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古民家ギャラリーうした+古本カフェ便り

読書ブログなど、自分の興味のあることを書いていきたい。

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

河出文庫 1998年 ここまでおしゃれで押しつけがましくなく、旅を 語っている本に久しぶりに出会った。 スイスとか、そこら辺を旅して、もちろん、パンだ。 おいしいパンをたくさん食べていらっしゃる。最近、 ぼくはパンに興味があるので、面白く読んだ…

はてなブックマーク - アァルトの椅子と小さな家   堀井和子

講談社文庫 昭和53年 この本は絶版らしいので、手に入れるのは難しい かもしれない。古本屋でハハがホッと見つけて、 110円だったので、即購入。 ちひろ女史とは、遠からず縁があって、ハハが、K 党で働いていた時、挿絵を描いていたのだが、その 当時…

はてなブックマーク - ちひろのことば    いわさきちひろ

光文社 1999年 20年前のあぶらののっていた時期に書かれた小泉氏 のゲテモノ食い紀行本。 ぼくは二カ月で十キロ痩せて、あまり昔ほど食に興味 を失ってしまい、逆に食べないことに興味が湧いてき ている。いかに食べないでいられるか、を常に考えて い…

はてなブックマーク - 地球快食紀行   小泉武夫

集英社 1997年 まあ、そうだね、ヒマでヒマで、鼻くそほじるくらいしか やることが思いつかないときに、読んだらいいのかもね。 貴重な時間をさいて読む本ではないね。 100円本だったけれど、未読だったけどね。一番、印象に 残ったのは、ヒロシとい…

はてなブックマーク - 世界あっちこっちめぐり  絵・文 さくらももこ

リチャード・W・ブラウン・写真 今野雅子・訳 メディア・ファクトリー 2004年 文章が短いので、サクサクっと読めて、ページを めくる手が止まらない。そのページをめくる音が 紙によるものか、とてもいい。写真もナチュラルで いいし、ターシャさんの言…

はてなブックマーク - ターシャ・テューダーの言葉3 今がいちばんいい時よ

青木日出夫・訳 早川書房 1966年 ぼくははじめ、中絶か、キツイな、と思った。いま、 アメリカで妊娠中絶が法的に禁止になる州があるという。 レイプ、近親相姦、などでできた子供も堕胎できない という。中絶できる自由は女性にあるべきだ、というのが …

はてなブックマーク - 愛のゆくえ    リチャード・ブローティガン

幻冬舎文庫 2006年 バレエを踊ってきたひとりの女の半生。学生時代は パジャマのズボンをスカートの下に履いて学校に行 ってしまうような女子だったらしい。なんとも残念 な美人だ。忘れ物も、ハンカチ、チリ紙はクラスで 一番多かったし、バレエ以外の…

はてなブックマーク - バレエ漬け    草刈民代

集英社文庫 2002年 処女作「走るジイサン」がよかったので、古本屋に 並んでいたので、速攻買ってみた。 ヤクザに惚れられた治子も、シナリオライター志望 の青年と離婚したばかりの照代も、万引きするエン コ―する女子高生の加菜子もなにを求めるかとい…

はてなブックマーク - コンビニ・ララバイ   池永陽

鴻巣友季子・訳 早川書房 2000年 踏んだり蹴ったりな話だな、と思った。ひどい話だ。大学 教授、52歳が生徒を半ばレイプする、ってのも妙な話だ。 そんなインテリゲンチャが、イロキチみたいに描いている こと自体がなにかを示唆しているとは思う。そ…

はてなブックマーク - 恥辱    J・M・クッツェー

新潮文庫 平成24年 この読んでいるのは文庫版で全部で六冊ある。この 本らが持ち込まれたのは一年以上前で、ずっと本棚 に鎮座ましましていたのだが、ユーチューバーで見 ている人が、読んでいたので、どんなもんか、と思 って読み始めた。 いろいろ考えね…

はてなブックマーク - 1Q84            村上春樹

河出文庫 2017年 小池女史という人はすごくロマンティックな人だ。どんな 時でも人は小説を読んできた、本を欲した、言葉は人を 救ってきた、と書く。言葉の持つ力を信じているのだろう。 女友達が大学時代フライドポテトを作ってくれた、と思い 出す。…

はてなブックマーク - 感傷的な午後の珈琲   小池真理子

中公文庫 1999年 前に読んだ本、パリっ子~を読むのに21日間を 費やしたのに、この本を読むのにかかったのは一日 だけだ。 読書を続けるコツは、難読書はさっさと切り上げて、 読んで楽しい本を発見し、次々と読んでいくことに あるようだ。 この人は…

はてなブックマーク - ロンドンでフラット暮らし    岩野礼子

河出文庫 1995年 ぼくのフランス料理のデビューは小学4年のとき、銀座の パリの朝市というレストランでだった。魚から出汁をとった スープが苦手だった。他はとても美味しかったと思うが、細 かいメニューまでは覚えていない。が、ハハが、パンに付ける…

はてなブックマーク - パリっ子の食卓 フランスの家庭料理のレシピノート 佐藤真

筑摩書房 2000年 ぼくの元にこの古ぼけた広島市立図書館から ただで配布された本が届いたのは、かれこれ、 もう半年も前のことになる。ずっと、ツンドク してトイレの棚に置かれていた。 この本を読了したのは、前に読了した本から二週間 以上たっている…

はてなブックマーク - 沈黙博物館     小川洋子

幻冬舎文庫 平成25年 著者が26歳のときだから、2001ころの ことが描かれているらしい。 南米に行きたい、と言いつつ、東南アジアに降 り立ち、いろいろ国を巡りつつ、赤道を越えてい く。 けっこう楽しく書いてあって、自信過剰というか 俺様タイプ…

はてなブックマーク - 世界一周わたしの居場所はどこにある⁈  西井敏恭

新潮文庫 2011年 カフカがこんなにも絶望していたなんて知らなかった。 どんどん落ち込みスパイラルに陥って、沼に沈んでいっ てしまうカフカ。それをそっと見守る頭木氏。どんなに ガンバっても、自分を評価できないなんて、なんて可哀 想な人なんだ。…

はてなブックマーク - 絶望名人 カフカの人生論   カフカ 頭木弘樹・編・訳

文春文庫 2008年 久々のシーナSF作品との出会いだった。もちろん、 問題になってくるのはひとつ目女だ。 人工的にセックス目的でつくられたというひとつ目女。 その親となるラクダを探して欲しいという依頼から はじまる冒険譚。それらは、じょじょにい…

はてなブックマーク - ひとつ目女     椎名誠

河出書房 1988年 西川治氏の本は何冊か拝読しているが、この本が ベストではないか。ウンチクと風景、経験のバラ ンスが丁度いい感じだ。句読点の付け方も絶妙だ。 女の選び方にも言及している。ぼくは、一応にして へっ、なに言ってやがる、っるせえ、…

はてなブックマーク - マスタードをお取りねがえますか。   西川治
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