物好きの人なのだろう

 

お冷をもってきてくれた、

そしてバチッと扇風機のスイッチを入れてくれた、気持ちのよい風が流れてきた

 

ではメニューを見ようか・・・。

 

このメニュー表にも外の看板に描かれていた女性がいた、

この絵にどうしても惹かれてしまう、そう感じる人は多いに違いないと断言できるほどに完成されている

 

カフェテリア コンパルとかかれている、

この女性はどのような感情を持った表情なのだろうか、アンニュイとしておくのが無難だろうか

 

メニューは見開き1ページ、価格の部分が紙が貼られて修正されている、この年季から推測すると、当時からのメニュー表であり、時代とともに価格を張り換えてきたのかもしれない、手書きで書かれたメニューもあるので、バリエーションも増やしてきたのだろう

 

マスターは私の席とは真逆の奥の厨房にいた、

私は厨房まで行き、注文をすることにした、少し待てば注文を聞きにきたのだろうけど、ちょっと店内も歩いてみたかったので、そのついでです

 

右には大きな鏡が掛けられている、その向かいにはカウンターがあり、ここで会計などをする、そして正面には厨房があり、マスターはそこで私に朝食を作ってくれていた

 

天井も凝った造りとなっていた、

このコンパルは人気が高く、ネットで検索すると多くのブログがヒットする、事前情報集めには事欠かない喫茶店だった、それによると以前は2階と3階の2フロアで営業をしており、吹き抜け構造となっていたらしい、その名残のように思える

 

こちらはガラス張りとなっており、上がってきた階段と3階へ続いている階段が見えていた

 

それにしても店内には装飾が多い、これはドライフラワーの類のように思えるけど、このごちゃ感もよい味をだしている

 

こちらは手作り的なものなのだろうか、あのアンニュイな女性がかけられていた

 

高崎といえば、だるまというのは日本共通の認識だ(笑)

カウンターにもだるまが置かれている、私は人生でだるまを買ったこともないし、家にもおいたことはない

 

ソファーのカラーを互い違いに並べており、完璧な調和を生んでいた

 

ふいにマスターには話しかけられ、

出張ですか? 

高崎へ来るのって便がいいですよね・・・・とそんなことを話した

 

私が座っている席の正面には、これまた気になる女性の絵が飾ってあった

 

その下にあるポスター的なモノの女性は誰だろうか、

その答えを聞くことには意味はない、そう思うことでとどめておくのがよいのだ

 

ライトのセンス、これもこだわりだろう、1つはガラスが壊れており、ライトがむき出しとなっている箇所もあった、それもまたコンパルの歴史だ

 

三角のライト、そして階段上のライト、これもまたデザインが違う、

統一性がないが、それがこの店全体の調和へと昇華されている、そんな気になってきてしまう

 

これはフェイクグリーンなのか、実際のものかは断定できない、

この店であれはホンモノであっても全く不思議ではないのだ

 

こちらの席の花ははらりと落ちており、それが芸術性を高めていた(笑)

 

しばらくすると、タバスコ・塩、フォークだろうか、実際には使うことがなかったのでスプーンかフォークかはわからなかったけど、普通はフォークだよね、そして素のストローがおかれた

 

私が注文したのはピザトースト、アイスコーヒーです

これは見た目からうまい!!

 

ピーマン、たまねぎ、というオーソドックスなピザ、

それにしても、美味い! 本当に美味かった!!

まずはそのままで食べ、次にタバスコを少しかけて食べ、さらに少し多めにタバスコをかけて食べた、私も食のアンサンブルを楽しんだ(笑)

 

このグラスもディスプレイで見たものと同じ、

私がこの地上でもっとも好きな飲み物、それがアイスコーヒーだ

これも当然のように美味しい

 

商店街の景色を見ながら、朝食を食べる

眼下では会社へ向かっている人、なんとなく外に出て散歩している人、時折、配送トラックが走り抜けていた

 

ここにも植木があった、本当に好きなんだね

 

高崎の空も少しづつ晴れてきた、優雅な朝食だ

私が入ってから30分後、初老の女性が入ってきて、窓際の席に座った、雰囲気から察するに普段から来ている常連さんなのだろう

 

私は1時間ほど、高崎・コンパルでの朝食を楽しみ、席をたった

マスターはお粗末様でした・・・と謙遜されていたので、とっても美味しかったです・・・・とお返ししておきました

 

このピエロは何??と最後に疑問に思ったけど、

まぁ、意味はないのだろう、なんとなく貼ってみた、そんな理由だろうな・・・と勝手に結論付けた

 

高崎に来たら、また来たいと思える雰囲気、とても入りやすい喫茶店だった

 

来るときに見上げた時は薄暗い階段だったけど、今は陽光差す明るい階段へとかわっていた

 

もし高崎に来た時、寄ってみてほしい、

ホンモノのレトロ喫茶に出会える場所、それがコンパルだ

 

ここの売りはめちゃくちゃ果物が乗ったパフェらしい、特にプリンアラモードがおススメとのことだ

 

ピラフとかもあったけど、私はやはりピザがいい、

そして次はミルクセーキを頼み、最後の締めにホットコーヒーを飲みたいと思った

 

最後、階段を見上げてきた、その表情は8時のものと少しだけ違っていた

 

アンニュイな女性の頬が染まっている・・・・と思ったけど

 

はは・・・角度の問題だった

 

私の足取りは軽く、高崎駅へと向かっている

 

高島屋高崎店が見えてきた、品格がある建物だ

 

高崎駅、東京から1時間もかからず来ることができる、

いや、今は高崎駅ではなく「ぐんまちゃん駅」だった

 

そして戻ってきたアーバンホテル、アーバンというものレトロな響きだ、

このホテルに泊まったのも必然だったのかな・・と勝手も話を膨らませてしまった

 

高崎レトロ喫茶「コンパル」で朝食を食べよう! 完

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